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2014年08月31日 イイね!

保存版・“北巨摩ベース(旧秘密基地)整備第8班・3号機ギャランレストア活動” 第4弾!!

保存版・“北巨摩ベース(旧秘密基地)整備第8班・3号機ギャランレストア活動” 第4弾!!
(2014/8.31UP)

ギャランレストトア復活への道、このワークも早くも第4弾の作業となりました!(^^)!

この活動を簡単に振り返ると…



(第1弾)
2014年04月01日

2号機→3号機主要部品移植作業

・燃料タンク移植
・燃料ポンプ移植
・ブレーキピストン、2号機のキャリパーをOHの上3号機に移植、ブレーキエア抜き、同OIL新品交換
・脚廻り(ダウンサス4組)を2号機→3号機に移植
・アルミホイール移植
・ECU移植
・シート移植
・2号機装備品(HID、ETC、オーディオ、ナビ)取外し

(第2弾)
2014年05月25日

3号機、E/g始動に備えた諸作業

・ガソリン注入
・インジェクイョンノズル、※オルタネータ、内装内張りシート等2号機→3号機移植
・点火系、吸排気系のE/g補機類の移植
・エンジン始動、私有地私道内での走行試験

(第3弾)
2014年06月29日

・2号機マフラー外し及びチェック
・3号機マフラー外し及びチェック
これの判断により損傷度の緩い3号機のマフラーを活かす事として修理依頼
・2号機→3号機へのドラシャ移植交換

と、まぁ4月にスタート以来、都合3回の作業を行ってきましたが今回は直前に修理完了したマフラーを引き取ってきてあるのでこれの取り付けがメイン…のつもりが(*_*; (後述)

な訳で第4弾がスタート!!

↓例の如く“野戦病院”健在(笑)


(8/30)
いつものように土曜日の早朝に愛知を出て来られ午前11時頃にベースに到着した班長、1時間程休憩を取られてだけで早速作業開始!

いつもながらせっかくの休日に早起きし遠方から来て頂く事に恐縮、ETCの休日割引縮小に伴い一部下道利用との事でホント、心から頭が下がります<(_ _)>

今回は作業レギュラーメンバーのMAIAさんが所用で欠席、Toshiクンは土曜はお仕事のため明日の合流(宴会のみ夜顔出し)、宴会部長のタケちゃんは月末の殺人スケジュールの中なので今回だけは申し訳ない!と不参加、取りあえずはほぼ役に立たないワタクシGureと班長の2名で開始!

↓約2ヶ月ぶりにギャランがベースPIT(?)入り!マフラー取り付けのためジャッキUP!!


接合部焼き付きのため1本モノとなっているマフラーですので少しでも取り付けし易いように車体右部のみ前後UP=つまりは片側だけ上げクルマを斜めな状態にして作業します。

↓班長が潜りワタシが後部を持ち車体下にマフラーを潜りこませます!


アクスルやら何やらと若干知恵の輪的にクルクルとマフラー全体をこじりながらマニホールドとの接合部やハンガー部に位置を決めていきます、重いので難儀しますが班長の神の目によりほぼドンピシャに1発で決まります!

↓位置決め作業中



まずは班長、後部ハンガーへの装着から試みますがFrが外れている状態で後部を上げた事もあるのとこの部分が燃料タンクに干渉しうまく入らず一度諦めてからFr、マニホとの接合を仮止めにて行います。

↓分かりにくいですがホイルハウス隙間から僅かにRrハンガー部が覗けるも手も指も入らずで…


仮止め後車体前部→中部のハンガーを留めるとRrも水平になった事で隙間が広がったか?ワタシが少し席を外した間に班長お見事Rrも挿入、無事マフラー装着となります!

↓修理品アペックスマフラー、無事装着!


装着後は早速排気音の確認…さすがプロの溶接で排気漏れは一切なく真に静かでイイ音!!

これならサイレンサーなくとも充分車検に通るレベルなので一安心(^^)v

3号機ギャラン、2ヶ月ぶりのエンジン始動、マフラーも付き快調な4G63の咆哮を響かせ…
と思いきや暫くアイドリングしていると発生箇所、原因不明の煙がE/gルームからモクモノと(*_*)

班長が色々点検してもこの段階では原因不明、きっと作業中のCRCの吹付け箇所が熱により燃えているか若干シリンダーヘッドからのOIL漏れもあるのでこれが原因?って一応特定しつつも2人ともスッキリせず。。。

何故かと言えばバッテリー、前回もスタンドでチャージ後僅か数時間でNG、今回も現役バリバリのランカゴから仮移植したものが上記作業3時間程度でNGになってしまいアン電流?漏電?がどこかにあるかも!と班長の絶望的なお言葉が…この事がこの煙と因果関係あるのかないのか?万一どこかのハーネスのショートなんて言うと手に負えなですからね〜、そうでない事を祈りながらも釈然としない2人な訳でした。

そんな中、いつものベース宴会メンバーのLEONSさんが静岡から到着!LEONSさんもクルマ造りのプロ(ベースメンバーは皆何かしらクルマに携わるお仕事なされています、販売、整備、生産側他2次3次メーカーさんetc…)、上記の件を話とにかく試乗しましょう!という事になり3人乗り込み敷地内及び私道でチェック!

煙は出たり止まったり、回転を上げるとエアコン吹き出し口からもモウモウと(*_*;
しかしアイドルにすると出なかったりとワタシはともかくクルマのプロ2人も頭悩ます症状でorz…

そうこうしているうちに各電装装備がダウン→チャージランプは点灯せずもオルタ死亡の症状となりこれを確認のためボンネットオープンするとLLCがボコボコと沸騰気味、しかもオルタ周辺がベルトの削れた粉だらけといった具合に!!

