今日も秋晴の良い天気でしたね。
数日前の走行でオドメーター表示200000Kmまで残り500Kmを切った状態。
数日前の走行後、プラグ、オイルもチェックして問題無し。
今日も軽く流して走行距離を延ばしておきます。
ENG.もここ最近の気温の低下も関係なくスムーズに本日も1発始動。
名阪国道を大阪方面へ向かい、いつもの「峠」を頂上までの往復をこなして再び名阪を西方向へ走行開始です。
中在家ICから西方面へは合流後、登り区間になります。
合流加速して、登坂の頂上付近でトンネル。
ん~ブースト約1Kgちょっと確認。。。
でも少し加速鈍いか?
そこから下りで伊賀IC~「道の駅いが」となります。
「道の駅いが」を通過した辺りで、道は平たんな状態。
何かその辺りから、ENG.音のバラツキの様な?
加速方向でアクセルを踏んでも、何か鈍い感じ。
次の上柘植ICで出て路肩に止める時には、1気筒失火状態なENG.音。
先ずは、プラグからチェックです。
3日前のチェックでは4本とも均等な焼け状態でした。
過去の写真ですがこんな感じ。(2022-09-07撮影 前回OIL交換時)
で、4本中の1本。
#3プラグの状態。
他のサンクではこれくらいな、「色」は当たり前?的な感じ?の車両も有りますが
マイサンクでは、数年来このような「色」のプラグ状態を見たことはありません。
この場で一度ENG.を始動してみますが、やはり1気筒だけ失火状態です。
プラグ自体はかぶったような形跡が無いので、点火系には問題が無いかなと推測。
この場所では、それ以上何もできそうにも無かったので、2週間ほど前に更新手続きをした自動車保険のロードサービスを利用します。(笑)
T京海じょうさん、毎度あざ~す。(笑)
前回も更新手続きが終わった直後だったような?(笑)
これで何回目かな?2年?1年半?おき位に1回は利用してそう。(笑)
工場まで約1時間くらいのドライブです。
コロナの状態が以前よりかは緩和されているので、今回は積車に同乗させていただくことが出来ました。
午前10時半くらいなトラブルで12時40分頃には工場に到着です。
ENG.のヘッドカバーを開ける前には以前にも同じような事が起きた事があったので、そんな感じで、1時間後には帰れるんじゃぁない?と思って、先ずは圧縮圧チェックから。
クランキング時#3シリンダーの感じがやはり弱そう。
あら?以前とは少し様子が違うかも。
んじゃぁま、ヘッドカバーOPEN!
#3のEX側のスプリングリテーナーが無い?
?????????
よくよく観察。
何か薄いワッシャーみたいな物がある。????
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よくよく観察。。。。。
中を覗くと。。。
リテーナーがある。
バルブスプリングは大径と小径のの2個で構成されていて、リテーナーで大小のスプリングを保持してバルブコッターでバルブと固定されている仕組み。
その、リテーナーの大径スプリング固定部が摩耗して無くなっている。
図解するとこんな感じ。
赤く色付けした、リテーナー部分が無くなって最後に薄いワッシャーの状態で残った。
小径スプリングはリテーナーとバルブを固定しているので、バルブがピストンと接触するという最悪な事態は免れていました。
さてこのマイサンクのバルブスプリングリテーナーは、2016年のENG.O/H時にルノースポール製のTi製リテーナーに交換されていました。
材質の問題か?はたまた、レース用パーツという事で「耐久性」に関しては未知数の所もあったのですが、少しづつ摩耗していったと考えられます。
これこそ「想定外」な事象です。
やはり「レース用部品」。純正でも部品は全て消耗品ですがレース用はなおさらの事。
まぁ、日本中のサンクの中で1番走行しているから色んな「事」おきますね。(笑)
ラクーンさんもサーキット走行での過剰な運転は有りますがここまでの長距離&耐久性的な事な行っていませんから。
いい「経験」です。(笑)
データ上では、2016-12-19 Full-O/H完成後53615.3Km走行、2019-08-01 ヘッドO/H後26760.4kmの走行となってます。
で、部品的には、リテーナーを交換(純正に戻す。)すればいいのですが、Tiリテーナーという事で、OILFilterに取り付けている強力なマグネットでも金属粉は回収出来ていない。(OIL Filterでは濾過していますが)という事で、丸っと6年ぶりにENG.Full O/Hに入ります。(笑)
まぁ、多少の費用は掛かりますが、他にも気になっていた部分がありヘッドのみでも開けるかなと思っていたこともありだったので、まぁ結構前向きな感じ。(笑)
その気になっている部分の一つは、Fuel-1の効果の検証と、Fuel-1を連続して注入してテストしたかった原因の確認。
以前、Turbo Assy.をハイフロータービンからハイハイフロータービンへ交換した際、思いのほかコンプレッサー側へのオイルの漏れがあった。
タービンは、その後O/H出しでオイル漏れはない状態ですが、そのオイルの滲みがあった時のオイルミストによるバルブとピストンの汚れが内視鏡で見るとよくなかった。
Fuel-1でピストンの頭部分はそこそこ、カーボンは取れている感じでしたが、INバルブ側の吹き返しとオイルミストによる焼き付いたカーボンの付着はあまり除去出来ていないと思っています。
その後ワコーズの燃焼室洗浄も試していますが、バルブにこびりついた焼けたカーボンの除去は出来ていないかなと。
そういった事柄も有るので、バルブ、ピストン、ポート、燃焼室等のカーボン除去も、色々検証しつつ、久々に徹底的にやろうかなと。(笑)
又、今年の12月中旬で車検も満期を迎える状態でもあったので、その辺りもまとめて作業に入る予定です。
ただ、現在の工場の入庫&入庫予定状況がかなり混みあっているので、のんびり行ってみまい。
53000Km走行のENG.状態も確認できるし、逆に少し「楽しみ!」(笑)
またこれで、ブログネタの枯渇をしばらく気にしないでも良くなった。(笑)
連載、まっさくんのマイサンクENG.O/H~2022編が始まります。(仮予告題名)
又、休日は、工場通いが始まるかな。(笑)
それでも11月中旬くらいからかなぁ~。
オドメーター200000Km近くでまたENG.リフレッシュだよ。(嬉)(笑)
おNew!とまでいかなくても、いい状態に持っていけるよね。
ワクワク!!(笑)