一気に暖かくなってきましたね。
この地方は、今日は初夏並みの気温くらいです。(汗;)
最近のマイサンク、ガレージ内で左ドライブシャフト付近の床にオイル浸みが出来るようになりました。
マイサンクのドライブシャフトは2018年8月31日、145955.8Km時にENG.O/Hの合間を縫ってO/Hされています。
そこから約2年後くらいにジョイントブーツのカシメ部分のシーリングをしています。
で、最近シーリング部分からの滲み。
2016年からのO/Hから約48586.6Km走行。
シーリングを少し手直しもしてみましたが、あまり状態は変わらず。
ドライブシャフトブーツ辺りからの滲みや漏れの原因は、一つはブーツの「破れ」がありますが今の所破れている所はありません。
もう一つの理由が、「グリースの液状化現象」。
簡単に言うとグリースの劣化。
んじゃあ「またO/H」。。。。
サンクのドライブシャフトブーツの交換は、一筋縄ではいかない。(笑)
日本でサンクを扱っていてこのブーツ交換が出来る(実績がある所)はラクーンさん以外無いんじゃぁ無いかなと。
出来るかも?しれませんが、とにかく「面倒臭い」(笑)
で、今回はブーツ交換はしないでグリース交換を自分でやってみることに。
先ずは、「等速ジョイント用グリース」なる物を調達。
今回は、鈴鹿市にある「ハタサン商会」さんで購入。色々な自動車関連の部品等を扱っている老舗です。
で、このグリース、IN側用とOUT側用と存在するらしい。
詳しくないので「高い方」を注文するとアウト側のモリブデン入りグリースが出てきた。(笑)
定価¥800(1本)の所¥560也。の2本購入+税。
今時の車、FF車で負担がかかるのはOUT側(タイヤ側)のジョイント部分の方かなと。
FF車は「駆動+舵角」が掛かりますからね。
ちなみにIN側は、白っぽい色のグリースだそうです。
サンクのO/Hキットのグリースはどちらも白っぽい色のグリースだったと記憶してます。
サンクはリアタイヤの駆動のみだからかな?
まぁ「高い方」を入れておこう。(笑)
材料が入手できたので作業にかかります。
前後ジャッキアップで、リアタイヤを外します。
今回は、滲みが発生しているIN側のジョイントブーツ内のグリースを交換します。
OUT側(タイヤ側)はまだ滲みも無いので。
たぶんIN側と同じ状態と思われますが、過去のO/H時の写真を見るとOUT側は意外とグリースがしっかりとしていますので。
ブーツの先端に「隙間」を作って内部のグリースを抜きにかかります。
細径側のブーツ固定リングを外して。(ただのゴムリングです)
細径側のこちらからは全く漏れてきていません。構造上こちらから出てきそうですが、初期の取付でうまくシャフトと密着出来ていた感じです。
ブーツを傷つけないように、丸い形状の折れにくい竹製の「箸」を用意。
菜箸とか、コンビニの良さげな物とか。
2本差し込んで隙間を確保。
案の定、中から液状のグリースが出てきました。
完全にオイル状態。
しばらく放置して抜いていきます。
注入は、手持ちのシリンジとテフロンチューブを使って4回ほどに分けて片側に1本入れていきます。
グリース注入時も、箸を下側に差し込んで置き、注入と同時に押し出されてくる液状化したグリースを少しでも抜いてみます。
作業としては2か所で約2時間くらいで片付けまで。
思いのほかグリースの注入がうまくいった感じです。
後は、グリースを馴染ませる為、軽く試走して終了。
走行後は、シーリング部からの滲みは無かったです。(交換前は、脱脂後少しの走行でも発生していた。)
後はガレージ内で「放置状態」で滲むか?否か?様子見です。
内部のグリースが本来の半固体状になりましたから、また暫くは滲みも無くなるかなぁと思います。
O/Hしたドライブシャフトでもこのような状態ですから、サンク乗りの皆さん一度「トライ」してみては?(笑)
御託に漏れず「トロトロ状態」ですよ。
それでも内部に「有る状態」ならいいですけど、抜け落ちて「スカスカ状態」なら
ジョイン部壊れますよ。
ご安全に!
Posted at 2022/04/07 17:32:48 | |
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