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2024年05月30日 イイね!

大化けした往年のNICE MODEL VOL.6~日産610型ブルーバードU2000GT/GTX編~

大化けした往年のNICE MODEL VOL.6~日産610型ブルーバードU2000GT/GTX編~
少年時代~青春期~壮年期~老年期wと常に日本のクルマ達を愛して止まず公私に係わらずに凝視し続けてきた元Gureが送る”大化けした往年のNICE MODEL”VOL.6となります!

尚、この企画では詳しいスペックや改歴などは省きソフト面=当時とその後の市場反応や人気の推移を重点に振り返ってみたいと思います、長文になるんでお暇がある時にお付き合い頂くと幸いです<(_ _)>



※内容についてはあくまで元Gure個人の思い出話です、内容に正確性を欠く部分もあるかもしれない事をご了承願います。

それではVol.6~ブルーバードU2000GT/GTX、早速やりましょう!
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現役時代から現在に至るまで”サメブル”の愛称で知られるブルーバードU GTシリーズ、その由縁は見た目通りの外観からの印象…

代々4気筒モデルのみだったブルーバード、1971年(昭和46)の4代目にFMC時に『U』の字をサブネームに追加、Uは”ユーザーの為の””ユーザー本意の”という意味合いから名付けられています。

310~510までの歴代ブルーバードに比較してこの時期各社が行っていたグレードUP、ブルーバードも例外なく慣行し中身はほぼ510のキャリーオーバーながらもボディを拡大し上級モデルへ移行、このため旧510も車種編成の上72年まで併売、73年には510のFMCとして新生710型バイオレットが誕生しています。

その73年、ブルーバードUも更に車格UPとなる6気筒エンジン搭載の2000GTを追加、ブルUには4ドアセダンと2HTが設定(他にバン/ワゴン)が設定されておりその両車型にラインナップされました!

従来の610ブルUのW/Bを延長、その全ては直6を積むためのノーズの延長に費やされ車室空間などはブルUと何ら変更ナシです。

ベースとなった4気筒610型ブルUセダン/HT
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当時絶対人気のGC110スカイラインGT(ケンメリ)の手法と同様にロングノーズ化、ボディ拡大によりイマイチ不評のブルUのカンフル剤としてブル販売店の要望によりラインナップされたサメブル、スカGに準じるスポーティな雰囲気はブルのスポーツグレードの代名詞だった『SSS』を上回るアピールがなされアメリカンマッスル調の逆スラントのツインバーチカルマスクにFrホイールハウス脇の装飾と併せてその様相は愛称通りのサメの頭のような迫力、これでスカG人気にあやかれる!とさぞブルディーラーマン立はヤル気になった事でしょう…。

従来型ブルUとは迫力が異なる”サメ”顔がド迫力の2000GTシリーズ!
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顔だけではなくRrビューも4気筒ブルUとはリデ・ザイン!
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バリェーションはL20型ツインキャブ(排ガス規制以後はインジェクション)のGTXとシングルキャブのGTという布陣はケンメリと同一、装備は基本従来型SSSを踏襲するもGTXにはより高級なカセットステレオやワイヤー式リモコンミラー等、ケンメリGTX、ローレルSGX(C130型)と同様の当時としては高級装備も奢られますがサメブル追加後4気筒版もMCが行われGTX同等装備を得ております(上級グレード)

当時の日産高級モデルの代表的パワーユニットであるL20型エンジンを搭載!
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しかしこのサメブル、スカGにあやかろうと言う思いもカラ廻り、元々当時それ程人気になかったブルUをいくら装飾しようにも人気/販売はサッパリ、値段がほぼ変わらないケンメリや少し足せばローレルも狙える高額をブルーバードに出すユーザーは殆どおらず不人気モデルの代表とまで言われてしまいます…。

この事から中古になってもせいぜい1~2度位の再販、ケンメリやローレルが製廃10年超えても5~60万の値段が付いていた80年代初頭ではサメブルは投げ売りの桁販売、ほぼこの時期には少ない個体も解体され90年代、ケンメリローレルの金額がうなぎ登りになる中でも僅かに残る個体も見向きもされない状況でした。

しかしさすがに2010年代になるとその希少性と往時を知らない世代からサメブルの支持も高まり徐々に値段が上昇、ケンメリローレルは高額ながら探せばまだ見つかる時代でも3桁には届かない額で稀に出てきていましたやはりこの3~4年では200~300万という大化けで往時の燦々たる扱いを知る世代にはただただ驚愕!
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サメブルは18歳の頃、貧乏な友人が5万位で買ってきてよく借りたモノ、L20ツインの走りは力強くまた市場反応と違い個人的にはあまりに多すぎるケンメリよりはサメブルはかなり好みでしたが乗ってるとケンメリローレルからの蔑みの視線を感じたりしたものです(笑)

現在、セダンはほぼ死滅、現役時代もその性格からHTの方がまだ見かけたので少ないながら出てくるのはHTが多いかな!?いずれにしても大古によるプレミア化を超える高額にただただ指を咥えるしかない状況に違いありませんです。

往年のNICE MODEL VOL.6・日産ブルーバードU2000GT/GTX編…終
Posted at 2024/05/30 15:33:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | プレミアム化モデル | クルマ

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