• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2025年11月01日 イイね!

あのクルマの系譜・その43~マツダタイタン編~

あのクルマの系譜・その43~マツダタイタン編~
”あのクルマの系譜”、今回は一部のみんなは大好き!?トラックの巻w

今回43弾は現行型は社会情勢やメーカーの事情からOEMとなっていながらかつてはマツダの商用ラインアップで重要な役割を担っていた『タイタン』を取り上げます!

マツダ、今や躍動デザインメインのオシャレなSUVメーカー的イメージですがかつて(50~60年代)は乗用よりも商用車に力を入れてリリースしていたメーカー、当時東洋工業と言われていたマツダは広島に業を構えこの頃は全国的な知名度では他メーカーに大きく水を開けられるものの西日本、特に中国四国地方では”オラが町のメーカー”的に支持は高かった…。

そんなマツダが全国区なったのは70年代のロータリー(RE)エンジン車販売から、70~80年代は夢の高性能エンジンとしていい意味でも悪い意味(燃費等…)でも広く注目を集める陰でマツダの基礎である商用車リリースも積極的に行われその中心的な車種が今回取り上げる「タイタン」となります!

タイタンは間接的にルーツをオート三輪に持ち1.5~3t積の小型トラック、三菱キャンター、いすゞエルフ、トヨタ(日野)ダイナをライバルとするモノであり強力なライバルに較べ東日本では弱いブランドながら一時はタイタンベースの3.5~4t(ボクサー)もラインナップ、熾烈なライバルとの競合に挑んでおりました、早速タイタンの系譜を振り返りたいと思います!

※尚トラックについては用途により仕様、駆動方式により型式が幾南学的(例:標準-セミロングーロングボディや標準-ワイド-ハイキャブ等により型式が異なる)となりFMCの時期も車型によりタイムラグがあります、従って細かくは紹介しきれませんので大まかな部分についての説明とさせて頂きます。

※搭載エンジンも様々でpsも仕様により異なります、過去ガソリンエンジン車もラインナップされておりましたが近年~現在では2~4LのDeエンジン、またはEVやCNG等様々な仕様が存在するため個別解説は省いています。

【現行7代目タイタン(2023~ )/タイタンLHR(2024~ )】
alt

・先代から引き続きいすゞエルフのOEMモデル、エルフも7代目でありタイタンは4代目まで自社開発、5代目以後がOEM
・自動ブレーキ、車線逸脱警報、ACC等安全装置充実
・エルフに倣い標準キャブ(2~3t)のみがまず7代目にFMC、これにデザイン継承したワイドキャブ等も2025年にFMC、4WD標準キャブのみ先代をキャリーオーバー中。
・普通免許対応の1.5tモデルのタイタンLHRはエルフミオのバッジチェンジ、1.9LDeとBEVの設定でATのみ、小型(1t)クラスはエルフではエルフ100、NHR等、または日産アトラスOEMをラインアップしてきたが7代目タイタンではエルフミオに絞られる。
・ライバルはトヨタダイナ、日野デュトロ、三菱ふそうキャンター、いすゞエルフ、日産アトラス、UDカゼット


『現行6代目タイタン(2WD 2007~2023/4WD(2007~ )』
alt

・先代から引き続きいすゞエルフのOEMモデル、エルフの6代目と同一。
・法律改正によりその都度安全装置の追加やグレードアップを実施。
・排ガス規制強化によりDPFを順次装備
・1tクラスはタイタンダッシュ廃盤後(~2010)、いすゞエルフ100(日産アトラスOEM)に準じアトラスOEM版となる。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース、日野デュトロ、三菱ふそうキャンター/キャンターガッツ、いすゞエルフ/エルフ100、日産アトラス、UDカゼット/コンドル10


