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2024年04月17日 イイね!

珍車PART990

珍車PART990※事情により再UPとなります、原文にコメント頂いた方、消えてしまい申し訳ないです。

今回の珍車990、勿論ワタクシ含めた菱バカには歓喜の逸品(^^;

これもよく残ってたなぁと思える今となっては珍らしい珍!それでも往時は同じボディの商用バン含めてそれなりに見かけたんですが大衆モデルのワゴンですんで30年の時空を超えてしかも実働で残っているってのはもう驚きです(このフレーズ、毎回書いてる気が…www)


⇒『昭和61年(1986)C12W型初代ランサーワゴン1500CG』!!

このカタチを見るとワタシですらつい”ミラージュ”と言いたくなりますが実はランサーなんすよ、えぇw

80年代後半からファミリーモデルに関してはFR→FFの転換期、これにうまく歩調が合った三菱は従来のメイン大衆車をランサーからハナからFFでデビューしたミラージュに移行、ランサーは1973年の初代~79年の2代目ランサーEXとFRであり86年当時、まだEXは現役ながら廉価版とスポーツ版(ランタボ)を以外を整理、訴求モデルはミラージュ(2代目)のバッジチェンジの双子化した”ランサーフィオーレ”とし訳でワゴンに関してもこれに準じました!(但しバン/ワゴンについてはフィオーレのサブネームは付かず)

初代ランサーにもバンはあったながら5ナンバーワゴンは未設定、以前はバンと混同され普及しなかったワゴンも70年代後半位からカローラやサニー(カルフォルニア)に設定され大衆モデルワゴンも市民権を得た頃、そこで我が三菱もミラージュ/ランサーにワゴンを設定したという事で…

このC12型、メインのセダンやHB(ミラージュのみ)はいくら菱バカでもどうにも好きになれないモデル、独特な形状のインパネや各S/W類は目新しさを売りにするもとにかく使い辛い、スタイリングも個人的には大味で好みではなかったんですがことロングルーフのバン/ワゴンは非常に好感を持っていました!

特にテールランプがオシャレで角型ながら斜めに赤、その脇にバック(白)やシグナル(アンバー)が入るサマはそれまでのバンタイプで一辺倒だった縦長でなかったのが新鮮でこれの後ろ姿、好きだったぁ…

スタイリングも段付きロングルーフになり既に日産が430セドグロ以後のバン/ワゴンで採用したデザインでしたがこれより小さいミラージュ/ランサーでも充分にカッコ良くかつ4ナンバーにありがちな業務車輛らしくない垢抜け感があり当時、ライトバンを必要とする立場なら間違いなくこれを選んだでしょうねぇ、Rrドアの三角窓がないのも都会的(笑)

それでは現車、この会場は外装評価記載がないのでそれについては不明、内装C、総評3.5が付いており38年になる大衆ワゴンとしては上出来!外装も画像で見る限りCは付くでしょう…
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当時のこのクラスなのでワゴンといえども装備は大した事なくバンより内装の仕上げがやや丁寧になっている感じ、やはりバンが多かったのでバン主体のお話となるけど今はOEM、EV以外では商用モデルから撤退した三菱ですがこの時代はトヨタ、日産に負けないラインナップでしかも懲りない過剰コストを掛ける三菱商用、内装の質感はライバルのカローラバンやADバンよりも高く汚れた作業着などで乗るには躊躇する、そんな懐かしい思い出もあったりでw

C評価の室内、助手席に破れが見れる以外は年式以上の綺麗さの様子!バンになると内張やシートはビニールレザーが当たり前。
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独特なインパネも今となればただただ懐かしい、こちらも特に痛みもなく快適!
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上程度を示すように距離も実働42000㎞、1オナで出品票の限り不具合もない様子でしかも美車、ワタクシも今も山梨ヤードがあれば間違いなくコレクションに加えていたでしょうな💦
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出品地は西、金額もクルマがクルマなんで旧車バブルのキ〇ガイ値にはなっておらず普通に買える金額、店売りでも50万以上にはならんでしょう、う~ん欲しい、これが4ナンバーバンだったら買ってるわ、マジでwww
Posted at 2024/04/19 16:23:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2024年04月17日 イイね!

大化けした往年のNICE MODEL VOL.2~三菱A183Aスタリオン編~

大化けした往年のNICE MODEL VOL.2~三菱A183Aスタリオン編~
少年時代~青春期~壮年期~老年期wと常に日本のクルマ達を愛して止まず公私に係わらずに凝視し続けてきた元Gureが送る”大化けした往年のNICE MODEL”VOL.2となります!

