
マイサンク、ENG.O/Hの為の追加部品を発注していますが、向こうの夏休みの影響で、肝心の部品が1種類在庫無し。(泣笑)
予定では2~3週間待ちくらいになる予定らしい。
まぁ、無い物は待つしかありません。
さて、ENG.を脱着する段階において、新規のハーネスも含めてENG.ルームから出してきます。
サンクのENG.とハーネスは、数か所の接続箇所が有りますが、そのうちの4か所は、Bosch製の同一カプラーが使用されています。
純正のハーネスには各差し込みカプラーの配線に識別用の色付きのテーピングがされています。
このカプラーの特性上こういう方法で差し込み場所を間違えないようにするしかなかったようです。
理論上これで十分なのですが、テープが色褪せない事、また、テープの色と接続する所を覚えておかないといけない(または、マニュアルなど参考)事が前提となります。
大半の人は、これを外してしまうという事は無い事なのですが、マイサンクの場合今回再び取り外します。
また、マイサンクの場合、ハーネスをAssy.で新規製作交換されています。
この時点で、製作した方は、「外す」事までは想定していないので、純正のマーカーが付いていません。
ENG.より切り離す際に、各接続場所を記しておきました。
Boschの同一カプラーが使用されている所は、T.T.S C.S.V. 補助バイパスバルブ
ウォームアップレギュレーターの4か所となります。
色指定は、赤、青、黄、緑の4色。
色を付けるにあたって、テーピングをしますが、チューブパイプ状にしてハーネス自体には巻きつけないようにして取り付け。
使ったテープは、テプラ用のテープが粘着力、耐熱も含めて良さそうだったので採用してみました。
カプラーにペイントしても良かったのですが、クリーナーの使用で消えても困りますので。(テプラ―の色もクリーナーで消えるか?(笑))
めったに外したりする所ではないですが、作業をする、または依頼するにあたっても大事なマーキングの一つです。
4個の内3つが近い場所に存在しているので、ハーネスの取り回し状若干の長さの違いはありますが、マーキングが無いと迷っていまう可能性が有ります。
新規のハーネスですが、当時物の純正と比べて、しなやかさ、配線自体の細さ、
分岐部の処理加工は格段の差が有ります。
オルタのB端子接続の太い配線も、通常の自動車用と比べれば驚くほど柔らかくしなやかな素材です。
色々、狭っ苦しい所を通すのに開発された配線素材の様です。
配線をビニールテープでぐるぐる巻き、劣化で剥がれ、粘着のベトツキ等は、「皆無」な物です。
車体側との
接続部のカプラーも、「軍事規格」の物を採用しています。
「完全防水カプラー」と言う事らしいですが、ENG.ルーム内ですからオーバースペックかとは思いますが。(笑)
また、オルタネーターのカプラーも、オルタネーターを国産品に交換していた為、純正ハーネスと「繋ぎ」加工をしていたのですが、ここも一体化の加工がされています。
個人的に国産のオルタに変更した時に、カプラーのみを探しましたが、ディラーからは出てこず、単品の購入も無理だったので、中古のオルタのカプラー付きを探したほどでしたが、この辺りは、さすがに長けているようで、こだわりの配線を製作してもらっています。
この辺りは、うたい文句にしてある通り、ちゃんと仕上げてもらっているようです。
それと、ヘッドカバーの一部を加工しておきます。
前回のO/H時に加工されていた物ですが、若干の追加工です。
サンクの場合ヘッドカバー右部分側にウォーターポンプが付いています。
ここから、3本のホース中2本が上方向に立ちあがってくる状態。
ENG.とENG.ルーム内の遮壁の狭い所を通っています。
そのうちの1本がヒーター用ホースですが、ヘッドカバーの一部上をかすめて行くような取り回し。(純正品の場合。リメイク品は若干取り回しが異なります。)
ホースを交換したり、またENG.マウントを交換したりなどで、ホースの取り回しの状態やENG.の搭載位置の上がりなどで結構、窮屈な状態の場所となります。
それを少し緩和させる為の加工です。
パイプやホースの「潰れ、干渉」などは、工夫して無くせる方がいいに決まっています。
「潰れ」が無くても「ゆとり」が出来ればなおさらいいと思います。
大事なことは、「短期的」ではなく「長期的」に影響が無いようにして置く事が大事かなぁと思っています。
後は、車は「動く」物。静止状態でOKでも、動いていたら、振動、揺れ、熱など色んな要素が入ってきます。
それを含めて考慮しないと。
「クリアランス」ってどこの場所においても大事な「言葉」ですから。
それと、この加工をする事で、タペット調整などでヘッドカバーを外す時に「知恵の輪」状態が無くなります。(笑)
慣れた人には簡単なのですが、経験がないと意外と手こずります。(笑)
普通の人は、自分で開けないかぁ?(笑)
いろんな事、経験するのは面白いですよ。(笑)
削った表面の「粗さ」は他の部分と同じ程度で仕上げて、色は、使用中にすすけてきて、ほっとけば同じ状態に変化していきます。(笑)
もちろん、カバーの「厚み」は確認済みでの加工です。(笑)
さて、部品が来るまでやる事はひとまず終了。
お~っと、フロントのタイヤ交換が有るなぁ。(笑)