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元Gureのブログ一覧

2017年10月08日 イイね!

珍車PART731

珍車PART731
続いてライフワークの?珍車シリーズやりまひょかw

これも人気車でしたんであれほどウヨウヨしてたのにさすがに製廃から20年超、元気なドリフターに葬られたのか!?めっきり見なくなりましたよね~…

とか言いながらもドリフトイベント等では兄弟の180SX含めまだまだ根強い人気があるのも事実、これも日産901運動期に現れたゴーン以前の名車だと思います、これが出た頃でも既にいい歳コイてた元Gure、口では「ガキのクルマ」とか言いながらも内心すごく引っ掛かるモデルでしたw

⇒『平成元年(1989)5代目S13型シルビア1800Q`s』

S13、ワタシづれが語らずとも若い世代を中心に超人気のあったクルマななおでクドい解説は省きますがこのクルマ、数奇な運命と言ってもいい程にデビュー時にメーカーが目論んだユーザー層とは真逆な?走り層にウケまくりいい意味での誤算を生んだモデルでしたネ。

シルビア、元々は当時のオープンモデルだったフェアレディ(SP/SR)のクローズドボディ版として少量生産で登場、一時ラインナップから消えるも70年代から伝統的にスペシャリティカー王座の地位を揺るがせないセリカに対し2代目として再デビュー(S10)しますがセリカの壁は高くその後3代目(S110)、5代目(S12)でもその壁を乗り越える事はできませんでした。

そんな折にスペシャリティカー市場はバブルの影響下、新たに“デートカー”として注目されそれまでの男臭いモノから女性を侍らせオシャレなシーンを演出する都会的なクーペに変貌、そこで一気に人気を得たのはセリカではなくオシャレさには敏感なホンダのプレリュードでした!

そこで日産は男臭いセリカだけではなくプレリュードにも照準を合わせ88年に現車でありS13型シルビアを発売しデートカー市場に名乗りを上げた訳ですね~。
このためS13は「ART FORCE SILVIA」のコピーで訴求、未来的デザインと従来にないパステルカラーを推したり斬新なグレード名=トランプからなるK`s/Q`s/J`s といったオシャレ感満載、悪く言えばデビュー当初はプレリュードに劣らぬ軟弱さを感じさせるモノでした。

しかし!当時少数になっていたFR縦置きを先代S12から引き続き採用した事が大きな要因で走り屋層や既に少数になりつつあったFRマニアに大きく支持される事になり結果的にオシャレな都会的なカップルよりもいかにも男臭いやんちゃな?走り屋に愛される結果となった事は承知の事実、当初はそれに戸惑った日産でしたがこれに意を得た事により走り屋層が魔改造していた180SXとの相の子?であるシルエイティやワンビアまで造るといった調子、皆さんもカップルがオシャレに乗りこなすS13より↓のようなイメージが高いのでは???


88年当時このクラスのスポーティorクーペモデルでFRを採用していたのはシルビア/180SXのみ、セリカもプレリュードもFF、そしてラリーウェポンのレガシシィRSやギャランVR-4、ブルーバードSSS-RやパルサーGTI-Rは4駆、スープラ、Z、RX-7はFRながら高額でしたので“前時代的遺物”であるFRのシルビアがコスト安価なFRスポーツとして高い支持を得たのは正に数奇な運命だったと感じます、この頃はまだ首都高や峠走りをかじっていた身としてはS13、大いに気になりましたがネ、乗ってるのはいかにも免許取り立ての小僧ばかりだったし内心欲しいナ と思いながらも恥ずかしくて乗らなかった、S13でノーマルってのもねぇ…

現車である前期型(88~91)はご承知の通りCA型エンジンでしたのでさほどパワフルさはなく初心者のスポーティ入門編としてはFRの挙動を覚えるいい教材、程良いパワーで素直なドライブ感覚、ワタシらの頃はこの役割をKP47/61スターレットやB110~310サニーが勤めてくれたのですが今の40代はS13で学んだ方も多いと思います。
CA型エンジンはNAもターボもどこか重々しくツインカムらしさをあまり感じずレスポンスもイマイチ、それでも設計の古いシャーシには釣り合っていいきなりの大パワーモンスターマシンでは学べない挙動、特性が学べてこれはこれでアリ、しかし少し腕に自信のある層にはやはり後期(91~93)の後期SR型エンジン搭載モデルがオモロかった!