『5代目タイタン(2005~2023)』
alt

・2004年をもってタイタンは自社開発から撤退しいすゞエルフOEMとなった最初のモデル。
・エルフの1993年~の5代目モデルを途中からOEM、6代目エルフ/タイタンデビュー以後も標準キャブモデルのエルフ大幅改良の上基本ボディは5代目を継承し2023年までラインナップされた。従って標準キャブモデル現行(2023~)は1代飛び越えた設定。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/ハイエーストラック、日野デュトロ、三菱ふそうキャンター/キャンターガッツ、いすゞエルフ/エルフ100、日産アトラス、UDコンドル10~30


『4代目タイタン(2000~2004)/タイタンダッシュ(2000~2010)』
alt

・自社開発最終モデル
・1tクラスをタイタンダッシュとしてラインナップ、このモデルは2t~がいすゞOEMに切り替わり後も2010年まで設定された。
・上級大排気量モデルは先代同様いすゞエンジンを搭載。
・2~4tクラスはいすゞとの提携によりトラックとしては短命な僅か4年のモデルライフ
・CNG車や排ガス新短期規制適合モデル等を追加設定
・安全装置の追加やグレードアップを実施。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/ハイエーストラック、日野デュトロ/レンジャー2、三菱ふそうキャンター/キャンターガッツ、いすゞエルフ/エルフ100、日産アトラス、UDコンドル10~30、ダイハツデルタ


『3代目タイタン(1989~2000)』
alt

・前期が丸目4灯、中期角目2灯、後期(画像)が角目4灯
・パワステ、キャブサス、ATモデルをラインナップ
・平成6年排出ガス規制適合時に併せ大排気量、高出力車にはいすゞ製エンジン(4HF1/4HG1型)型を搭載。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/ハイエーストラック、日野レンジャー2、三菱ふそうキャンター/キャンターガッツ、いすゞエルフ、日産アトラス、UDコンドル10~30、ダイハツデルタ


『2代目タイタン(1980~1989)』
alt

・副変速機でギア比を選択でき空荷と積載時でのパワーコントロール可能な2wayシフトが特徴的。
・初代タイタンの拡大版(3.5~4t)が「ボクサー」という別車種だったが2代目でこれを廃盤とし3.5~4tもタイタンに統一。
・前期(画像)が丸目4灯、後期が角目4灯
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/ハイエーストラック、日野レンジャー2、三菱ふそうキャンター/キャンターガッツ、いすゞエルフ、日産アトラス、UDコンドル10~30、ダイハツデルタ


『初代タイタン(1971~1980)/ボクサー(1969~1980)』
alt
↑初代タイタン

alt
↑ボクサー

・タイタンは従来のマツダ製キャブオーバートラック「Eシリーズ」の後継モデルであり71年デビュー、この代からそのネーミングとなるタイタンの元祖
・ボクサーは2tモデル主体だったEシリーズの上級として69年デビュー、3~4tモデル。
・72年には下級の1.5tモデルだった「クラフト」の後継としてタイタンライトを追加、これがタイタンダッシュ~現行タイタンLHRの元祖。
・ライバルはトヨタダイナ/マッシーダイナ/トヨエース/ハイエーストラック、三菱キャンター、いすゞエルフ、日産キャブオール/クリッパー/キャブスター、UDバイソン、ダイハツデルタ


『Eシリーズ(E2000/E2300/E2500 1964~1972)/クラフト(1965~1977)』
alt
↑Eシリーズ

alt
↑クラフト

・マツダDシリーズ(D1100、1500、2000)の後継となりEシリーズがD2000、クラフトがD1100/1500の原型。
・Eシリーズが2~3t積、クラフトが1t積。
・E2000/2300がガソリン、E2500がDeエンジン、クラフトは1.5Lガソリン。
・ドクロ、強盗顔とも言われた強烈な強面が特徴的。
・Eシリーズ、平ボディは標準(一方開)、平床3方開、ロングが基本、ダンプや糞尿車など様々な加装に対応、クラフトは小口配送が主。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/、三菱キャンター、いすゞエルフ、日産キャブオール/クリッパー/キャブスター、ダイハツデルタ


