RX-8生産終了ニュースによる緊急購入からはや3年、我が2号機エイトも車検を迎えました。
ここまでの走行距離は51,000kmで1号機の時は初車検で44,000kmでしたのでペースはちょっと早い気もします。
さて、この車検が問題。
基本的には良い子仕様なので問題点はそう多くありませんが、10Jのホイールは怪しいのとフルバケがアレなので街乗りホイールに純正シートに変えて事前に見てもらいました。
見てもらったのは購入した東海マツダの〇谷店。
とりあえずちょっと気になった車高は問題ないと言われ安心していましたが、スプリングが回るからダメと言われました(上下にはガタつかないと言ってはいました)。
どうやらバネの遊びが無い事という項目を、スプリングが回るか回らないかで判断している〇谷店。
そんなことを言われてもねぇ。
というわけで別の東海マツダのディーラーで車検を受け無事に通りました。
もちろんバネが回るという事は伝えてあります。同じ系列でも差があってよいもなのでしょうか。それとも〇谷店独自ルール?
今後、〇谷店とのお付き合いはちょっと考えさせられますね。
さて、車検の話はここまでとして
ディーラーに行くと新型デミオがありました。
当然話題のクルマだけに試乗します。
試乗したのは1.3Lガソリンの13S L Package(6AT)と1.5LディーゼルのXD Touring(6AT)です。
ただ、ガソリン車とディーゼル車は別々の店舗で試乗したこともあり、道路状況が全く異なる条件でした。
まずは写真から(全て13S L Package)
フロントデザインは最近のマツダ車の流れを汲んでいます。
迫力はありますがアクが少し強いかも。
サイドとリアは旧型からの流れを汲んでおり、デミオだとわかるデザイン
上級グレードのメータはエイトと同じくアナログのタコにデジタルのスピードメータ。
個人的には慣れていることもあり、これが一番しっくりくる。
しかし疑問はこのほかにアナログスピードメータ+デジタルタコの組み合わせと、アナログスピードメータ(タコ無し)と合計3種類のメータを用意したこと。
グレード格差をつけたいのも分からなくないけど、逆にコストが上がってしまいそうな気がするのは気のせいだろうか・・・
アクセラではアレな噂のマツコネ。
Ver3.3に進化していましたが、性能はどうなんでしょうか。
ディーラーの情報によるとMCするCX-5とアテンザがマツコネを導入するのだとか。
ナビなんて市販のものに任せておけばいいのにな。
前期エイトで散々だったのを忘れてしまったのか・・・
USBの差込口やSDスロットルはエアコン操作パネルの下に。
カバーを付けてもらいたいが、クラスを考えると気にしたらダメかな。
ヘッドアップディスプレイ。
走行中に速度を確認しやすい。
ディスプレイ調整はマツコネを使って調整。
最初思いっきり手動で調整しようとしてしまった・・・orz
白の本革シート。
すわり心地も良くてなかなかの質感。
汚れさえ気にならなければオススメ。
前席の広さは窮屈な感じはなく、かといって落ち着かないほど広いわけでもない。
旧型より少しは広いくらい。
ドアの質感も高い。
アクセルペダルはオルガンタイプ。
高級感があってうらやましい。
リアシートの広さは旧型と同じくらいかな?
広さをウリにしているクルマと比べると狭いけど不満はなかった。
タイヤは185/65R15のBluEarth-A
さて、実際に運転してみます。
まずはガソリン車から。
試乗コースは街中から流れの良い国道へのルート。
スタート時は1.3Lのガソリンなのでトルク不足を感じますが、2,500rpm以上になれば十分な加速性能があります。
また、回転上昇が滑らか。
不快な振動や騒音も抑えられています。
6ATの出来も滑り感が少なくダイレクト感が感じられます。また、シフトショックも抑えられていると思います。CX-5以降のマツダのATは結構優秀です。
流れの良い国道はそれなりに流れていたのでそれなりに走行w
合流の加速では頼もしい加速を見せてくれました。また、一定速度域では高い静粛性も。
乗り心地はちょっと固めですが不快なほどでは無かったです。
(ただし、これは私が普段固い脚のエイトに乗っているからかもしれません)
ボディ剛性も高く、ハンドリングもしっかりとした感じで1クラス上というかスポーツカーに近い乗り味に感じました。
これなら長距離も苦にならないかも。
後は高速道路でどうかが気になるところです。
次にディーゼル車。
しかしこちらの試乗コースは渋滞ばかりの国道。しかも短い。
その中で分かっただけでも。
まずはディーゼルの音。
車外だとやはりディーゼル特有の音はあります。ガソリン車と比べると音も大きいです。
早朝や深夜の静かな住宅街だと多少気になるかも?
でも車内に乗り込むと静か。振動も少ない。
遮音性がいいという事ですね。
もしかすると騒音、振動は2.2Lのディーゼルより優秀かも?
走りだしてもディーゼル音は感じますが、そのレベルは低く抑えられています。
出だしからトルクを感じ、上の方でもしっかりと回っていきます。
もちろんガソリン車のような伸びではなく、トルクで引っ張っていくような感じです。
CX-5やアテンザで感じたパワフルさは無く、良く言えばアクセルの踏み量に応じた加速が出来るように洗礼された感じで、悪く言えばパワー感が少なくなったという感じでしょうか。
でもアクセルを踏み込めば十分以上のトルクがあるので乗りやすくなったという事でしょう。
こちらも高速でどんな感じかが気になります。
振動、騒音が許容レベルならトルクがある分、長距離移動が楽になりそう。
総合的には完全に1クラス上のクルマという感じでした。
価格は同クラスのクルマや旧型より高くはなりましたが、それ以上の価値はあると思います。
オススメはちょい乗りが多いのであればガソリンで、長距離が多いのであればディーゼルですね。
ディーゼルは価格が高いのとDPFがあるので近場移動メインではメリットが少ないと思います。
私がもしクルマ通勤をしていたならセカンドカーとして本気で検討していたでしょう。
現状は週末しかクルマを乗らないのでしばらくは買わないでしょうが、再びクルマ通勤になったら買っちゃうかも♪