元Gureのブログ一覧

今回の珍車シリーズも御多分に漏れず近年の80～90年代スポーツ異常値上がり!?の一台ですナぁ…

今や死語になったデートカー”ハイソカーと並びバブル期にはクルマ好きなら毎日のように聴いたお言葉、そのデートカー元祖がこのクルマになります！

⇒『昭和62年（1987）BA5型3代目プレリュード2.0Si』!!

プレリュード、ワタシら世代では若い頃、これさえあればデートに困らない？相手さえいればは当然ながらwww

しかし元祖デートカーながらこの代は3代目、これの先代であるAB/BA1型で初めてその称号が与えられましたよね～。

2代目は当時としては極端なワイド＆ローの地を這うようなスタイリングとリトラクタブルヘッドライトが大人気、デビューした1982年はこの2代目プレリュードが話題独占した感じ…

大成功の2代目、その流れを含む3代目の現車も2代目の人気を引き継ぎ90年代のスポ車ブームでは高人気、先代は発売当初は初代同様の雰囲気だけのスポーツでエンジンはアコードなど平凡なセダンのもの、この事もあり走りより二人のプライベート空間を愉しむお洒落なクーペとしてメーカーも売っておりこの事から”デートカー”とされた訳です。

ついでに触れれば初代はホンダが1300クーペや145クーペ（1974）以降スポーティクーペを捨てて以来暫く当時の時流に合わせ低公害の2BOXモデルコンパクト（初代シビック）やそれの豪華版アコードでスポーティ路線はお休み、排ガス対策の落ち着いた1978年にアコードベースに久々の2ドアクーペとして登場したのが初代プレリュード、国産初の電動サンルーフや集中ターゲットメーター等を備えるホンダが気合を入れて鳴り物入りでデビュー、しかしエンジンはアコードと同一の大人しいもの、せっかくのクーペも腰高で流麗さは皆無、シビックやアコードのイメージからは抜けれず商業的にはパッとしなかった…

初代SN型プレリュード！


個人的にも初代は苦手、かつてのホンダ（60～70年代初頭）の強烈なスポーティ時代を知るモノには単なるアコード２ドアとしか映らず市場の反応も同様、既に排ガス対策の暗雲が取り払われた時期に速そうなスタイルも速いエンジンも持たないプレリュードは正直惨敗だったイメージ…。

その仇を取ったのが２代目であり初代とは打って変わった美しいスタイリングながらも相変わらず特別なエンジンでなくても”デートカー”として持て囃されその影響はトヨタ（セリカ）、日産（シルビア）等上位メーカー車種に多大な影響を与えたもんです！

一時はブームにもなった2代目プレリュード（1982～1987）、当初は初代同様雰囲気クーペながら85年のSiグレード（DOHC16バルブ搭載）追加時にはホンダファンならずとも狂喜乱舞w

2代目プレリュード2.0Si


それでは現車、もうこのBA5もすっかり見なくなりました、往時は見かけない日はなかった程の人気車でしがこの時代のホンダはボディ剛性に難がありどうしても太古の年式のホンダ車ってのは残存が少ない。

走行8万㎞、総評3.5 内外DCという34年前のホンダでこれ程の状態の上物は滅多に出ないっすヨ！


細かな不具合は当然あるも歴代オーナーさん？もしかしたワンオナ？と思わせるような綺麗な個体、溺愛ぶりが画像からも解ります！

インパネや室内も画像の限り非常に綺麗であのバブル真っ盛りの豪華なクーペのイメージをそのまま残している！




3代目では当時新技術として注目されていた4WS（4輪操舵）を搭載したのも話題、三菱（ギャランVR-4）やマツダ（センティア/カペラ）日産（ハイキャス機構搭載モデル）も同時期にこれが採用されましたがこれらが油圧制御だったのに対しホンダは世界初の機械式を採用、しかしこの4WSという機構、前述他社含め意外に地味な技術ですよねー、いや、現在でも採用実績はあるので発展技術には間違いないのですがあの頃の4WS大騒ぎを知る世代としてみたら信じられないその後スルーw

