
ジムニーのリアがオープンデフになってしまいました。
私のジムニーにはARB社のエアーロッカーというエアーでデフを完全ロックする装置が前後に仕込んであります。
No.22の銅管からエアーが入ってきて、No.9のU-リングがエアーでスライドしてNo.8のピストンを移動させて、No.2,No.3,No.15をかみ合わせる仕組みになってます。
エアーを抜くとNo.4のリターンスプリングでかみ合わせが解除されてオープンデフに戻ります。
当然エアー圧でロックをかけるシステムですのでエアー漏れをを起こすとロックがかかりにくくなったり、途中でロックが解除されたり完全にオープンデフ状態になったりします。
オープンデフでも4WDは使用できるし、相当な悪路でない限りデフロックは必要ありませんが。このまま放置状態もねぇ。
ってことで、O/Hで部品を交換と相成りました。’05年3月に装着したから7年半トラブルなく来たことになります。
フロントとリアの使用頻度からするとリアのみロック状態が98%くらい前後ロックさせることはかなりの悪路状態です。
前後デフロックにすると、理論上4輪中1輪がグリップすれば車が移動できる事になります。
フロントをデフロックすると、パワステでも超~重ステになるし旋回半径が大きくなるしドライブシャフトにかなりの負担がかかりますから、使うには少し慣れと経験が必要になってきます。
私も過去に左右1回づつフロントドライブシャフトを折っています。
オフロードコースへ行くときは予備のドライブシャフトと交換できる道具は持っていきます。
当然、現場で自分で交換となりますが。
慣れれば、さほど難しいことはありません。いかにグリース類から手を保護できるか?くらいでしょうか。
O-リングとスライド部のシールもろもろの交換。あまり壊れる物ではないので部分代が少しお高いです。
主な原因はデフ内のスラッジによる動作の不具合で全作動しにくくなりエアー漏れが発生したようです。
デフオイルは10000Kmごとに交換してきてますが、スライド部分とかにスラッジが残るようです。
今回、エアーロッカー全バラ洗浄とホーシング内部も洗浄してもらいましたのでかなり安心です。
O/Hと洗浄で治ったかもしれませんが、O-リングとかも漏れにくい対策品に変わっていたりしますので交換がベストです。
やっぱり、機械物はどこかの時点でO/Hが必要になってきますね。
また最近は、このコピー商品をあの国が作って売りさばいているようです。
ARB社が本物と強度テスト比較をしたら全く強度がなかったらしいです。
サンクは、リアタイヤも手配したし、お~とジムニーもタイヤを買わねば。
Posted at 2019/05/20 01:28:38 | |
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ジムニー | 日記