『ロンパー→Dシリーズ(D1100/D1500/D2000 1958~1964・1965)
alt

・戦後の商用車メジャーであった3輪トラック、より安定性、快適性を求めて50年代の「Tシリーズ」3輪トラックをベースに4輪にて開発された最初のモデル、当初「ロンパー」のネーミングでデビューし59年にD1100/D1500となる。
・積載は1t、追加で1.5tが設定される。
・ロンパー時代は空冷V型2気筒OHVガソリン1.1Lのみ、Dシリーズ変更後は水冷直4OHVガソリン1.5Lを追加
・小型枠改正に伴い62年に2Lモデルを追加、1.1Lを廃止しD1500/2000の2本立てとなる。
・ライバルはトヨタダイナ/トヨエース/、三菱ジュピタージュニア、いすゞエルフ、日産キャブオール、プリンスクリッパー、ダイハツベスタ

※ここまでがタイタンの系譜となります、尚、タイタンに繋がるマツダ商用トラックの歴史はマツダ創業時に発売したオート3輪→3輪トラックとなるので広い意味でタイタンの元祖とも言えるので簡単に記載します。


『DA型オート3輪~T2000 3輪トラック(1931~1974)
alt
↑”ケサブロー”の愛称で今も親しまれるK360

alt
↑最も新しい最終型3輪のT2000

戦前の1931年、マツダ(東洋工業)の自動車製造/販売初のモデルとしてオート3輪DA型を発売、その後戦中~戦後の物資運搬等の需要に応えて軽自動車規格から大型化、50~60年代には同じ3輪メーカーであったダイハツとのシュア争いも激化し3輪1、2位を両社で独占、軽ではマツダK360vsダイハツミゼット、登録車でも競い合っていたが70年代になるとより積載性に優れ安定性も高い4輪トラックに需要は移行、ダイハツは1968年のCM型、マツダは74年のT2000を最終3輪モデルになり以降は4輪トラックに移り変わる…。


あのクルマの系譜~マツダタイタン…
Posted at 2025/11/01 18:31:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2025年10月31日 イイね!

オウチ弄り記 2025.10/31

オウチ弄り記 2025.10/31
早いっすねぇ、今日で10月も終わりでこの10月は仕事の件や愛猫の事で色々あってアッと言う間に過ぎ去った感じ…。


仕事は請負陸屋の要請もあり最近は車検代行を主にやってたけんど専任でやる新人さん入り研修も終わったんで終了、来月からはまた陸屋専任?に戻るんでホッとしちょります。。。

マロさんはあれ以来も変わりなく元気×2!! 年寄りなのに食欲旺盛でよく食べよく寝て過ごしておりますw
alt

さて本日はおウチ弄りってこんでここんとこ調子悪い防犯カメラの交換、大事な大事なwエボチンが入ってるガレージの見守り役、怪しげな外人乗りの30プリウスは相変わらず週イチ位ウロついてるしやはり怪しげなハイラックスサーフも時折出没、まぁ杞憂だとは思うけど備えあれば何とやらって事で…

動体検知録画がイマイチ正常に働かない旧カメラに代わり新品仕入れで交換!
alt

スマホで管理できる固定カメラ、旧品よりも画像写りはいいし動体検知録画もバッチリ(^^)v

エボとイケスポを同時見守り!
alt

防カメ映像
alt

アッ、今更ながらだけどイケスポも原チャもチャリもは決して路駐ではないっすよ、ウチの前の道って特殊?1/3が私道…昔この家分譲する時に旧家から今の家建てる時、宅地法の絡みでセットバックしておりウチ含め3軒同時期の建売でやはり他の2軒も私道になってるんでね、そういう事なんで駐禁取締りはナシ!(その証拠に↑画像のイケスポRrバンパー右に境界鋲アリ)

お役御免?の旧カメラ、動体録画はNGながらリアルでの確認はできるんで捨てる必要はナシ、家に上がる階段に設置し来訪者確認専用に使えるんで移設…
alt

後は新品に付属している”24時間監視”ステッカーを貼って終了っす!
alt

気休めには違いないけんどあるとないとじゃイザって時に対処が大違いなんでね、備えあれば憂いないでしょ(^^)/
Posted at 2025/10/31 16:50:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 横浜 | 暮らし/家族
2025年10月28日 イイね!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第51弾!!

