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まっさくんのブログ一覧

2011年05月15日 イイね!

2011-05-15 本日の作業~ウォッシャータンク

2011-05-15 本日の作業~ウォッシャータンク123Tuneも本体が完成しないと先に進みませんので、ちょこっと気になっていた部分の作業をやります。



それは、ウォッシャ―タンクとボディの間のクッション材のスポンジです。


ウォッシャ―タンクを外すと、黄色い27年物のスポンジがよれよれ弾力無い状態で付いてるというかタンクとボディーの間に挟まってます。


手で触ると、完全に風化状態です。
劣化した、スポンジは簡単に除去できますが、接着剤がボディーにしっかりと居残ってます。


この手の物は有機溶剤で取れるのですが、どのタイプを使うかで塗装とかを痛める可能性があります。


ブレーキ、パーツクリーナー系はその塗装を痛める可能性が高いので、アルコール系を使って落とします。


俗にいう「シールはがし」なるものがこれにあたりますが、薬局で売られている、消毒系、または燃料系のアルコールをつかって落とします。



メチルアルコール、エタノール、イソプロピルアルコール等有りますが、無水系で一番安いのが燃料用アルコール。
コーヒー入れるサイフォンとかのアルコールランプ用燃料ですね。

メチルアルコール70%~80%、エチルアルコール30%~20%の比率で混合されてます。

次はイソプロピルアルコールが安いです。

これも99%純度で売られている物を50%位に水で希釈すると消毒用として人体にも使用できますが、実は、燃料タンクの水抜き剤の中身がこの99%イソプロピルアルコールなんですね。

基本的にアルコール系は「水」とすごく相性がいいというか親水性がありますから、ガソリンタンクの中の水と結合して燃焼させてしまおうというものですね。

でも、アルコール系は燃料パイプとかゴム系を劣化させることも有りますから、タンクの大きさに対しての注入量を守った方がよさそうです。

一昔前に「ガイアックス」なるアルコール系燃料が話題というか問題というか世間を騒がしてましたが、アルコール系燃料をバッシングしたおかげで、日本はガソリンに混合するアルコール比率も世界的にみると全然進んでいませんね。


また、このイソプロピルアルコールは「塗装はがし」にも利用されてます。

プラスチックの物に塗装されている物とかをシンナー等の剥離剤では、プラスチック本体も溶かすか、劣化させてしまうので、イソプロピルアルコールに数時間~1週間位付け込んで塗装を浮かしはがしをするみたいです。
鉄道模型辺りを作っている人はポピュラーな手法のようです。



人体に影響が一番少ないのがエタノール(エチルアルコール)です。
のむアルコールの成分がこのエタノールですね。
インディーカーもエタノールではしってますよね。
「火」ついてても日中だと炎がほとんどみえないんですよね。


基本、アルコールは燃やすと酸素と反応してCO2と水に変わるだけなんです。
エチルもメチルもイソプロピルも炭素と水素の数が違うだけなんです。
メチルが一番単純な炭素と水素と酸素の化合物ですね。
CH3OHで化学式は表記できます。



メチルアルコールは「目が散る」といわれていたように過度の吸引等で失明等の神経系の障害がおこります。
化学式から行くとホルムアルデヒドですか、一昔前の住宅の壁紙の接着とかの溶剤で人体に影響有る物に変化します。
また、アセトンの精製もメチルアルコールからできます。


換気に気をつけて扱えばいいだけなんですが。



で、ボディーに残っていた「糊」を取り除いて、新しいスポンジをはりますが、どの系統のスポンジを使うかで、ちと考え中。

吸収能力のある弾力があって厚みも確保できて劣化しにくそうな物、ということでホームセンターをうろうろ。


ネオプレーンゴム系はちょっと堅そうで5mm厚では薄いし10mm厚ではつぶれてくれないし、で採用に至った物は、売り名「フィルタースポンジ」。

名前のとうりフィルターようのスポンジみたいですが、エアコンの物よりかは「め」が詰まってますし厚みも10mm位で適度に圧縮さてれ振動等の吸収に適してそうです。


固定は、野外広告用の少し厚手の強力両面テープを使ってボディー側にはり付けます。





ウォッシャ―タンクも一度外しますから、掃除してから組み付けです。

これだけで、ウォッシャ―タンクのガタつきが解消されます。


タンクにウオッシャー液入れてない人は、あまり気にしなくてもいいかとは思いますが、私は、使うのことはそんなに無いですが、タンクには、そこそこ入ってないと気が済まない方ですので、私のような人は一度タンクの「ガタつき」もチェックしてた方がいいかなと思います。


重さとスポンジの劣化でタンクに負担が掛かって割れたりする可能性もありますよ。


あと、ポロポロと劣化したスポンジの粉が出てくるのが無くなります。


アルコールは、脱脂にも使えますし、蒸発して後が残らないですから両面テープとかの固定前の脱脂には最適ですね。


カーショップとかでアクセサリーを売ってますが中にガーゼみたいな物にしみこませた脱脂剤がよく入ってますが、アルコールのにおいしますよね、。


注射の前の消毒もイソプロピルの薄めたものだと思いますよ

アルコールの豆知識でした。
Posted at 2017/09/27 13:30:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 整備 | 日記

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