こりゃどうやらオルタがNGだねという当然の結論になりーの、そう、このオルタは第2弾時に交換済(※印)なのですがこれ、3年位前に2号機現役時、予備のためにと仕入れていたリビルト品だったのでガワは新品同様に綺麗でした、なので何の疑いもなく使える!の判断でこれを装着、前回のE/g始動も難なく行えたので問題ナシと思っていましたが何せ仕入れが某オクの格安品でしたのでので結果的には掴まされた?って感じの粗悪品でした(翌日判明)

LLC沸騰は電気が足りなくファンが回らない事によるもの、ベルトの粉は恐らくオルタのプーリーが回っていないとのお二人の予測、また前回の走行試験でも気になったミッション、1速のギア抜けもありこの段階では前途多難、生半可ではないと先行き暗雲が垂れ込んでいましたがここで本日の作業、日没のためゲームセット、課題は明日以降に持ち越して夏場のベース恒例のBBQの支度にチェンジ!

班長とLEONSさんに買い出しを頼みワタシはいつものようにPIT→会場設営と火起こしを担当します。

↓ここに来て何度目のBBQだろうか?火起こしも手馴れたモンです(笑)


↓例によって便利な動くテーブルも(^_^)


お二人が買い出しから帰宅、火起こしも終わった頃に昨年の冬以降久しぶりのベース来訪となる班長のお仲間である白い変入さん、ノイマイヤーさんが来訪。

お二人とも愛知の方ながら関東に所用があったとの事でその帰路に寄ってくれた訳ですねー。

↓白変Jrも久々の来訪、半年ですっかりお兄ちゃんに!Maroネコ、久々の強敵現るですwww


お二人の参加で一気に平均年齢が下がり(班長、LEONSさんスミマセン、一番上げてるのは何よりワタクシなんすが…笑)賑やかなBBQで盛り上がっていたところまたしても平均年齢を下げるToshiクンも参加!お仕事遅かったので風呂も食事も済ましてからわざわざ来てくれる心意気にオッサン涙モンです!

19時半〜22時まで盛り上がりこの期は恒例の温泉タイム!入浴済のToshiクンには申し訳ないながら前回同様また待ってもらい皆で入浴後0時にベース戻り、そこからも恒例の2次会になりユーチューブの昔のクルマCMで2時半まで盛り上がりました。

(8/31)
一番早いヒトでAM7時!!ブービーは勿論このワタシ(汗)、コーヒーだけしかお出しできず申し訳なく思いながら11時過ぎから2日目の作業に突入!

昨日に懸案事項だった件(オルタ異常とギア抜け)はこれが専門職?である白変さんが活躍!ノイマイヤーさんとLEONSさんと共にこれに集中してくれていました!

昨夜のうちに症状を話したのですがギア抜けは多分リンクがうまく働いていないだけ?だと思うとの明るい見通しに望みをかけ早速ワタシはLEONSさんとともにこれを確かめるべく3号機のセンターコンソロールを外します。

↓シフトリンケージを調整中の白変さん


結果的に白変さん曰く「シフトリンケージが伸びてブッシュが先にストッパーにあたり1速にギアが完全に入っていない」という昨夜の予測がドンピシャで最悪ミッション移植まで考えた不具合、やはり持つべきモノは識者のお仲間、アジァストボルトの調整で素晴らしき操作感が得られました(^_^)v

一方の班長とToshiクン、班長はまずは見かけはヤレているも2月まで実働だった2号機のオルタ外し、Toshiクンは3号機のぶっ壊れ?オルタを外してくれます。

↓不良オルタ取り外し作業中のToshiクン


コンソロールが外れるとプロの皆さんの真剣な表情を見ていて今自分にできるのはそう、炊事=朝食兼昼食の支度!って事で家に入りこれに没頭、プロの皆さんに任せた方がよほど自分で弄る(このレベルになると弄れませんし…)リンケージ調整〜両方のオルタ外しまで全員野球って感じで任せて調理中、ノイマイヤーさんが駆け込んできて「やはり3号機のオルタはロックしていました!」と(+_+)

ちょうど飯もできたのでおっとり刀で作業現場に戻ると全員が外した3号機オルタを驚愕の表情で見下げて?いる瞬間、白変さんと班長でこれを分解すると皆して驚愕の光景が!!

↓3号機オルタ分解中の白変さん


開けてビックリ玉手箱!ではないですが開けると信じられない位のサビと固着、そして焼け爛れた内部が顔を表し皆「これじゃ煙も出るわ」と。。。

↓分解したオルタはおどろおどろしいサビと焼け焦げの悲惨な状態…


仕入れたのが3年前、なのでうち2年は横浜の旧自宅の湿気の多いマンション保管でしたのでこの間にこうなったのか?それとも仕入れた段階から粗悪品だったのか?は分かりません、今更3年前の出品者にクレームなんて付けられずもなく。

しかし識者の白変さんやノイマイヤーさん、班長皆全てが「2〜3年の放置でこんななるのはまずナイ!」との事、掴まされた感が強いですが大事になる前に仲間のおかげで発見できて良かったです、白変さん曰く「これまでのアイドリング程度ならば流れる電流も少なく何とか回り発電できていたものが昨日の高回転で無理に回りこれが発火→焼き付き」との事、装着時、2号機のモノと仕入れ在庫の見かけに騙された感じですね、在庫品は見かけ佐々木希、中身野○沙知代?って言うレベル(爆)
ヒトも見かけによりませんが機械も見かけに騙されてはいけないですね、いやー、勉強になりました(^^ゞ

しかし昨日の作業終了時は正直、絶望感がMAXでしたがまたしても仲間の皆に1日で救われいつもこの作業時に同じ事書きますが何度書いても飽き足らない“仲間って素晴らしい”を再確認、皆さん有難うございますm(_ _)m

さて懸案事項も解決、この後は班長とToshiクンでチャチャッと2号機のオルタ→3号機に組み付け(当然ベルトも移植)、その後昨日同様敷地&私道で試運転するとシフトフィーリング、電装(オルタ)も無問題、4G63は非常にご機嫌な咆哮を奏で今回の作業終了を完璧に締めてくれました!