 ”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第51弾!!

納得のマイナー・モデルを振り返る、第51弾は名車輩出も多いながら意外に変態輩出度も高い?ホンダさんから『アスコット・イノーバ』取り上げます!



その名の通りベースは当時の アスコット(アコード) これらのシャーシを流用しながら当時の4HTに便乗し従来型正統派セダンのアスコットを低車高にセミファストバック、サッシュレスドアの4HTとしたモデルがイノーバ、ただセダンのアスコットとはデザイン性では共通せず独自のスタイリングを施し、比較的年配層訴求のアスコットに較べ若年層を狙った立ち位置…

CB3/4/CC4/5型アスコット・イノーバ
alt

ベース、ネーミングを採用したセダン版であるアスコット(アコード兄弟)
alt

ただホンダあるある?セダン版とはイメージを異にするも当時のインテグラやシビックのテイストが採り入れられクルマに詳しくないヒトが前から、或いは後ろから見たら見分けが付かない程似ている、そんな出で立ちでしたねぇ。。。
alt

正統なセダン然としていたアコード/アスコットに較べ明らかにスポーティなデザイン、その代わり背が低い分居住性では劣り当時のFRだったマークⅡやローレルの4HTに較べ足元の余裕はあるもののFFと言えども快適と言える程の広さはない、しかしセダン版にはない輸出用プレリュードからパワフルな2.3L DOHCエンジンをTOPグレードに搭載したりopながら4WSも用意されており4WSはアコード/アスコットにも設定はあるもこれらより値段的にも上級車の立ち位置でもありました。

インパネはいかにも当時のホンダって感じであまり高級感は感じないながらまとまって扱いやすいデザインでした。

イノーバの室内&インパネ
alt
alt


アスコット・イノーバの概要

全長 4670mm
全幅 1695mm(2.3L 1715mm)
全高 1380mm
車両重量 1230~1270kg
ホイールベース 2720㎜ 

エンジン
F20A型 2L 直4 SOHC 135ps
F20A型 2L 直4 DOHC 150ps
H23A型 2.3L 直4 DOHC 165ps

タイプ
4ドアHT

駆動方式/ミッション
FF/ 5MT、4AT

サスペンション
前後ALL:Wウィッシュボーン

イノーバは2L DOHCのF20Aは経験があり爆発的な速さはないものの動力性能は充分、しなやかな足回りとホンダサウンドを僅かに感じさせるユニットは上質感あるムーディな4HTに見合う乗り味、残念ながら165psの2.3Lは経験ないので語れませんがこのクラスとしては軽量でもありプレリュードの実力から考えてもかなりいい走りをしたのではないかと…

名機2L F20Aエンジン
alt

イノーバは4HT全盛期の1992年にデビュー、しかし90年代半ばからはRV車、ミニバンブームに時代は移行、元々ベースのアスコットと共に販売店(プリモ店)の弱さもありなかなか人気・販売は盛り上がらず96年までの4年間で約3万台という数字、2代目にFMCしたアスコットの晩年時に廃盤となり僅か1モデル4年のモデルライフでした…。
alt

現役時代もまず見る事のなかったイノーバ、スタイリッシュだしも少し売れても良かった?とは思うもどこかシビック等のイメージでファミリーモデル臭さが抜けずマークⅡやカリーナEDなどのような”特別感”は個人的には感じられない、ホンダ車ってレジェンドにせよインスパイアにせよこのイノーバにせよ値段は立派でもそれに見合うイメージが沸かない!?そんな部分もイノーバが芳しい成果を残せなかったのかななんて思います、変態度は低いながらも時代に流された1台である事は変わりないですナ(^^;


変態度指数:★★☆☆☆
Posted at 2025/10/28 17:24:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ
2025年10月27日 イイね!

