結束バンド。
ここで言う「結束バンド」は、樹脂製の製品で配線などを束ねる物を示します。
「金属製」などの「結束バンド」も存在しますので。
この結束バンド、巷で「インシュロック」又は「タイラップ」などとも呼ばれています。
ネットより抜粋してみると。。。
「インシュロック」
インシュロックとは、ヘラマンタイトン株式会社が作っている結束バンドのブランド名で、登録商標です。ヘラマンタイトン株式会社は、1970年にタイトン株式会社として日本で誕生し、その後シンガポールや中国に進出している大企業です。また、日本で初めて100%植物由来の樹脂で作られたインシュロックを開発するなど、結束バンドのパイオニア的存在の企業でもあり、結束バンドの人気第1位の企業でもあります。
「タイラップ」
タイラップは、トーマス・アンド・ベッツ社が作っている結束バンドです。トーマス・アンド・ベッツ社は、1958年に世界で初めてこの形状の配線材料であるタイラップを発明し、製品化しました。現在は、スイスに本社がある多国籍企業「ABBグループ」に買収されたため、ABB株式会社の製品として販売されています。ヘラマンタイト社ほどのシェアはありませんが、やはり、世界初の結束バンドを作った企業ということで、今なお高い人気を誇っています。
インシュロック、又はインシュロックの類似品は、ホームセンターや100均などでも販売しています。
かたや、「タイラップ」は、ホームセンター辺りでは見かけたことがありません。
どっちも「一緒」でしょう?と思われていますが、最大の特徴が、「ロック部」の爪の「材質」。
「インシュロック系」の結束バンドは、「爪」も「樹脂」の一体物。
「タイラップ」は「爪」が「金属製」の物が埋め込まれて整形されています。
このため、「タイラップ」の方が結束保持状態は強く安定している為、プロのレース車などでは、必ず「タイラップ」を使用していると思います。
なぜ「タイラップ」が好まれるか?
レース車などで、このバンドで束ねた後、不要なバンドの「残り部」は、「切断」してしまいます。
この「切断したところの処理」。
①
②
レース車での処理は、②の写真のように「処理」します。(私達はしていました。)
ちょっとでも、バンドが「出っ張っている」と、手などの「怪我」とか、他の機器やホース類を「傷付け」たりするから。
じゃあ、「インシュロック」でもそのように「処理すれば?」と、思いますよね?
「タイラップ」はロックの爪が「金属」の為、先ず「緩み方向」へずれることが無いから出来る「業」。
「インシュロック」は「爪」が、一体成型の樹脂の為、ある程度の力で「緩む」可能性があります。
なので「インシュロック」系の「処理」の仕方は、若干緩んでも抜け落ちないバンドの「残り」がある①の処理の方が「正解」となります。
ちょっと、残す量を多めにして撮影してますけどね。
この「爪」の違いによりレース車などでは、「タイラップ」を選択します。
価格もやはり少し高いですけどね。
で、
マイサンクは、安い&ホームセンターで手に入る「インシュロック」系を使用しています。(笑)
でも、「切り口」は、「タイラップ」の時のように「切りたい」。
マイサンク、「遊び&趣味」ですから、シビアな取り付け箇所はほぼありません。(笑)
見た目重視で。(笑)
通常のニッパーで切ると、「ギリギリ」を狙って切っても、切り口の部分が尖ります。
切り口を処理するのに、一番いいのが、クニペックスの「KNIPEX 7813-125」というニッパー。
結束バンド専用ではないですが、専用品と言えるほど素晴らしい一品です。
こういう仕事をしていたころは私も所有していましたが、すべて売り払いましたので現在持っていません。(笑)
価格もそこそこするもので、そういう仕事での「活躍」では使用回数も多くこれを購入する気もなりますが、「遊び」の中ではちょっと手を出せずじまい。
で、「趣味&お遊び」で使うのには「アストロプロダクツ」の工具がお手頃で最近のお気に入り。(笑)
で、買ってみた。
刃の「保護ケース」付き。
税抜き¥400也。(笑)
カットした感じは、「遊び」で使用するには、良いのではないでしょうか。(笑)
あ~。
しまった~。
1月31日~2月6日までの「キャンペーン」では¥280で買えたのに~。(笑)
ブログ一覧 |
その他 | 日記
Posted at
2020/01/18 19:04:38