↓2号機→3号機にオルタ移植中の班長とToshiクン!


今回の作業で3号機ギャラン、車検取得に問題ないレベルに仕上がってた感じで勿論まだ各部油脂類(エンジンやミッション、デフ等)の交換に最終的には2号機のシャトーシルバーへのALLペンも残っているので今日明日の路上復帰とは行きませんがもう8割方作業は終わった感じです(^_-)-☆

3号機に関わった全ての仲間がここまで仕上げてくれた感じ、後はもう持ち主の資力が物を言いますがヘタレなもんでALLペン代はこれから稼ぐ感じ、厳しい冬もまた来ますからね、目標は来春、雪解けと共に2号機DNAが半分以上注入されたシャトーシルバーの3号機、横浜ナンバーでの復活!!!!です!

そうこうしているうち夕方、皆さん引き上げの時間!一気に皆さん帰ると毎回のように寂しさハンパないですが今回も助けて頂きました、路上復帰に大きく前進した本日の作業はいつもにも増して清々しく嬉しく最高です!

皆さん、本当に本当にお疲れ様でした、そして有難う…m(_ _)m
Posted at 2017/08/14 18:33:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車被災→復活劇 | クルマ
2014年08月29日 イイね!

保存版・ 珍車PART453

保存版・ 珍車PART453453弾はカーマニアの方、スミマセン、またバイクです(^^ゞ

この時期はダメですねー、50肩の老体のクセしてバイクが眩しく見えてしましますわww

そんな訳で2輪オクで見つけたこれも今となっては希少なモデルです!


⇒『年式不明(1979年~1983年)カワサキKZ250A型Z250FT』!!

ご同輩にはこれも懐かしいバイクですよね、発売は昭和54年(1979年)ですので正にワタクシ、バイク熱MAXの時代のモデル!

当時の250はホンダにせよヤマハにせよカワサキにせよ400のお下がり=ボディは400のまま250ccエンジンでどれも非力でしたからね、唯一スズキのみがGS400やGT380に対し250cc専用設計の従来のGT250の流れを継承するRG250(E)で気を吐いていました。

ホンダはホークⅡCB400TやホークⅢCB400Nに対するホークCB250T/同CB250N(全て4st)、ヤマハはRZ前夜のRD400(2st)/GX400(4st)に対するRD250/GX250、カワサキはKH400(2st)に対するKH250をライナンップ、カワサキは4stのZ400やZ400FXに対しZ200という中途半端な軽二輪も出していましたがこれは単気筒のビジネスバイクに毛の生えたようなモノでバイク熱MAXの世代には対象外、維持費の安さや車検制度のない手軽さが高校生にはピッタリの250ccでしたがまだこの頃は選択視が非常に狭く2st派にはRGが人気でしたが4st派にはまともに走れる250はなかった訳です。

そんな折りにカワサキが4stで250専用設計としてデビューしたのがZ250FT、先に発売され大人気の兄貴分Z400FXのスタイルをそのまま小型化、ただしエンジンはFXのDOHC 4気筒という唸らせるモノではなくSOHCの2気筒、27psという騒ぐ程のモノではなくこれに限っては非力でも重くてもいいからFXの4発、DOHCでFTは出て欲しかったなぁ…は個人的意見!

実際FTに乗って見るとスペックからの派手さが感じられないのとは対照的にシングルカムながら高回転までストレスなしに吹け上がる元気なエンジン、ツインだからこそ、そして250専用設計だからこそ実現できた軽量で取り回しの良さが非常に好感が持てました!

↓4stとしては70年代で初めて250専用設計でデビューしたZ250FT


当時は厳格な750(大型)免許に対する憧れ?コンプレックス?から400や250でもより重く、大きくがいいとされていた時代にある意味逆行するFTでしたがその持ち前の軽量なライディング感覚がウけ瞬く間に人気!“漢のカワサキ”と当時でも言われていましたがそのイメージにそぐわないFXから受け継ぐスマートさ、都会的お洒落な出で立ちは空前の人気のFXの影に隠れ若干地味な印象はありましたがその実力は先発の専用車、スズキRG250と較べ2stと4stの差からなる瞬発力こそRGが勝るも高回転になれば互角、およそスマートなスタイルには似合わない結構アグレシッブな走りを見せたモノです。

峠などんでも軽く取り回しがいいのでそれなりのライダーの手にかかれば400をカモれる実力でしたね~…

さて現車ですがE/g不動、キーなしという総合1点の評価で残念な状況ですがこれも今となっては希少バイク、いい金額で落とされています!

↓E/g~脚回りまでE評価、部品取りか?レストアか?かなりの整備は必要ですがこれも無事延命!


地味ながらも着実な人気と販売を示すFTは好評でバイクとしては長寿の4年を生きますが83年のGPz250へのFMC以降もFTのアメリカン版であるZ250LTDと共にこのエンジンは90年代まで生きながらえたのが何よりも如何にこれの出来がよかったかに証!

その後のマルチ化や空冷→水冷化、DOHC化の波に飲まれ静かに消えてゆきましたがこれも名機の一つだと思います。

出品車は外観の意匠、カラーから80~81年頃の中期(Ⅱ型)モデルと推測、出品票にはkm表示とされていますので国内モノの様子ですね!

