ＢＡＲＡのブログ一覧

もうご存知の方も多いかもしれませんが・・・

青島さんより復刻されます。

何とも、うれしいではありませんか（＾＾

正直、日本カーオブザイヤーは、かなりどうでもいい賞だと思っています。
選考基準が良く分からない上、賞を取った車種を知っても「え？」と思うことがほとんどでしたから。

今年もそんなカーオブザイヤーが選ばれるそうです。

下馬評では、販売台数的に見て、「トヨタ・アクア」が優勢なのかなと思います。
「燃費・実質販売台数共にトップ（プリウスはαとの合算なので）」
という数字を見る限り、立派な成績を上げていることに間違いありません。

でも、私の選考基準は違います。

「新しい何かを開拓できたか」

　そのオーラは、挑戦し、乗り越えたクルマにしか感じられないものです。
　そして、日本カーオブザイヤーなのですから、閉鎖的な日本の自動車市場に風穴を開けてくれた車種こそ、ふさわしいと感じています。

　ハイブリッドはブームになっている感があり、安価で燃費の優れたハイブリッドを世に出したメーカーの技術力には敬意を表するものの、「出たら売れて当たり前」なムードがありました。
　その為、発売に至るプロセスにあまり逆風を感じることがないので、ここでは「逆風に打ち勝ったモデルを選びたい」気持ちがあります。

今年のノミネート車は・・・

トヨタ
●『プリウスPHV』
●『アクア』
●『カローラ・アクシオ』/『カローラ・フィールダー』
●『ポルテ』/『スペイド』
●『オーリス』
レクサス
●『GS』
トヨタ/スバル
●『86』/『BRZ』
スバル
●『インプレッサ　G4』/『SPORT/XV』
日産
●『ノート』
ホンダ
●『CR-V』
●『N BOX』/『N BOX+』
マツダ
●『CX-5』
三菱
●『ミラージュ』
スズキ
●『ワゴンR』/『ワゴンRスティングレー』

（輸入車は除いてます）

個人的に今年推したいのは、マツダCX-5とトヨタ８６（スバルBRZ)です。

　CX-5（ディーゼル車）が登場する以前、国内でクリーンディーゼルSUVというとエクストレイルGTがありました。しかし、その高価格やキャラクターの曖昧さから、決して成功したとは言えないモデルだと思います。エンジンもルノー製・・・自社で積極的にディーゼルやれない理由でもあったのでしょうか。（パジェロは高価過ぎるので、ここでは枠外です）
　
　ただでさえディーゼルアレルギーが見られ、ディーゼル＝黒煙というネガティブなイメージが先行する日本市場。そこに「クリーン」だけでなく「走り」を前面に押し出して登場したのがCX-5でした。
　フタを開けてみれば、受注の８割がディーゼル車。決して安い買い物でないにもかかわらず、これだけ売れるとは、メーカー含め誰も想像していなかったでしょう。
　「縮小しきったディーゼル市場」の殻を破り、市場を拡大方向に向けてくれた、他社からの国内へのディーゼル投入の呼び水となった、自動車業界的にも自動車社会的にも非常に価値のある働きをしてくれたと思っています。
　販売も絶好調、９月ではデミオを抜いてマツダで１番売れるクルマになりました。後続の新型アテンザにも期待したいと思ってしまいます。

　トヨタ８６/スバルBRZもやはり「縮小しきった市場」に敢えて投じられたニューモデルというところに訴求点があると思います。
　
　水平対向とはいえ、自然吸気で２００馬力ほどのエンジン。一昔前なら、「K's」は無くて「Q's」のみと言ったら言い過ぎかもしれませんが、一昔前のターボFRに乗り慣れた昔ながらの自動車評論家諸氏からは随分と辛口なコメントをもらっていたような気がします。
　しかし、時代はエコが法律的にも無視できなくなりました（メーカーとして省エネ法等を遵守しなければなりません）。そんなご時世に一からこのようなモデルをしつらえて、世界で販売すると言う大冒険を成し遂げたメーカーの戦略には敬意を表することしか出来ません。
　そして、世界でも類を見ない「水平対向エンジン＋FR」のスポーツカーが生まれたという事実、５年前では考えられなかったことです。
　さらに、そのクルマが売れている。街中でもよく見かけます。私は素直に、うれしいことだと思っています。

　
　いつの間にか、どこかでカーオブザイヤーは決められて、ある日突然発表されるのでしょう。
　しかし、クルマ好きならば各々にとってのカーオブザイヤーがあると思います。
　それは中古車かもしれないし、「カー」でなく「モーターサイクル」かもしれません。
　決められたカーオブザイヤーを知ることも大切ですが、自分なりの考えで自分だけのカーオブザイヤーを考えるのも楽しい物だと、このブログを書いていて思いました。

・・・

ちなみに、マイベストは「CX-5（ディーゼル）」です（＾＾

来年も、乗ったらうれしくなるような新車が出ますように。

今日は、以前頂いた合わせホイールの交換を行いました。
（詳しくはこちら）

　交換理由ですが、現在装着している右後輪のホイールキャップ固定用爪３カ所のうち、１カ所が折損しているからです。
　その為、ホイールキャップが固定できず、固定不十分な状態で走ると、貴重なキャップがどこかへ飛んで行ってしまいます。
　なので、今まで右の後輪だけはキャップをつけられずにいたのです。

　紆余曲折あったものの、無事完成。

　やはり、キャップがあると引き締まるような気がします。

本日の買い物先でのひとコマ・・・

３６０「若いの、元気でやっとるか？」

サンバー「いや～頑張ってきたけど、ウチもワシの代で終わりですわ」

３６０「後の代に任せればよかろうに」

サンバー「もらった養子は九州男児で、結構歳いっててたまげましたわ」

３６０「もうどうにもならんのか？」

サンバー「・・・まあ、名乗ることくらいは許そうかと・・・」

３６０「・・・。」


真相はわかりません（＾＾；

カローラ系が長く続いている中で、一番思い入れが深い形がAE92型のモデルたちです。

特に、AE92トレノへの思い入れが強いです。
リトラクタブルヘッドランプであることもありますが、昔乗ってたから印象深いと言うことは否定できません。あの軽い車重＋超フロントへビー＋ハイパワーの組み合わせ、もう一度乗ってみたいものです。

そんな中、見つけたのはこれ、AE92スプリンターセダンGTの前期型です。
　
６ライトのスタイリングや前期のリヤコンビランプがたまりません。
エンジンにも、これぞ「ツインカム」といった迫力を感じます。

現在、いつの間にか、５ナンバー位のスポーツセダン（MT車）が消えうせてしまいました。。。
５ナンバーやMTは厳しくても、コンパクトなスポーツセダンと言うだけで探しても・・・。

セダンが売れないのを「ミニバンのせい」「荷室がせまい」「セダンは何でも人気ない」とかいろいろ言い訳的なコメントが聞こえてくる昨今です。
しかし私的には、セダンが今一つ売れないのは単に、
「魅力的なモデルが無いから」
だと思っています。

やればできるんですから、魅力的なセダンを、そしてその中にはこのGTのような「いぶし銀」的なモデルを設定してもらえるとうれしいですね（＾＾