CAに較べ格段に廻るSR、完全にシャーシにエンジンが勝っていて意図的に振り回すのも自由自在、後続S14~15になると同じSRながらボディサイズ拡大と重量増でS13後期のようなじゃじゃ馬さはなくなってしまいましたのでSR搭載のS13、僅か2年のモデルライフだったのが惜しいです…。

そんなS13シルビア、同じようにドリフターや峠族に愛されたAE86に較べると確実に数は減ってきていますがそれでも同じ年代のスポ車よりは現存も多くまだ街では時折見かけられますね、しかしその殆どは↑画像のようにかなり弄られた個体ばかりの印象が個人的にはあります、しかし今回の出品車は希少なほぼオリジナル個体、アルミに関してまで純正を維持しているってのはこのクルマに関してはかなり稀なケースだと思います!

↓R点ですが実走3万㎞台、内外C/Dというそこそこイイ状態!


ただ残念ながらATなんですよね、逆にATだからこそこのオリジナル状態を保っていたと思われますしS13初期の頃はその美しいデザインで女性にも人気ありましたから仮に女性オーナーの個体でしたら程度は期待できそうですよね、落札後中古の5MTにでも載せ換えればかなりの値段で売れる事でしょうし今となっては数少ない素のS13、日産マニア、走り屋さんにはベースとして見逃せない存在ではないでしょうか。

↓C評価の内装、美しさを保っています!


気になるのはE/g異音とP/S不良、どの程度かは現車確認しないと解りませんが3万㎞出た程度で異音ってのも腑に落ちないですね、出品票上は実走扱いながら大事でしたらメーター改竄を疑った方がいいかもしれません、最低P/Sオーバーホールや最悪エンジン載せ換えも検討必須でしょうがそこまでやる価値は充分ある個体だと感じます。

↓やや色褪せはある感じなが大傷、凹は見受けられないボディもイイ感じです!


典型的スポ根モデルとして認知されるS13でオリジナルを知る世代も少なくなった現代、S13は弄ってナンボみたいな日産絶版車特有の状況である事は間違いないのですがこの時期の日産車、S13に限らずどれもオリジナルでも秀作、Y31セドグロ、Z32フェアレディZ、R32スカイラインにC33ローレル、P10プリメーラ、U12ブル、B13サニーetc…

余談ですが日産が一番光輝いた時代だからこそ少し前にこの時代を自ら否定するかのようなリーフのCMが物議を醸したとも言えるでしょうね、やっちまった日産は現在進行中ですがwww

↓今見ても美しく古さを感じさせないS13、こういうモデルのリバイバル再登板が待ち望んでるのはワタシだけ!?!?


出品は北から、落札額はやはりATという部分からかそう驚く金額でもない、仮に5速載せ換えたりエンジン換装となってもこのクルマの人気度からして損がない元が取れる金額で落ちていました!

5ナンバーサイズの縦置きFRに小気味良い元気なエンジンで安価、こうしたクルマはいつまで待っても出てきませんね、時代はEVかスポーティならば大袈裟なモンスター、これじゃ若い衆がクルマ離れうぃても仕方ない、オッサンはS13を振り返って改めてそう思いますわ(*_*;
Posted at 2017/10/08 16:26:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2017年10月08日 イイね!

今日の捕獲17/10.6

今日の捕獲17/10.6
マジに平日ブログUPとか悠長な事やってらんない位、陸屋請負で多忙な状況に追い込まれてヘタレている元Gureでございます(泣)

月、火と連続300km超え、水木は少し余裕がある200㎞程度でホっとしたのも束の間、金曜には400㎞超えで疲れと急に冷え込んだ影響か?仕事中午後から熱発orz…


この日は朝、首都高三茶から乗り渋滞回避もあり3→5号→外環美女木JCT→三郷→常磐道→桜土浦→再び常磐→土浦北→常磐~圏央道→千葉北→京葉道~館山道→アクアライン→東扇島→帰社と文字で書けばこんな感じ、1都3県を1日で廻るのは全線高速と言えかなりキツい、オマケに午後は熱が恐らく38℃位はある中での運転or作業、そして超寒いし悪寒で震えながらですんでね、参りました(*_*;

↓10/6の殺人コース!?


帰宅は午前0時、子育て終了後一線を退いた身としては16時間勤務はマジ死にますゼ、年寄に働かせ過ぎだろ?と管理者には電話でブー垂れておきましたがw

帰宅後熱計ったら38.5℃!! キツい筈ですわ、限界だったので風呂も入らず市販のクスリ飲んで即睡眠、翌土曜日も薬飲んじゃひたすら寝てようやく復活、熱も下がり変な悪寒や関節痛もなくなりこうしてPCに向かっている訳です(^_^)v

こんな状況の中でもしっかり捕獲はしてましたゼ、全く、我ながら呆れますが…

今回の捕獲はコレ↓


330のグロリアセダンですねー!
年式は昭和50~52年の前期型、グレードは330の中では低グレードになる2000DXになりますね(エンブレム、ホイールキャップやフェンダーミラーの形状、内装意匠がDXを示しています)

元々セドリックより販売量の少ないグロリア、しかも330はデビュー時に先代230のクリーンさを失いこの時期日産が凝っていたインポブルデザインが災いして人気/販売を落としましたしクルマの性格上、高グレードが売れ線でしたのでね、再販価値の少ないDXが現存するとは驚きです。(セダンに関してです、4HTはそこそこ人気ありました)

↓塗装も含め非常に綺麗な状態の330グロリアセダン!


後期(52年~54年)になるとこのデザインも見慣れて抵抗も減った様子で人気、販売も上向きになりましたが前期は評判芳しくなかったのもあり往時でも後期はよく見るも前期はなかなか目撃頻度が低かった印象でこれは4HTもセダンも同様、但し4HTは中古が格安で出回った80年代初頭には例によってやんちゃ層には高人気でした!

しかし2000DX、これは51年規制日産NAPSのL20型エンジン搭載ですがこれが非常によろしくないエンジン、かつて下取り他で何回か転がしました未対策とは当然較べ物になりませんが53年規制版よりもあきらかにパワーがない、排ガス規制初期のモノなのでこれは日産だけに限りませんでしたがこの時期のエンジンは踏んでも踏んでもトルクやパワーが排ガス浄化装置など補器類に逃げてしまうような印象で進まない、は大袈裟ですが服の上から背中を掻くようなまどろっこしさがあり特に登坂ではもう悲惨な状況、バスやトラックにもパッシング浴びせられる程の非力は絶望的でしたんでねー、各社似たようなモノで充分それを承知していたメーカーはこれらが下取りで入ると再販せずほぼ潰しにかかっていたのでなかなか現存車輛は少ない、しかも高級車らしからぬパワー装備が殆どない低グレードでの生き残りですからこれの存在、希少度Aですヨ、えぇw

また刑事ドラマネタで恐縮ですが330グロリアと言えばあの大人のドラマ、シブ~い特捜最前線を思い出してしまいます。

特捜財前線、テレ朝で77年~87年の10年放送された二谷英明氏主演の大人の刑事ドラマで大都会や西部警察、太陽にほえろ!等のドンパチは殆どない重厚なストーリーが売りのドラマ、さすがの元Gureも初期の頃はクソガキでしたんで意味も解らず親が観てたので一緒になって視聴、当時は難しいなぁと感じ面白味は解りませんでしたが大人になり再放送で観るとこれがなかなか唸るドラマだった…
そんな特捜に花を添えていたのがグロリア330、特捜の前作である特別機動捜査隊時代から日産協力でOPから日産セドリック3台の黒パトが都内を走り回る映像が印象的、特捜になってもこの路線(基本)は受け継がれ初期の頃は先頭に330セド、真ん中にケンメリ、最後尾に330グロリアという配列、これらがFMCされる度にOPのクルマも変更されセドグロは330→430→Y30に、スカイラインはケンメリ→ジャパン→R30→R31と移り変わって行ったのでこの部分でもカーマニア、日産マニアには見どころだったと思います!

↓特捜最前線で活躍のグロリア330


特捜の劇用グロリアは200GL若しくはGL-Eで現車より高グレード、これら劇用車が特にドラマ終盤、視聴者に悲壮感を与えドラマに感情移入するのに大いに花を添える効果を出していた印象がありますナ、いやー懐かしい(^^;)

この写真撮影時、前述の通り熱発してフラフラ、しかも大雨で寒い中必死に撮影、そんな状況でも珍車・旧車に目がないワタクシとしては写さずにいられずグロりア見ながらそれこそ悲壮感全開でしたわwww

おしま~ぃ(^^)/
Posted at 2017/10/08 14:23:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 捕獲 | 日記

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