尚、この企画では詳しいスペックや改歴などは省きソフト面=当時とその後の市場反応や人気の推移を重点に振り返ってみたいと思います、長文になるんでお暇がある時にお付き合い頂くと幸いです<(_ _)>


※内容についてはあくまで元Gure個人の思い出話です、内容に正確性を欠く部分もあるかもしれない事をご了承願います。

それではVOL.2として三菱A183A型スタリオン、早速やりましょう!
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一口にスタリオンと言っても様々なモデルが存在しますが今回取り上げるのは現在、高額プライス化した最終モデルのA183A、2600GSR-VRとなりますね。

スタリオンは三菱スポーツの伝統である1970年のコルトギャランGTOから始まり76年のギャランΛ~80年の2代目Λに続く4世代目、これら同様あくまでベースは一般訴求モデル(ギャランや同Σ)をベースとするスペシャリティーカーでありカタチこそスタリオンはリトラクタブルライトを備える本格スポーツでしたが日産フェアレディZやマツダサバンナRX-7のようなスポーツ専用設計ではなかったながら当時の三菱が持てるスポーツ要素をふんだんに盛り込み1982年にA182A型としてデビューしています。
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既存Λのシャーシを使い三菱らしい迫力あるゴツいデザインで登場、この時期は第二次ハイパワーウォーズがトヨタソアラ(MZ11)セリカXX(GA61)、日産スカイラインRS(DR30)等により勃発、そこに三菱も参戦するにはΛでは弱かろうって事で新生スポーツモデルを投入した訳ですね…。

しかしトヨタやマツダ、日産のようなスポーティモデルには長けたブランド力としては三菱は弱くまたライバルモデルとなるセリカXX、フェアレディZ(S130)、RX-7(SA22)に比較するとそこば三菱らしいと言えばそうなのですが流麗さではヒケを取り真面目に?この種のモデルでは重要でない後席の居住性も考えた末、ライバルは2シーターらしく見える美しいルーフラインを後席ヘッドスペースを犠牲にしても守るのに対しスタリオンはこれがなく流麗さに欠けたデザインが不評、スポーツモデルでは何を置いてもスタイリング第一優先の中、作り慣れない三菱、新型デビュー時この部分で酷評されてしまいスポーツモデル人気の中でも低空飛行、よほどの三菱マニアでないと手を出さない少数派でした。

ただ、スタリオンの主戦場は北米、当時提携していたクライスラーで『コンクエスト』名義で現地では大人気、日本ではまだ5ナンバー縛り、2L縛りが強固でしたが北米仕様は2.6L、32kgmという大陸らしいスペックのG54BTエンジンを搭載、ボディもブリスターフェンダーを備えるワイドボディが好評、日本国内では2Lターボエンジンで走行性能は充分ながらもコンクエストと較べると頼りない印象でした。

デビュー以後ライバル陣の後塵を仰ぎ続け月販三桁がやっとの状況の中、三菱はそんなスタリオンのテコ入れにより出力UPなどを行い87年、コンクエスト同様のブリスターフェンダーをまとう2000GSR-VRを限定車で追加、もともとどころにゴツさがあったスタリオンはブリフェン3ナンバー化で大迫力な出で立ちとなります!

2000GSR-VR(限定)
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これの市場評判が良く商運を見出した三菱、翌88年にエンジンをも2.6Lターボ(SOHC)とした2600GSR-VR(A183A型)を限定ではない通常モデルとしてラインナップ、同時に既に発売6年を経過していた従来型(A182A)の5ナンバーモデルを廃盤とし2600のモノグレード化を行いました!

2600GSR-VR
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psこそ175psとA182Aの後期同様ながら2.6L、32kgmの大排気量大トルクはそれこそアメリカンBigパワー的な走りで究極のFRスポーツとして評価は上昇しましたがそれでもトヨタや日産のライバルには遠く及ばない販売力、当時はシリーズ末期になって三菱が税制改革のまだ前にただでさえ売れない3ナンバーにしてヤケクソになって出した的なネガティブな論調もあり10人いれば9人までが他ライバルモデルを選ぶといった様相は初期~変わらず石原プロのアクションドラマ『ゴリラ警視庁捜査第8班』ではガルウイングの特別仕様のスタリオンまで造りアピールするも正直、鳴かず飛ばずの状況…

ゴリラ~の特別仕様、劇用以外にも数台の販売実績あり。
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ゴリラ以前の西部警察のマシンRSやスーパーZのように大人気ともならず前回お届けしたレパードのあぶ刑事のような人気ドラマにもなれなかったので石プロと三菱自工の肝入りも哀しいかな空回りだった感じでした。

82年デビュー以来芳しい戦績は残せず89年にスタリオンは幕を閉じ後続のGTOに道を譲ります、しかしGTOが4WDとなりその重さから酷評を受け徐々にFRピュアスポーツとしてA183Aスタリオンが再評価されだしたのは丁度GTOが終売になった2001年頃、セリカXXやスカイラインRS、フェアレディZ、RX-7と較べ圧倒的に販売台数が少ないA183Aはスポーツ旧車バブル以前から価格が高騰しだしました。

さすがにレパードやR32~34GT-Rのような狂乱価格にはなっていないも現在の取引価格は300~500万位、この金額も往時のスタリオンのサマを知っている世代としては驚くばかりですし旧車バブル以前は前期~中期のA182Aは適正価格(10年前で大体30万位、現在は~250万程度)だったものがA183Aに引っ張られるように上昇、ブリフェンモデルのあまりの少なさもありますがA183Aによりスタリオンの名声が廃盤後に大いに高まったのも事実、あの頃皆が皆、XXやRX-7に振り向きスタリオンには舌出していた若者達、今初老を迎え何を思うって感じでしょうかねw

大化けした往年のNICE MODEL ・三菱A183Aスタリオン編…終
Posted at 2024/04/17 21:52:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | プレミアム化モデル | クルマ

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