マロさん、復活(^^♪

マロさん、復活(^^♪
ここ で、半べそカキながら記載した愛猫マロさんの件、本日セカンドオピニオンで診察に行った大きな病院で精密検査をしてもらったところ…

何と、最初の診断では膵臓癌疑いで何もしないと余命1か月、抗癌剤治療で4~6カ月、手術(年齢的にできるかどうかは不明)で完治の可能性アリという飼い主にとっては真に深刻な、そして哀しい死刑宣告がされたようなモノでこの3~4日はカミさんと二人して沈んだ毎日を送っておりました…。

しかしそんな飼い主を他所にマロさんは元気、歳取ってる(15歳)の割には高いところも登るし食欲も充分ある、そんな姿見てると後1か月なんてとても信じられない感じだったのでカミさんと「最初の病院、誤診じゃね?」なんて半分祈るような気持ちで本日受診したら誤診まで言えなくとも癌はないと!

最初の病院でレントゲンだけの判断と確かにセカンドでも膵臓に若干弱っている部分はあるもセカンドの獣医さん、まぁ歳相応でしょうと、多分レントゲンの写りの問題なんでしょう、誤診ではないけど検査不十分でしょうね~と。
今回は触診からのエコー、そして新たにレントゲン、血液検査しても癌の兆候はないとの事でカミさんと二人で人目も気にせず手を取り合って喜んだというw

60過ぎのいいジジババがウケるけどその位嬉しかった、ここ何年かで最大の嬉しさですわ(^^)v

今夜は滅多に飲まないビールで乾杯やな、勿論マロさんにも帰ってきてから健康な?ご褒美でチュ~るを沢山あげましたとさ。。。

ただ、膵臓の弱りも気をつけないといけないとの事、フードを治療食にし2週間後にまた通院…

飼ってない方には解らないでしょうがたかが犬猫、されど犬猫、子供が親離れして後はペットが子供と変わりないんでね、子供が大病から生還したような気持ちです。

帰宅しいつもの”アゴ乗せ”で寛ぐマロ先輩
alt

猫の最近の平均寿命は15歳~20歳、マロさんは平均寿命に到達してるんでいつ虹の橋を渡ってもおかしくないけど今回は取り合えず”延命”できた事が真にハッピー、年齢的にその日を覚悟しながら今後も愛猫との愉しい日々をできるだけ長く送りたい、つくづくそう思っちょります(^^)/
Posted at 2025/10/27 18:34:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | | ペット
2025年10月26日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.53

旧車とキャラクター…VOL.53
旧車とキャラクター…


ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.53としてはこのクルマ!


『MA/GA60系セリカXX』
alt

元Gureにとってはいよいよ真打登場!? これは若き日、トヨタカローラ店勤務時代に本気で買おうと恋焦がれたクルマ!

その恋焦がれた一因であるのはXXのキャラに抜擢されたイギリスのコーリン・チャプマン氏!
alt

若い世代では知らなくて当然ながらC・チャプマン氏はF-1の神様と言われた英雄で学生時代に構造力学を学びこれを糧にし大学内の飛行機団体にも参加し飛行方法を修得、卒業後、航空宇宙工学技術に関する彼の知識を自動車技術の進歩に貢献、彼の指揮の下、チーム・ロータスは1962年から1978年にかけてフォーミュラ1世界選手権を7度勝ち取りアメリカのインディ500でも優勝させた正に”F-1の神”でした!