↓サイドカバー欠品が残念!


グラフバーやミラー以外はほぼオリジナル、サイドカバーが欠品しているのが非常に残念ですがタンクやカウルの塗装はまだ充分綺麗なようです。

↓このクラスではまずなかったウインカーの左右独立したインジケーター、高級さにウットリ(笑)


↓不動ですが30年超えのバイクです、この状態ならば是非起こしたいですネ!


落札は30万弱、FTって確か発売時が27~8万だったと思いますので30年を経過して当時の新車価格が上回った訳ですねー、製廃後も値段が下がるどころか上がり続けたFXとは対照的に一時はポンコツ扱いまで成り下がったFTですがコレを見ると感慨深いですわ~!(^^)!
Posted at 2018/02/01 21:07:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | カワサキ | クルマ
2014年08月29日 イイね!

保存版・ベースでのクルマ弄り記part20

保存版・ベースでのクルマ弄り記part20(2014.8/29UP)

昨日引き取ってきたギャランのマフラー、作業が明日に迫っているんで仕事そっちのけで装着前の手入れ?と言うか仕上げを行いました(^_^)v

板金屋さんが早々と作業してくれるもこちらの都合で1ヶ月放置になっていたので作業箇所にサビが発生、このマフラーは元々3号機ギャランに着いていたので置き場の関係からなる元から出ていたサビも多いのでこれの除去→サビチェンジャー塗布→耐熱塗料塗布というのが本日の作業!

↓作業部及び元々のサビが酷いので一度装着してしまうとなかなかできない処理を実行!


↓地味にワイヤーブラシで大まかにサビ落とし!


穴はさすがプロの仕事だけあり完璧に塞がってます、ただ内部の損壊までは見た目だけでは判断できず装着しエンジンを掛けて初めて判明しますからね~。
実際の車検合否は騒音dBですが少なくとも見た目に以上はなくなり仮にdB超えていても後付けサイレンサーでイケるのを願いながら作業を続けます。

陸事の検査員も人の子、補修してあり騒音さえギリでもクリアできれば多少の問題は見過ごしてくれる方もいますので見た目も結構大事ですからネ(^_-)

↓ここでベースではお馴染みのメンテアイテムのホルツさんセットの出番!


↓傍らでマフラー作業を見守る2号機ギャランは何を思う!?!?


サビを一通り削り落としサビチェンジャーを塗布、サフェーサー吹きも考えましたがサビチェンジャーの「黒サビに変化させ進行を止める」の売り文句が魅力で筆で塗るには広範囲過ぎてダルいながらも根気よく塗布!

↓各部、特に接合部や排気圧を受ける部分を念入りにサビチェンジャーを塗布




この他極僅かながら表面が薄くなりつつある部分をマフラーパテで念の為、肉盛り!
今日のベースは晴れ時々薄曇り、午前中の気温は24度と真に爽やかな作業日和でお昼にはこの下地処理を終了、ここで乾燥&昼食タイム!!

↓明日の作業に備えた3号機ギャランも期待に胸膨らます?(笑)


昼食後3時間程寝かすとサビチェンジャー、パテとも程よい気温とある程度の風でほぼ硬化、自然乾燥には一昼夜掛かりますが触って指に付かない程度になっているので取り付け作業まで日もない事からここで耐熱塗料での塗装にかかります!

↓デュフューザー部のみマスキングしてスプレー塗装!


スプレーなのでこれはラクショー!2度、3度と乾かしながら数回に分けて塗布します。

↓塗装作業仕上がりの図


この後はデュフューザー部に浮くサビを金属サビ取りで除去しピカピカに!!
時間があればマフラー1本丸々とサビ落とし→塗装したかったのですが今回は時間的制約もあり痛みの激しかったor排気の負荷の掛かるタイコ部のみの処理でしたがこれで無事爆音消去&車検合格となれば良いのですが…

あっ、まだALLペンもあるので車検受験はまだ先、冬を越してからかな~、金もねぇーし(-_-;)

↓処置後のマフラー(アペックス)は明日の作業まで2号機マフラー(レガリス)と一晩おネンネです(笑)


いやいや、明日の作業後の4G63の新たな咆哮が楽しみです(^o^)/
Posted at 2017/08/14 19:14:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車被災→復活劇 | クルマ
2014年08月28日 イイね!

保存版“変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第6弾!!

保存版“変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第6弾!! “変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る 第6弾は限定車型の変態車を取り上げてみました!

これはどなた様でも認める(?)変態度の高いモデルだと思いますよ (*^^)v

そんな訳で今回のお題はこちら⇒『6代目R30型日産スカイライン5ドアハッチバック(HB)』

6代目R30は昨今のハチマルブームにも乗っかり今が旬?の旧車人気の高いモデル、ハコスカ、ケンメリ、ジャパンにR31と数多くに名モデルを誇るスカイラインの中でも現在最も注目度は高いのではないでしょうか…

R30のモデルライフは昭和56年〜61年(1981〜1985)、イメキャラに当時のアメリカの大スターでクルマ好きで知られたP・ニューマンを起用、70年代の日産デザインの主張であるインボルブメントデザイン(セミファストバックorファストバックでクオータガラスが切れ上がる後方視界を極端に犠牲にしたデザイン)にこだわるばかりにケンメリ(C110)→ジャパン(C210)と続いたモッサリ感のあるスタイリングから決別、“新・愛のスカイライン”が当初語られたようにクリーンでスッキリなハコスカのイメージを現代的(当時)に再現したR30はその先鋭的なスタイルも勿論、デビュー直後に追加発売されたケンメリR以来の4バルブDOHCのRSが大注目、その人気はハコスカでデビュー以来長年スカイラインのイメージリーダーを務めたL20型エンジン搭載の2000GTシーリズを裏方に追いやる実力、従来〜R31以降の後続モデルが6気筒のL20若しくはRB系エンジンをメインにしてきたスカイラインの歴史の中で唯一4気筒をメインとした珍しいモデルでもありました!

さて、そんなR30ですが搭載エンジンやボディは先代までにない充実ぶりでこれまでのセダン、HT、バン(エステート)/ワゴンに留まらずこのモデルには多用途性をアピールする5HBをラインナップ、幅広い展開をした訳です。

R30がデビューした80年代初頭はそれまでは単に道具、足として捉えれれてきたクルマがレジャーに欠かせない、レジャーシーンに欠かせない存在である事が認知された時期、70年代後半の1BOXやピックアップブームによりアウトドアライフを覚えた日本人はそれまでのメジャーであったファミリーセダンでは飽き足らなくなっていました。
そこで各社、以前から主に欧州向けにラインナップしてきた5HBをユーザーに提案、セダンの居住性や1BOXの操作性に不安を覚えるユーザーのためセダン+週末に1泊やBBQなどの荷物を満載できる今が売り込みのチャンスとばかりに開発、人気車スカイラインにもこれを用意し拡販を目論んだ訳ですね〜。

しかし5HBは日本では60年代から時折各車、ラインナップされるもスタイリングや使い勝手がライトバンと混同されヒットは皆無の状態、長らくこのような状況でこれの陽の目は2000年代の初代マツダアテンザまで待たなくてはならなかったという各車挑戦する割には成功の試しがない曰く付きの車型ですので人気車にラインナップされた5HB、当時ワタクシもある意味大変興味を持ってR30のこのモデルを注目しましたネ〜(^_^;)

結果は…予想通りと言うか当然と言うか惨敗!!

現役当時も後年の中古時代でも人気の高いセダンやHTは数多く見かけたR30の中でHBが現れると“オオオーーーッ”となる程珍しく当時は「誰が買うんか?」というレベルの珍車でしてそのレア度?変態度?は限りなく高くそれがかえって現代では希少度の面からしても一部マニアには有り難みのあるモデルとなっている=デビュー30年を経過してようやく陽の目を見た感がありますネ。。。

さて、そんなHBですが当然ながらセダンがベース、Cピラーまではセダンそのもので居住性なども同様、セダンのトランクにあたる部分を広いラゲッジとした定番通りのモデルです。
尚、R30ではこのセダンをベースに2つの車型に発展させていました。

↓セダンをベースにこの5ドアHBとバン(エステート)を展開するワイドバリエーション!


Rrドアまで全て同じパネルを使うこれら派生モデルでしたがこの3種の中ではセダンが勿論一番広く普及、2番目は何とライトバン(日産に名付けはエステート)がすこぶる好評!
個人的にもバンのスタイリングはなかなか秀逸で背むしのようなイメージの5HBに較べルーフまで切れ上がったクォータウィンドウとくさび形の先鋭的なスタイルが非常にバランスが良くHBがあるために5ナンバーのワゴンが設定されなかったのが悔やまれるほど4ナンバー貨物商用だけにしておくのが何とも勿体無かった思い、今もありますねー…

後続R31ではワゴンが設定されますがバンはR30を継続、R31ワゴンが保守的な当たり前なステーションワゴン然とした平凡な出で立ちであっただけに“スタイリッシュバン”のエステート、これにワゴンがあればまたR30の販売展開も変わっていたのでは?と感じます、事実、商用とは言え現役時代レアなHBよりよほどエステートの目撃は頻繁でワゴン代わり、乗用車代わりにこれを求めたユーザーも相当数いたとの事です。

それではモデル概要に移ります!

[諸元]※デビュー時のデータ

(発売)
1981年(昭和56年)8月
(ボディ)
4ドアセダン/2ドアHT/5ドアHB
(バリエーション ※5HB)
TIシリーズ:1800TI-L/2000TI-E・X
GTシリーズ:/2000GT-E・L/2000GT-E・X/同エクストラ
GT-TURBOシリーズ:ターボGT-E・X/同エクストラ
ディーゼル:GT-L
(型式)
TI:日産JR30型
GT/ターボ:日産HR30型
ディーゼル:日産ER30型
(サイズ)
全長4595mm全幅1665〜1675mm全高1385〜1395mm
(ホイールベース)
2615mm
(車重)
1070〜1215kg
(搭載エンジン)
Z18S型 1800cc 直4 OHC 2バレルシングルキャブ グロス105ps/15.0kgm
Z20E型 2000cc 直4 OHC EGI グロス120ps/17.0kgm
L20E型 2000cc 直6 OHC EGI グロス125ps/17.0kgm
L20ET型 2000cc 直6 OHC EGIターボ グロス145ps/21.0kgm
LD28型 2800cc 直6 OHC ボッシュ式分配 グロス91ps/17.3kgm
いずれも縦置き搭載
(ミッション)
4速MT/5速MT/3速AT
(脚廻り)
TI:Frストラット/Rr4リンク式リジット
GT系:Frストラット/Rrセミトレーリングアーム
(駆動方式)
FR

以上の通りの諸元になりますが前述の通りベースはセダンですのでホイールベースや全長は全く同じ数値、幅や高さに違いがあるのはグレードによるもの、当然車重もこれにあたります。

尚価格は全てMTとして1,340,000(1800TI-L)〜2,107,000(ターボGT-E・Xエクストラ)となりシリーズ中最も高価、平均してセダンの8万円高、HTの2万円高という設定。

↓5HB最高峰である2000GT-E・Xエクストラ/ターボGT-E・Xエクストラ


性格からFJ20 DOHCエンジンの搭載モデル『RS』の設定はなし、メインは従来とおり5HBに関してはL20のGTシリーズが努めまた、先代ジャパンでデビューしたLD28 6気筒の快速デーゼル(De)もラインナップされています。

(バリエーション)
ベースのセダンと較べるとバリェーションは絞られていますがそれでも主だったグレードは存在、これだけ用意してもパイがあったのか?疑問ですがHBでもターボを用意するなど次期R31ワゴンGTパサージュやスバルレガシィにおけるハイパワーワゴン(性格にはR31はワゴンではありませんが広いラゲッジを持つ多用途モデルという意味)の元祖と言えるモノではないかと思います!