外装も気になる凹もなくまだまだALLペン無しで乗れるレベルを維持、車庫保管だった可能性も高いですナ！





この型も後から出たS13型シルビア（1989年）にすっかりデートカーとしてのお株を奪われ更にFRだったシルビアは走り屋層にも絶大な人気、S13以降急速にプレリュード人気は衰え経年の劣化もあり例え現車のようなDOHC16バルブ 名機B20Aエンジン搭載モデルでもつい10～15年前位はあっても底値でしたが今や驚愕の落札額、MTというのもありもう少しで3桁まで跳ねこれ、店売りだと今時ですから言い値ですしプレリュード好きにはこの上ない極上さだと思われるので200～300万で出しても売れるんではないかな？

今やミニバン屋、軽ハイト屋のホンダながら90年代、ワンダーやかっこインテグラと共にホンダを破竹の勢いでマツダや三菱を抜いて第3勢力に押し上げた立役者の1台であるプレリュード、その時代の生き証人ですから末永く生き残って欲しいモンです！

(^^)/

って事で午後から時間作れたんで7月、タウンボ下見で静岡遠征以来ロクに転がしてないVR-4を蹴っていつものお散歩コースを走り火入れしてきた(*^^)v

B/Tは一度補充電してるもやはりクルマは走らせてナンボ！猛暑も収まりドライブにはいい時期だもんねぇ…

R1→R134を快調に抜け西湘BPとバイク・クルマで走り慣れたコース、土日祭日なんてド渋滞でとても走れない道ですが平日は海沿いをスイスイと真に快適♪

ステレオもラジオもかけずに久々のVR-4との対話を愉しみながら走る、30年の時を経たOLDカーですが快調！

西湘BP、乗り口の平塚辺りは台風の影響もあり薄曇り


西湘→R135に出ると陽が出来て海が綺麗に！



伊豆半島はボヤけてるけど海はキラキラしていい眺め！



西湘から真鶴に出て何十年かぶりに真鶴半島の漁港に出てみる、漁港に数ある干物屋で土産？でも買って行こうかと思うも緊急事態宣言中のためかはたまた来た曜日が悪かったんか殆どが休業、土産は諦め写真撮影だけで踵を返し…

真鶴漁港にて



真鶴駅を霞めて再びR135に出る


R135から湯河原を抜け好物コースの椿ラインを駆け上がる、爺さんギャランなんで無理はさせませんがそれなりのハイペースでワインティングを愉しむ♪

頂上、アネスト岩田スカイラウンジ（箱根大観山）で大休止


山の上は気温18度で快適、本日は下界は30度近かったので山の空気の爽快さを味わい満足、残念ながら箱根に上がると薄曇りで富士山は姿隠していたが芦ノ湖を見下ろす大パノラマは健在！




一応お約束なんでwww


アネストから少し下った相模湾と初島が見下ろせるスポットにて！



この大観山で折り返して帰路、箱根新道を下り再び西湘～R134～R1で15時過ぎに帰宅、渋滞ほぼ皆無で快適散歩が出来たぜぃ(^-^;


ハイタッチ！drive
2021年09月16日 11:27 - 15:15、
118.65 Km 3 時間 48 分、
バッジ28個を獲得、テリトリーポイント250pt.を獲得

これで各部に油が廻り火も入った筈、普段ボロ軽ッパコばっか乗ってると2か月ぶりのギャラン、うーん、やっぱえぇわ(^^)/

スーパーハイト、ハイト全盛の軽自動車の中で昔ながらのボンバン/セダンタイプでありそれらに較べ室内空間は勿論不利ながら走行安定性と軽量ボディで走行性能も必要充分、CVTのおかげで加速時の違和感は拭えないが何もワークスみたいにとんがらなくてもパワー不足は感じず快適ドライブが可能、優秀な道具、単に快適に移動するだけの足としたら性能も燃費もスタイリングも良く私なら現在売られている軽自動車の中では迷わずこれを選ぶ。