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2017年11月04日 イイね!

珍車PART736

珍車PART736
珍車シリーズ736弾はホンダ快進撃時代の名車を発見したんで取り上げてみたいと(^_^)v

当時はこの時期(80年代)のホンダ、どこかチャライし軽い印象で個人的にはあまり好きではなかったのですが60年代で2輪→4輪に進出、70年代で4輪を学び80年代で花開いた感じ?70年代に環境配慮先取り&低公害のCVCCで一気に着目されそれをベースに低公害、省燃費、そしてホンダらしく高出力高性能エンジンを一気にラインナップしたのも80年代、その快進撃はマツダ、三菱を抜き去り東の横綱日産をも射程に捉えましたしね、そして90年代、敵失にも助けられトヨタに次ぐNo2メーカーとなったホンダ、80年代は忘れられない時期でしたでしょう…

今回はそんな80年代の傑作であるコレをご紹介!

⇒『1983年(昭和58年)AF型バラードスポーツCR-X 1.5i』!!

CR-Xと言えばFF世代のスポ車マニアに絶大な支持を得たサイバー(2代目CR-X EF型)が注目されがちですが個人的には初代のこのバラスポが好み、V-TEC、より走りに徹したサイバーに実力は譲るのは認めますがスタイリング的には断然バランスが取れ前衛的なバラスポが良かった!

元々バラードはスーパーシビックの販売店違いの双子兄弟、スーパーシビック(2代目)そのものがどことなく田舎臭く地味な印象でしたのでベルノ店扱いのバラードも地味で目立たなかったですがワンダーシビックへのFMCの時に同時に2代目となったバラード、セダンですら半目のセミリトラを採用するなど先鋭的な出で立ちが特徴でそこにラインナップされたシビックにもなかったスポーツクーペがバラスポCR-X、“ライトウェイトスポーツ”を謳うだけありショートW/B化されたこじんまりとしたボディは宣伝に偽りなき700~800kg代という当時としても超ライトウェイトスポーツ、そこにSOHCとはいえ元気なPGM-FIの110psエンジン(1.5L EW型)を搭載、その走りはFFとしては当時異次元の小気味よさを発揮、この初期モデルはハンドリングがあまりにもクイック、パワーアシスト無しなのでダイレクト感はアリアリでSPORTEC-SUSと名付けられた個性的味付けの強い足回りもそのクイックさを更に印象付け慣れないとどこ飛ぶか解らんイメージながら乗りこなせば真に愉しめる正にライトウェイトスポーツの名に恥じない操縦性が魅力、名機ZC型DOHCやV-TEC前夜ではありましたがEW型でも存分に速さ、愉しさを味わえる、そんな魅力的なモデルだったと思います、後年追加されたZC型搭載のSiはもうこれはやり過ぎ感、危険度さえ感じさせるヤンチャモデルでしたね~…

↓80年登場の初代バラードは単なるシビック高級版としてのイメージ、地味な存在でした…


↓2代目バラードは一転して豪華&スポーティとなりその最高峰が“ライトウェイトスポーツ”のバラードスポーツCR-X!


バラスポには普及版1.3Lと現車の上級1.5iをラインアップ、84年にこの上となるDOHCのSiを追加し85年のMCにてセミリトラのライトを固定型に改め87年、サイバーにバトンタッチしていますが元Gure的にはやはり前期セミリトラのSiに惹かれますね、これ、中学時代のムチャクチャな先輩が持っておりその先輩、このSiで免取になったと言う今でも会えばかならず話題になる忘れられない思い出があったりします(笑)

さて、出品車ですが痛みはかなり出ており乗り出すにはそれなりの出費は覚悟、総評R、内外D・Eという内容ですがそんな事よりこの年代のホンダ車が残っている事が奇跡的!

何せ業界内ではこの時期のホンダ車はエンジン一流ボディ3流と言われるほど耐久力がない、5万㎞走ればどこからともなく異音が出てきてドアの締りもおぼつかなくなる個体もあるなど大袈裟でなくそんな評価が当たり前でしたからね、他社に較べホンダの旧車が極端に少ないのはこんな背景もあるからでしょう、なので34年経過のバラスポ、恐らく現役は数える程しかないでしょうネ…

↓ホンダ車としてはよくぞもった13万㎞!って感じですがパーツがないのが有名なので今後の維持には不安も!?


後続サイバーがあまりの人気でしたのでバラスポはこれに置き換えられかなり早い時期に淘汰された印象、00年代になった頃ではもうほぼ見なくなっていたと思うのでね、久々にこれに触れましたが実用度皆無な程の割り切った造りとスマートさを残しながらしっかり野性味的なのも今見ても魅力的、反面チャラく軽さも同時期のプレリュードと共に未だに健在?ですがとにかくよくぞ残ってくれました(^^;)

↓この時期のホンダトレンドである懐かしいインパネ、D評価ですが清掃でCレベル位にはなるでしょう!


ワタシ世代=FR世代ですとバラスポやサイバーにそれほど思い入れはありませんが今の30代位?FF世代の走り好きにはバラスポやサイバーで走りの基礎や腕を磨いた方も多いでしょうね、ジムカーナや首都高では無敵でしたし何よりリーズナブルだったし現代ではコンパクトエコカーしかないこのクラス、バラスポやサイバーみたいなクルマがあれば少しは若者もクルマに興味を見出すと思うんですが…???

↓赤いボディは色の性格上、褪せが酷くALLペン必須ですがボディそのもののダメージは少ない様子!


後期では大人しいイメージになりましたがセミリトラの精悍な顔つきな前期はいい!ルーフ外側に開くサンルーフも懐かしいナぁ


他社に較べ早い時期から部品の出なくなるホンダですから今後の維持はかなりの苦労があるとは思いますがよくぞ残ったバラスポです、ホンダマニアの手厚い保護を期待したいものです(^_^)v
Posted at 2017/11/04 21:27:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ

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