↓5HBのラインナップ(2000GT-E・Xエクストラ/ターボGT-E・Xエクストラ以下)





(エンジン、ミッション)
前述の通りFJ20を除き5HBには全てのエンジンをラインナップ、廉価版の1.8L〜スポーツライクのターボ付き、経済性+ハイパワーの2.8LDeまで幅広い層をカバーします。

Z型、L型、LD28型、それぞれが先代C210ジャパンからのキャリーオーバーで基本的に性能は同一ながらターボ(L20ET)に関してはジャパン時代とスペックこそ不変ながら低中速域のトルク重視型のカムプロフィールに変更、ターボ創世記のジャパンであまりのドッカンさ、タイムラグからある程度のベテランでないとギクシャクした走りにならざるを得なかったターボモデルを改良しドライブフィールの向上に務めていました。

↓5HBに搭載のエンジン郡

Z18S


Z20E


L20E


L20ET


LD28


エンジンフィールはこの時期のモノですからまだ排ガス規制ショックの影響は隠せずこの時点ではLD28を除き全てが未対策時代の後追い規制エンジンですのでL20ターボとLD28で合格点、これ以下はR30のボディではオーバーウェイト感は隠しきれない実力、FMCする度に重くなり排ガス規制の補機類に力を取られる各機、言葉悪いですが53年規制78y〜)以降ターボ(L20ET)やDOHC(FJ20ET)で誤魔化してきたスカイラインもメインエンジンではまだまだストレスを感じる代物でした。

ミッションは廉価版1800TI-Lのみに4速MTと3速AT、2000TI-E・X以上に5速MTと3速ATの設定となっていました。

この時期既にトヨタは4速AT=オーバードライブ付きをアイシンが開発、これを搭載しておりまだ比率的にはMTは多い時代、特にスカイラインというモデル特性から販売比率も圧倒的にMTでしたがATを選択する上でこのトヨタとの差は致命的、トヨタは76年のクラウンから既に4ATだったのに対し日産のこれの搭載は81年の430セドグロと5年の遅れが後年からなされたAT比率の高まり時に両社のシュア比率に大きく影響、スカイラインは先記の理由からそれほど弊害は感じませんでしたが他の高級モデルでの争いでは非常に不利でありクラウンvsセドグロ、マーク?兄弟vsローレル、コロナvsブルーバードではかなりこの時期に日産はATの差でシュアを落とした一因でもありますね。

当然ながら3ATのモデルは4気筒6気筒に関わらず高速走行では非常にストレスが大きく燃費も悪い、排気量が大きいとは言え100kmで3000rpm以上の巡航は辛いモノがありこれが4AT登場前でしたら当たり前でノークラによるイージードライブにだけ有り難みを感じれ良かったですが多段化により急速にATの快適性が向上した80年代初頭、トヨタ、そして三菱に次いだ日産の後手は当時専門家にはさんざん揶揄され目に余るものがありましたっけ…

(ボディ、スタイリング、エクステリア)
この項ではさんざん述べてきたように基本は4ドアセダン同様のウェッジを効かせた直線基調のスタイリング、これをファストバックとしラゲッジを儲けた以外はセダンモデルと基本的に同一の味付けのインテリアが組み合わされます。

S50やハコスカから継承する4気筒モデルと6気筒モデルの差別化はハコ〜先代ジャパンの頃に較べ大幅に狭められ先代までがFrグリル、テールは勿論搭載エンジンの種別により全長(ノーズ)まで分けられていたのをR30では同一化、この事は当時“遂にTI(4気筒)もGTお同じ鼻になった!”と結構な話題となったものです。

Frフェイスも基本的にGTとTIの差別は解消、唯一リデザインされていたのはテールのみでGTが伝統の◎テール、TIは一般的な横長のコンビネーションとされていました。

これは5HBでも同様、スタイル的に大人しいTIテールの方がHBではしっくりくるような印象を個人的には持ちますが◎テールのHBを見るとある意味興奮したりと(笑)

↓◎テールはHBのGT系ではしっかり採用!


(インテリア、居住性、装備)
R30系は良く言えば非常にスッキリしたインパネと飾り気のない内装でしたが悪く言えば大衆車然としたインパネデザインやショボさを感じるほど素っ気ない室内、内装トリムなどにはまだまだビニールレザーも多用され安っぽさが目立ちました。
先代のジャパン、先々代のケンメリ時代には前方視界が悪いという弊害はありましたが目線にメーターパネルが来る非常にスポーティな味付けでインパネでさえもスカイラインは魅力的だったのに対しR30はこの部分“見易さ”にこだわりスポイル、先代までの「スカイラインに乗っている」といういい意味の緊張感は皆無となりパッと見、B11サニーやK10マーチと変わらない印象は個人的にはFMC時に大きく落胆、ワタクシもこれのRSには乗っていましたが最後までインテリア、インパネのデザインは嫌いでした(-_-)