そんなモータースポーツ界の”神”が推したのが1981年に2代目としてデビューしたA60系のセリカXX、ワタシは特にモータースポーツ好きって訳ではなかったもののロータスの名監督であったチャプマン氏の存在は文字通り”神”でありロータスの技術を詰め込んだXXのインパクト、かなり大きかった…

前期モデルはCMは勿論、カタログにもチャプマン氏が登場、まだ大人の世界を知らん小僧は彼の力説ですっかりXXの虜にw
alt
alt
alt

初代XX(A40/50系 1978~1981)が後の初代ソアラの原型のような高級パーソナルクーペであったのに対しそのソアラの登場によりXXはスポーツ路線に振り切り当時トヨタではソアラ派とXX派で人気を2分する存在、まだ二十歳前の元GureはXXの後期の時代にトヨタ店に勤務、この頃出始めの60回ローンを組んで維持費の問題から後追加の2.0GT TWINCAM24を本気で狙ったモンです💦

後期型(1983~1986)XX 2.0GT TWINCAM24
alt

しかしチャプマン氏は残念ながら1982年、まだまだ若い54歳で死去、まだ60XXが前期の頃であり残念ながら降板、82年に追加された1G-G搭載の2.0GT以降はキャラを置かず”聞こえる24ビート”等のイメージCMに切り替わります。

”24ビート”の1G-GEU型DOHC 24バルブ160psエンジン
alt

チャプマン氏の死去は前年でしたがクルマそのもの魅力でXXの人気は劣れを知らない、リトラを装備し直線基調のくさび型のスポーツカー然としたスタイル、そして2.8DOHCを頂点に当時としては目を見張る高性能エンジン群をラインナップしていたのも大きな魅力!

2.8L 直6 DOHC 170psの5M-GEU型エンジン
alt

2L 直6 SOHCターボ 145psのM-TEU型エンジン
alt

売ってる店に勤務していたのでXXは全モデル経験、廉価版はSOHC NAの1G-EU、これは装備は申し分ないながらこのカタチで125psという標準エンジンはいかにも悲しい、それでもこれ(グレード的には2000L/2000S/2000G)もLを除きそれなりに売れてましたし2.0GTより40万位安いんでこれでもいいか!的でしたが血気盛んなスペック命の時代、最低でもターボは欲しい、しかしターボはATのみだったし2.8は税金バカ高い時代の3ナンバーで所有しきれないので2.0GTに狙いを定めていましたっけ。。。

廉価版2.0G
alt

XXの唯一好みでなかったのはインパネ、70年代のズラリメーターが並ぶインパネこそスポーツカーの証とまだ思い込んでいた時代、コロナ(T140)、カリーナ(A60)と大して変わらないファミリーカーっぽいインパネはイマイチ刺さらず”う~ん”て感じでしたがそこは見ない事にしてでも鬼の60回を耐えようかとwww
alt

前にどこかでも触れてますが一時は夜も眠れない程購入に悩みましたがオヤジに言われた一言「60回組むのはいい、しかし60回=5年、5年今の会社にいる覚悟が必要だゾ!」と…
これを言われ冷静さを取り戻し当時、5年辛抱する気持ちにはなれんかったんで泣く泣くXXは諦めたという結末でジャン×2!!

後半はチャプマン氏からは脱線したけど彼がサーキットをXXで暴れまわるCMに心トキメカせたご同輩は多いのでは?と思います、今でもXXを稀に見るとコーリン・チャプマン氏の走りが脳裏に浮かぶ、そんな昭和の人間の振り返りでしたぁ(^^)v
Posted at 2025/10/26 14:31:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ

プロフィール

「冷めやらぬ!?二輪熱💦 http://cvw.jp/b/2682511/48774440/
何シテル?   11/19 17:57
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP、企画モノでは記憶に薄い部分等はwiki...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

       1
23 4 5 6 78
910 11 121314 15
1617 18 19202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ホンダ スーパーディオ ホンダ スーパーディオ
ホンダスーパーディオ、日常生活の足として2017/4より導入、2stモデルなのでパワーが ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation