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2019年01月13日 イイね!

珍車PART801

珍車PART801
例によって?業オクでバイク探求していたところこんな懐かしいバイクを発見!

40代以上ならバイクに興味ない方でも一度位は名前聞いた事あるんではないかな?70年代(69年発売)に大人気だったレジャーミニバイク、かの有名なモンキーの兄貴分的存在だったコレがお題!

⇒『年式不明(推定1976~1979年)ダックスホンダST70Ⅶ型』!!

ダックスホンダ、懐かしいですね~…

70年代に大人気だったこのバイク、初期型(ST50)の1969年発売から幾度とない改良やMC/FMCを繰り返しモデル寿命の短い2輪の中で1981年まで基本設計を変えず12年間生産されその後もダックス支持が衰える事なく1995年にほぼ昔の姿(Ⅰ~Ⅶ型)で再生産される程の人気、派生車種も数多く出現しマイティダックス、ノーティダックスを加えるとバリェーションは多種多彩、そこに変速機別での選択(自動遠心クラッチ3速、マニュアルロータリー式4速)が選べ誰にでも乗れる、かつバイク好きでも満足できるホンダらしいアイディアの塊で広く普及したものでした。

発売時は67年発売のモンキー同様折り畳み式ハンドルや横にしても漏れないガソリンタンク、簡単に車輪が外せる機構を採り入れ車載可能モデルでありそれを売りにするレジャーバイクの訴求でしたが後にハンドルやブレーキ機能、操作性をより本格化し“バイク”としての完成度を高めたモデルがメイン化、これは10代の頃持ってる友人も多く散々遊びましたがモンキーでは小さすぎて不安もあるもダックスになると車体も大きく安定感、安心感も上昇、乗って愉しく見て愉しい、そして足としても便利でホントにいいバイクだったと思いますねー。

HY戦争で有名なロードパルvsパッソルの熾烈な戦いの渦中の時代でしたがそれらがお手軽お買い物バイクで中、長距離移動(原チャリとしてのレベルで)が困難な中でもそれらと似たようなお手軽さを味わえながら遊びやバイクとしての機能も堪能できるダックス、モンキーは健在(様々な事情から現在は50cc→125ccと変貌しましたが)ながらミニバイクの総スクーター化の波に飲まれ消え去ってしまいましたがホンダの名車の一つだと確信します、ミニバイクが軒並み2stが当たり前の時代、カブのSOHC単気筒エンジンを流用し2stの臭い(排ガス)や騒音も気にせず耐久力も高い、そして低燃費を実現していた点もDAXの高人気の要因、このエンジンは長年の信頼性もありかつ改造パーツも豊富でカスタマイズ派にも大きな支持を受けていましたよねー。

69年発売時のダックスの基本形ST50型ダックスホンダ


“ダックス(DAX)”その名前の由来はそのまんまの犬のダックスフンドから命名、Tボーンフレームに10インチホイールの胴長短足のユーモラスなスタイルまさにダックスフンドそのもの!このスタイルこそがDAXで79年のFMCで当時の流行りから一度アメリカンチョッパースタイルになりましたが95年復活のAB26型DAX、内面は現代的にリフレッシュしながら見た目はかつてのST50そのものでDAXファンを大いに喜ばせました、しかし元祖は「DAXホンダ」というネーミングながら復刻版は「ホンダDAX」とされ元祖で馴染んだ年代には違和感あったかも!?細かな点ながら(微笑)

DAX最終型(79年)のST50C・M型はチョッパーとなりますがこのイメージ変更がマイナスとなり人気急落、81年に廃盤となりDAXは長い眠りに入ります。


DAXには原付Ⅰ種の50cc(ST50)とⅡ種の70ccが存在、79年及び復刻版は50㏄のみとされましたし販売台数は圧倒的に50でしたが70もそれなりに普及、あの小さな車体にタンデムする姿はユーモラスでワタシも経験ありますが登りになrとタンデム者に足て地面蹴ってもらったり時には降りてもらったり(笑)そんな大らかな時代の遊びバイク、いやー、懐かしいw

あまりに懐かしく想い出多きバイクなんで前置き長くなってしまいました(^^;)

出品車をそろそろ見てみますが外装や細かい装備等でST50Ⅶ型と推察しましたがバイクは正直カスタマイズしてたりあらゆる年代(型)のモノを移植したりする個体が多く断定はできませんがあまり弄らないチョークの位置とかメーターが独立している、カラーリング等からⅦ型であろうと思います、Ⅶ型は76~79年のDAXの一番充実し完成度も高かったモデル、流通も当時はかなりのものでしたがもう40年超えのモデル、よくこの状態で残っていましたよねー、まぁ、エンジンは不動の様子ですしどこかの納屋や倉庫の片隅に長い眠りの時間を過ごしてきたのでしょうが…

E/g不動が響き評価!ですが外観は素晴らしくイイ状態で実働ならばマニアは放っておかないでしょ!


いや、実働でなくともマニア垂涎レベルのDAX、このエンジン、カブという長寿もおりメンテも単純だから復活は容易な筈、最悪載せかえるのも訳ない日曜大工レベルですんで4輪や大型バイクみたいな大袈裟に?レストアなど意気込まなくても愉しみながら弄れるんでワタシも欲しいです、ハイw

残っていても触るのも憚れるような個体ばかりと思われる往年のDAXの中でこの個体、全体的に非常に状態が良く興す努力の甲斐もありそう!





今や希少車です、状態がいいので不動とは言えイイ値段で落ちておりこれもバイク屋が片手間に手をかけて店売りするとしたら30万位付けないとペイできないレべルでした。

ワタシらの若い頃からしたら50cc原チャなんて今やスクーター一辺倒でこんなギア付きレジャーバイクなんていう存在は皆無になってしまいました、少子高齢化にバイク人口の減少で当然の事と言えば当然ながら思い返すとたかが原付にしても様々な選択肢のある時代に青春期を送れたのは幸せだったなぁと久しぶりにDAXを思うとつくづく感じてしまします(^_^)v
Posted at 2019/01/13 21:09:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ

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