↓各操作類がまとめられ機能的ではありましたがスパルタンさや高級感という観点では不評だったインパネ
(5HB2000GT-E・X)


5HB、当然ながら最大のセールスポイントはRrのラゲッジルームである事は言うまでもありません!
当時でも既にHB系では常識的装備だった分割可倒式スプリットシートを採用、目新しさは皆無でしたがセダンやHT、そして分割可倒シートではないエステートよりは確実に多用途性に優れていますがRrシートに現代のようなリクラインニング機構はまだ未装備。
しかしワゴンやバンのように絶対的に上方向のスペースはないのでこの辺がスカイラインに限らず5HBという車型がイマイチ流行らない一因で中途半端さが災い、後年訪れたステーションワゴンブームとは比較できない地味な車型だったのです。

↓80年代のHBモデルでは必ずカタログに掲載されていた多用途アピールをR30でもしっかり掲載!




居住部分はセダンと全く同一、格下のかつてのバイオレット3兄弟や同時期サニーなどではセダンよりも5HB(カリフォルニアやリゾート等)ではスポーティ性を強調する意味合いからあえて全高をセダンより低くしていましたがR30お場合はこれもセダンに合わせています。
セダンそのものがキッチリしたスクエアな箱型ボディでしたしこのサイズですから当時のFR小型セダンとしては充分な広さを持っており頭上、足元、肩部とも充分のスペースを持っていたので後席でも不快な印象は皆無、加えて5HBも含め広い視界でキャビンは明るくケンメリ、ジャパンと続いた穴蔵のような暗さから開放され開放感も大きくR30での一番の美点だと思います、これは余談ですがHTでも言える事であり視界の悪い事がカッコ良かった70年代車と劇的に変わった点ですネ!

(シャーシ、脚廻り、ドライブフィール)
フルサイズに近い(当時の5ナンバー枠という点)まで拡大されたシャーシはスカイラインらしくしっかりしたもの、4気筒と6気筒を同じシャーシとした為、4気筒にはやや大き過ぎる嫌いはありますがHTを除き剛性もそれなり高く定評のある脚回りと併せて当時の国産車としては1級品だったと思います。

脚回りは伝統を継承、Frは共通のストラットですがRrサスはTIいリジットとなる4リンクコイル、GT系は4独となるセミトレを採用、セミトレのGTはスカイラインが長年煮詰めてきた秀逸なる脚回りでこの頃では既にFRモデルとしては4独後発だったトヨタや三菱もこれを開発採用していましたがしなやかさとイザという時の頼もしさはスカイラインには適わず特に日産のセミトレは大きい、急激なレーンチェンジ時でもよく追いついてきてコーナワークが楽しかったのが印象的です。

↓GT系はお馴染みのFrストラット/Rrセミトレーリングアームという組み合わせ!



これに較べTIのリンク式リジットはどうしても廉価版のイメージを持たれがちで格下のブルにしても格上のローレルにしても廉価モデルはこの形式でしたがそう劣った脚ではなく限界は低くリジット特有の底ヅキ感はあるも他社の同形式と較べると出来栄えは良く柔らかすぎず硬すぎずで主にファミリー層をターゲットとするTIとしては充分以上の性能を持っていたと思います。

ハンドリングはまだまだボールナットが主流の時代、R30も全種これでしたがパワーアシストは上級のGT-E・X系のみ標準装備でした。
4気筒のTIならば当時の水準からしても“重い”レベルではなく軽快さはないも操舵に苦労するモノではありませんがGT系パワステ非装着モデルは走っていればともかく低速や据え切りではドッコイショとなる重さ、重いL型エンジンですので当然なのですがこの分野はTIに軍配、尚同じ4気筒のRSもハンドリングは問題なかったです。
基本的に同一機構のステアリング、RSですと太いタイヤの分TIよりどっしり感がありましたがパワーアシストがない分、路面から道路状況が文字通り手によるように伝わりFRらしいややオーバーステア気味のハンドリングは非常に我々世代では素直な挙動を示し安心感が高くTIですとシャーシがパワーに勝っている分かなりの無理もl効く印象、GT系でもこれは相通じますが常に操舵の重さは意識せざるを得ず2000GTで楽しいコナーワークというのはあまり味わえなかった印象が強いですね〜。

エンジンフィーリングは前述の通りZ18及びZ20E、L20Eは決定的なオーバーウェイト、L20Eは重い分下手すると加速ではまだZ20Eに軍配が上がったりする程牙を抜かれたエンジンでしたし静粛性能だけがZを上回るという印象、L20ETはジャパン時代よりも扱い易くなりあの3000rpmから激変したドッカン度合いがかなり弱められATならほぼそれを感じさせないレベルに手直しされていましたから個人的にはジャパンターボよりはR30ターボのフィーリングが好み、勿論高回転、高速での実力には何ら代わりなかったですし…

LD28Deですがこれは先代ジャパンの時にスカイラインとしてはおよそ似つかわしくない印象でしたが一度乗るとGTターボがいかにも馬力で走るのに対しDeらしく低回転からのモリモリトルクで走る力強さをまじまし感じました。
De特有のガラガラ音も極力抑えられ振動もガソリン車と変わらず騒音も6気筒化により不快レベルではなくこれ以前のSD/LD型Deエンジンと較べると非常に先進性を感じたエンジンでそれでもワタクシ個人は当時若かったのもありDeというモノに抵抗ありましたが今ならば非常に興味を持てる(排ガスを除く)モノだったと感じます。

LD28はDe全盛期にセドグロ、ローレル、そしてスカイラインへと搭載されこの分野ではトヨタより一早い6気筒化はDe乗用をリードしていたと思いますね、まぁ、現代の先進技術で造られたクリーンディーゼルには6発創世記のモノですからこれに較べるとお話にならないレベルながらこの当時、De乗用の革命的存在だったのは確かです。


