だいぶ寒くなってきましたね。
なんだかんだで、今年も約40日余り。早いですね。
マイサンクは、まだENG.の分解作業に入れていません。(笑)
そんな中、工場にお邪魔して出来る準備を少しやっておこうかなと。
工場には大阪のオーナーさんのTurbo-1が車検上がりで本日引き取り予定だそうです。
サンクツーリングのメンバーのおひとりHさん。
コロナでツーリングをず~と控えていらしたので数年ぶりくらいの再会です。
久しぶりの会話も、「大阪?なにわ?突っ込みで」、まっさくんもう「タジタジ!汗;」でしたわ~。(笑)
又ツーリング再会&再開できると良いですね。
さて、マイサンクのバルブスプリングリテーナーは2016年O/H時に、ルノースポール製のTi製に交換してあった。
もちろん、通称64Tiと呼ばれるTi合金製。
記事を引用すると。。。
国内では通称で「64チタン」と呼ばれていますが、正式には「JIS60種」「TAP6400」「TAB6400」と呼びます。
「Ti-6Al-4V」は化学成分を明記したもので、質量分率で、アルミ(Al)が6%、バナジウム(V)が4%含まれていることを意味しています。この「Ti-6Al-4V」はチタン合金の中で最も需要が多く、チタン合金の標準系と言っても過言ではありません。
「Ti-6Al-4V」にはα合金を形成するアルミと、β合金を形成するバナジウムが添加されているため、α合金とβ合金の両者の特徴をバランスよく持つため、汎用性に優れています。300℃までの高温強度もあり、加工性、溶接性、靭性のバランスもよく、疲労強度も優れているチタン合金です。
良さげな事ばかり記述してあります。(笑)
弱点は、耐摩耗性が劣る事。
マイサンクに使ったリテーナーはもちろん「レース用」。
1開催のラリー競技に「対応」出来る物であればよい物。
それを中古で、6年間で約53600Km使用していたなんて、ルノースポールからしてみれば、「ありえない!」話。(笑)
又、今の技術であれば、Ti窒化処理などの表面硬化処理方法なども有りますから少しは改善させられる可能性もあります。
マイサンクの#3EX側のリテーナーの、アウタースプリング側部が無くなった前までは、自宅より奈良県南下~潮岬~尾鷲経由の紀伊半島約500Km~700Kmの夜間ドライブを2週続けて行っていました。(笑)
これで、マイサンクオドメーター200000Kmまで、約428Km余りになっていた所でのトラブル。
十津川あたりの山の中でのトラブルでなくてラッキーッだった感じ。(笑)
てな事で、毎度毎度レースでO/HするようなENG.でない限り、「レース用部品」を街乗り長期一般車両に使うのは、「考えて」使った方がいいかなと。
といいつつ、マイサンクのENG.にはスーパープロダクション用の総削りだしフルカウンタークランクも仕込まれているのですが。(笑)
純正クランク
サンクスーパープロダクション車
これ用のフルカウンタークランク
この部品に関しては、当時の400ps~450psに対応出来る物で大丈夫だと思いますが。(笑)
で、リテーナーを純正に戻す準備で工場で物色。
それと、バルブスプリングもマイサンクは使用時間が多くなっているのでスプリングも交換予定でたくさんの中古の中から1台分を選んでいきます。
純正のリテーナーも「当時物の質」という事で、アウター側スプリングに「食らい込み痕」が有ったり、インナースプリング側は摩耗が有って「段付き」になっている状態になっている物も少なからずある状態。
リテーナーに対するスプリングの「向き」は逆で撮影
1台分選定
純正もリテーナーの「質」はあまり良くない感じ。
1970年代くらいからのOHV-ENG.の古い設計の代物。
そんなENG.を年8000Km~10000Kmも走行させている方がおかしいか?(笑)
で、少し検索。
サンクターボのENG.はサンクアルピーヌ、アルピーヌターボのENG.とバルブ周りの部品番号は同じという事が判明。
スプリングとリテーナーのセットが見つかった。
但しスプリングは、純正の様な「不等ピッチ巻き」ではない形状なので、使用するかどうかは不明。
昨日、見つけて発注したばかりで、発送済の連絡は来てますがまだ手元にはありません。28日~12月6日までには到着する予定みたい。
リテーナーが「使える」事を信じて、円安影響のもと大枚払いましたとさ。(笑)
Posted at 2022/11/20 00:09:10 | |
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Turbo2 整備 | 日記