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2017年06月17日 イイね!

珍車PART700

珍車PART700
5年前から始めたこの珍車シリーズ、ワタシの加盟している業者オークションの出品車から街角で目撃した今となっては珍車とくくれる旧車・レア車・絶版車を取り上げご紹介してきましたが今回で700台目(^^;
昨夏思いがけずに退会喰らい殆ど消え去ってしまいましたが誰のためでもない、自分のライフワーク?でしたのでゆっくりですが復旧作業中、復旧もライフワークって感じで「こんなのあったなぁ」とか愉しんでやってます(^^)v

これまでキリ番(100~600)はワタシの愛車、E39(38)AギャランVR-4を取り上げてきました。
これも5年前でももうそれ程出品はなかったですがさすがにこれだけ年数経ち旧車として認知、市場価格もこの2~3年で上昇の一途、ここまでくるとクルマそのものが増える事は絶対ないながらも減り止まりした感じ?

人気のあったクルマで数も出ていたので現在でも多くはないながらそれ程探索の苦労なくどこかしらの会場に月イチ~2か月に1度位は出てきており次期E74(84)のVR-4、エボⅠ~Ⅱよりも見かけます!
ただ、程度のいいものは滅多になく90年の後期型がほぼ、前期<中期<後期って感じですね~。

今回はそんな現状の中、レア度の高い前期モノの極上を発見したので取り上げます!

⇒『昭和63年(1988)6代目E39A型ギャランVR-4』!!

87年に従来型ギャラン(Σ E10系)のワンクラス下にデビューしたE30系ギャラン、従来型がV6等を搭載し年々豪華になり純粋な4発小型セダン枠に新風を吹き込む意味で登場、当時でE10Σがモデルライフ終盤の4年を経過し商品寿命が尽きかけていたところ若手デザイナーの起用によるそれまでの三菱車のイメージをガラリと変える内容、斬新さが話題となり大人気となりました。

そんなE30ギャランの最高峰がVR-4、普及型の2か月遅れでデビュー、ランサーEX~スタリオンで培ったラリーのテクノロジーを注ぎ込みアウディクワトロ以降ラリーウェポンの常識となるフルタイム4WDシステムを搭載、長い歴史を誇る4G63型エンジンをDOHC16バルブ化、シングルターボにインタークーラー搭載によりクラス最高のネット205psを叩き出しスポ車ファンにも見逃せない存在でした。

↓1987年秋にデビューしたギャランVR-4


当時第二次ハイパワーブームでトヨタと日産が200psの壁を巡り激戦を繰り広げていた時期、ソアラ、セリカXXやフェアレディZ、スカイラインRSターボ、そこにマツダのREターボも加わり激しい馬力争いが繰り広げられる中、伏兵?三菱がそのTOPに立ったのも菱ファンとしたら鼻高ダカでしたっけw

TOPを制したVR-4は猛追するライバル達と切磋琢磨、89年のMCで出力を220psに、90年には240psまで高め(ATは210ps)最後まで進化を遂げながら92年まで生産、これ以降はそのDNAをランサーエボリューションに託しその後の展開はご存じの通り!

ワタシら世代ではやはり思い入れのあるモデル、2LでL/100ps超えはネット表示になってからは初めてのモデルでしたし国際ラリーでの鮮やかな活躍は40~60代の走り好きの脳裏には焼き付いている筈、若いクルマ好きには単なるエボの元祖としての認知しかないようですがランサーの格上である分、小型セダンとしての完成度、充実度はエボよりも上でジェントルでしたしね、走りは当然エボに譲りますが快適性ではギャランが上と断言できます。

今回出てきたのは現在残存がかなり少なくなった88年の前期205psモデル、絶対馬力では中期~後期に及ばないながら特性ではそれらよりドッカンターボ具合が強く荒々しい乗り味でしたネ~。

そろそろ30年になる現車、奇跡的な上物で何と総合評価は4点というのが凄い!!

↓総評4、内外Bという信じられない高得点!


実走も36000㎞を少し出た程度、走らなきゃイイってモンでもなくココでも低走行距離をウザい程やたら自慢気に語るギャラン乗りがいますが29年で3万㎞、走らなさ過ぎじゃね!?って感じ、クルマというものは走ってナンボ、走らなくても痛むところは痛むし逆に走らないから痛むケースもある、当然走り過ぎでも痛みますが適正距離には程遠いVR-4ですね、前オーナーさんはこのクルマをホントに愉しんだのだろうか?と思う程です…。

多分、無類のVR-4好き?車庫保管の上に手入れもきちんと行い溺愛しないと未再生(と思われる)で29年、この状態での維持は不可能、山梨のギャラン仲間で自分の命並みに大事にしている彼の個体と肩並べるでしょう!

↓3~5年落ちでもなかなか付かないB評価のインパネ&室内、大袈裟抜きで新車並み!



とは言え29年経過、さすがの頑強菱車でも瑕疵はあるとは思いますがここまで溺愛されてきた現車、そう金も掛からずまだまだ現役でしょうね。

今残るVR-4、20万㎞、30万㎞が当たり前ですから走らな過ぎとは言えかなり羨ましい状態、ここまで極上の前期モノは山梨の仲間とこれのみではないかと…

↓弄られる運命のスポーツモデルながらドノーマル!貴重品!



ド初期のみのウレタン製Rrスポ、ブラックアウトのドアハンドル、ルーフモールが色褪せなく現役なのが泣かせます、29年間屋根保管の証ですね!これは最早博物館級レベルの個体ではないかと感じます。

↓ボディ全体、塗装も含めて無問題!現車見たらさぞ感激でしょうね~


西からの出品、落ちた金額は限りなく3桁に近い2桁、不具合のある電格や下廻りサビ対策、そして車検整備+α(利益)でこれは100後半位付けてもおかしくないレベル!

スタリオンやランタボに次いで三菱旧車の傑作車として近年認知されてきてるのもありこのVR-4も今や驚く金額、ワタシのはこんな極上でもなく何せ2号機とのニコイチですからこんな額には成り得ないながらも底値の時に復活購入(2号機)してるのでね、ギャランに限りませんが今のある意味バカげた高額にはただ啞然とするのみですが愛車が高評価されている証拠でもあるので嬉しさも隠せませんナ(^^)/
Posted at 2017/06/17 21:15:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2017年06月17日 イイね!

Maroネコさんのボクシングトレーニングwww

 Maroネコさんのボクシングトレーニングwww
大好物のホシカマをじらしていたらボクシングのパンチトレーニングみたいで(笑)

本人からしたら「いいから早くよこせ!」なんでしょうがこの姿がオモロクて…決して苛めてませんヨ(^^;

それにしてもロッキーも亀田も真っ青のパンチの速さ!お見事って感ーんじ(爆)

Posted at 2017/06/17 00:25:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | | ペット

プロフィール

「”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48498943/
何シテル?   06/22 00:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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