それではこれよりモデル改歴に移ります、R30スカイラインは1度のMCを行っていますので前期・後期の記載となっています。

※特別仕様、小変更など全ては網羅していませんのでご了承願います。また、改暦は一部スカイラインシリーズ全般を記載していますが基本5HBのみの記載となっています。

(81/8)
6代目R30型スカイライン登場、同時に従来型にはなかった5HBが設定。

(82/10)
TIシリーズを一部変更、Z20E型搭載の2000TI-E・Xを廃止、1800のZ18S型も新開発のCA18型直列4気筒OHC CA18型/CA18E型エンジンへ換装、グレード充実(TI- Lエクストラの追加設定や1800TI-E・Xの設定等)を行います。

(83/8)
後期型にMC、Frフェイスとテール意匠が変更されます。

Frは従来のハニカムグリルにセンターにモールを入れ高級感を演出、テールは引き続きGTは◎、TIは横長コンビですがこちらも意匠を高級に味付け、特に◎は2重構造のブラックテールデザインに変更、テールランプ点滅時に◎◎が浮かび上がるという凝ったデザインに変更されました。

↓後期型5HB2000GT-E・X(83/8〜)



↓後期型5HB1800TI-E・X(83/8〜)


尚、後期型より法規改正で認可されたドアミラーがGT系で標準化、TIでは基本フェンダーミラーを継続しますがドアミラーもグレードによりop設定、またHBではテールゲートをブラックアウト化しRrの表情を引き締めています。

(85/8)
スカイラインシリーズ、7代目にFMCが実施され5HBは廃盤、新R31ではこれの発展型とも受け取れるワゴンへ進化しています。

↓新型7代目R31型では5HB代わってワゴンモデルを設定


(総評)
長い歴史を誇るスカイラインの歴史の中で最初で最後だった5HB、形式的には現代のスカイライン・クロスオーバーも近いモノがありますがこれはこれで異質のモノ、通常?のセダンモデルの派生である数多くのボディを持つスカイラインの中でも稀有な存在でした。

歴代スカイラインはどれも人気高いのですがR30も同様でファミリーユース当時のこのクラスのセダンとしては充分及第点だったのとスタイリイングもスカイラインらしい若々しさと先鋭度が魅力的、HTはよりクルマ好きが競って追い求める伝説の人気モデルの立ち位置を継承、エステートは小洒落たコマーシャルカーとして本来の業務使用に限らずレジャーシーンでの多用途を好むユーザーには乗用代わりに支持を得ましたが5HBだけは人気車スカイラインであってもやはり市場は無反応でこれこそ“華麗なる1発屋の名が相応しいモノとなってしまいました。

ただ、HBモデルでありながらもターボや高性能Deおラインナップした点はさすがスカイライン、それまでこの種のモデルでは設定される事の少なかったスポーツライクの存在は後のワゴン系の高性能モデル→ステージア等に継承されていきますのでこれらの元祖としての存在価値はあったと思います。

日本では売れない5HBを“スカイライン”というBigームをもって果敢に挑戦、結果は鳴かず飛ばずの惨敗ながらそのレア度から現在ではこれにRBやFJエンジンを移植したり顔付きを鉄仮面にスワップする猛者も存在、ド変態の心をくすぐるに充分な5HB、当時も今もかなり少ないですが今後の動態保存に期待のかかる変態車だと信じて疑いません(^_^)/


“変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る・⇒『6代目R30型日産スカイライン5ドアハッチバック』……終
Posted at 2017/12/10 15:56:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ
2014年08月28日 イイね!

保存版・竹屋~、竿竹ぇ~ PARTⅡ(笑)

保存版・竹屋~、竿竹ぇ~ PARTⅡ(笑)
修理に出した3号機ギャランのマフラー、鈑金が終わり本日取りに行きまた竿竹屋をやってきました(^^ゞ

いやーね、相手様はプロですからとっくの昔に出来上がっていたのですがこちら側が私用に公用に多忙でなかなか取りに行けずでして一ヶ月半も経った本日引き取りでした。

本日仕事が休みの倅を助手にして連れ出したのは良かったですが彼はAT限定!なのでナシヤマの端から端(ベースは長野県側、板金屋さんは東京側)までの延々軽トラの往復、ワタシが運転する羽目でさすがに腰が今ヤバいっす(+o+)
早くヤツの限定解除しなければこっちが適わんわい、って自分の用事なんすがね(爆)

15時過ぎにベースを出て17時に板金屋さん着、この工場は仲間のToshi君のお友達が勤務している事もありとてもリーズナブルかつ丁寧に仕上げてくれており感動!

↓この状態だったモノが…


↓薄い鉄板で継いでくれ穴はすっかりナシ!


支払いを済ませてから積み込み、持ち込み時同様の竿竹屋さんスタイル?バズーカ砲?ルック
にして戻りますww

↓頼もしいミニキャブがまた仕事をしてくれてます(*^^)v




↓ショートパーツ類もしっかり仕入れ!


今週土曜はまたまた“整備第8班”の作業予定!何とかこれに間に合ってホっとしましたぁ~。
マフラーは明日錆を落とし耐熱で塗ってから装着前の仕上げをせんとね、しかし懸案のマフラー
が何とかなったのでギャラン復活、また1歩大きく前進っす!!\(^o^)/
Posted at 2017/08/19 00:58:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車被災→復活劇 | クルマ

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「ラッシュの買取りとPC新調(^^; http://cvw.jp/b/2682511/48478176/
何シテル?   06/09 21:43
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
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2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
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