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2018年02月02日 イイね!

珍車PART750

珍車PART750
おー、いましたネェ(*_*)

これこそ新車時でもまずは目撃できなかったレア車変態車!カッコ悪かったもんなぁ、売れる訳ないヨ、安いクルマじゃなかったし…

てーんで今回取り上げるのはコレ

⇒『平成7年(1995)3代目JPY32型レパードJフェリー』!!

日産のこのクラスであるあるは新車時はそうは人気なくても中古になると爆発的に人気になる、古くはブタケツ130ローレルHT、そして現車の先代になる2代目F31レパード、180SXなんかもそうでした…

Jフェリーにはその”あるある”も当てはまらない、中古期に変わり者目立ちたがりがUSDMにカスタマイズしたのが僅かにいた程度かな!?とにかくこれは売れんかったと思います。

レパード、1980年~99年、都合4代、約20年に渡り継承されましたがコレ、初代から4代目までクルマの方向性が定まらず迷走した感アリアリ、初代F30は2HTと4HTのラインナップ、910ブルーバードベースながら一回り上の車格でデビュー、味付けはスカイラインやZとは違う高級パーソナルを訴求するも何故か?相応しくない1800 4気筒がラインナップしたりして半端な印象、高級2ドアクーペと割り切った後発ソアラに撃沈しました。
2代目F31はそれに懲りてソアラを意識した2クーペオンリーに模様替えし高級パーソナルクーペとして訴求、ベースもR31スカイラインに格上げしクルマとしての高級度は確実に上昇するもやはり当時のライバルであるZ20ソアラには歯が立ちません、但し人気刑事ドラマの影響もあり中古期になり爆初的人気が高まり現在ではご承知の通り20ソアラなんて問題にならないプレミア価値が付き新車時のソアラとの関係性が逆転していますネ。

※初代・2代目レパードについては→コチラ に以前上げていますんでご興味ある方はどうぞ!

そして現車である3代目Jフェリーは米国インフィニティブランドの高級セダンを国内投入、アメリカ人好みのアクの強いスタイルは日産が410ブル以来凝りている筈のタレ尻スタイルを採りこれが再び大きな不人気モデルとなる要因でした。
シーマ譲りのV8(VH41DE 他に3LのVG30DEもラインナップ)を載せたり高級本革内装(OP)を用意したりとかなり気合を入れたモデルながら大失敗、巷の評判は「今度のレパード、最悪じゃん」ってな感じでしたネ~…

4代目JY33は日産の苦しい時期でしたしレパードに車名を戻し事実上セドグロに併合されFr/Rrのリ・デザインとされ三つ子となり独立モデルではなくなってしまいこの代にて製廃となりました。

レパード最終Y33はセドグロ4HTの兄弟車となりこれにて終了!
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2/4HT→2クーペ→セダン→4HTと一貫性のないボディ車型でどのユーザーをターゲットにしたいのかが不明、最初から最後まで高級クーペ(最後はオープンになりましたがターゲットは不変)で通したライバルのソアラとは対照的でした…。

さて、そんなレパードで最も不人気だったJフェリーの珍しい生き残りを見てみましょうか、平成7年ですからもう23年前のモデルになるんですよねー、つい最近のモデルのように感じますが(*_*;

↓総評は3.5と高評価!内装はDで年式並みですがボディは上物!


出品票のE/g廻り音?が気になる表記、異音と言う事なのでしょうがこの辺りのチェックは不可欠ですね。

Jフェリーのモデルライフは92~96年、現車は95年なので末期に近いモノ、3Lの廉価版ですがこのクラスですんで廉価版と言っても贅沢装備は全て揃うもの、このJフェリーも以前仕事で乗った事ありますがそれはV8モデル、見た目とは大幅に異なる俊足が印象的、シーマですら驚く加速しましたからねー、重そうに見えても確か1.6~7t程度、勿論シーマより軽量、これに270ps/38kgmに近い太いV8独特のモリモリトルクはJフェリーの見た目の悪印象を修正せざるを得ませんでした、それでも欲しいとは当時~現在に至るまで思った事はありませんがwww

↓シート汚れがD評価の要因か!?インパネ等は比較的綺麗な状態!


当時の日産高級モデルの典型的デザインのインパネでしたが以前の絶壁デザインからはかなり見やすくなってはいたんですが高級感はやはりトヨタに較べ落ちる、特に古くなると各部の褪せがトヨタに較べ早く表れるのが日産の特徴、電装系も弱いのは以前からのお約束でこの印象が昔からの日産高級車にはあるんで手出しは怖いんですよねー。

↓出た!!見事なタレ尻スタイルは嫌悪感すら覚えますナ(個人的見解)


スタイルはともかく現車、23年モノとしてはボディは非常にイイ状態、大傷大凹がないのは勿論色褪せも感じませんし屋根付きPで保管されてきた個体と推測します。

↓このクルマのファンなら(いればですが…汗)見逃がせない綺麗な個体!


往時でも滅多になかったJフェリー、今探そうと思っても非常に苦労するクルマですが落札は当時の不人気ぶりを如実に表すような解体価格+α程度、このクラスは輸出も出ないし国内では重課税だし潰される運命かとも感じます、出品地は関東でした(^^)/
Posted at 2018/02/02 22:08:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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