
ブログ タイトル「ENG.ほったらかして、そっち?」の連載が⑦で終了です。(笑)
昨日、ENG.組み立ての「呪文」を唱えた後は、「動き」が違います。(笑)
シリンダーブロックにクランクシャフト~カムシャフト~プッシュロッドリフターまで組み込み。
明日には、組みあがりそうです。(笑)
が、今回の組み付けで、フランスより入手した部品が、純正と異なる部分が有り、「ポン付け」とはならない状態。
そこは、さすがサンクに長けている為、通常のショップでは持ち合わせていない、それ用の「対応部品」が在庫してあったり、ちょっとした「加工」も行える状態でクリアーです。
寸法をかなり「キチキチ」に狙って製作していたのか?昔のENG.に「今」の精度を持ち込んで造った感じで、ほんのちょっとの事で、そのままでは組めない状態。
組み込み後の、「動き」に関しては、現代の製造技術も手伝って、非常にスムーズな状態です。
さて、「足回り」方ですが、昨日の塗装が硬化しましたので、組み込み作業に入ります。

が。。。
リアのロアアームも組み込み終了していた所へ。。。
「今組むのが一番楽だよね~?」なんて、「由緒ある部品」が眠っていたとか?理由を付けて出てきます。(笑)
こんな物とか。
当時物のRSの部品がこんな「色」だったようです。
当時物のTdc用リアロアアーム取り付け部と、その部分のシャシーの補強バー。
リメイク品ではありません。(笑)
純正のリアロアアーム取り付け部品は、前後のブッシュ部を挟み込む部品と、その中間のパイプの3ピース構造で出来ています。
Tdcの場合、一体型となっているのと、補強強化されているブッシュ取り付け部となっています。
取り付けに際して、メッキの状態と塗装の状態も「当時物」ですので、これまでの「足回り」の部品同様、ウレタン塗装にて装着予定。
どっかの、「テレビショッピング」みたいに「今ならこれが付いて、断然お・と・く!」みたいな?非常に危ない状態(笑)。
フロントの側の補強部品も出てきましたが(笑)、ちょっと、「加工」が必要な事が判りましたので、今回は?(笑)無しという事で。
ENG.と同時進行で、足回りは、ハブベアリングの組み込みが完了して、左右のフロントのアームの取り付けまで終了です。

この辺りは、最終的に車重をかけた1G状態で、アームの取り付け部の「本締め」となります。
そうしないと、せっかくの新品の「ブッシュ」にねじれの力を掛けた状態になりますので、ブッシュの耐久性が直ぐに無くなります。
リアに関しては、純正のブッシュ自体が、「回転」出来るような構造の物で構成されていますので、フロントの様なシビアさは無いようです。
リアも最終的には、1Gチェックをしていきたいと思っています。
さて、余談ですが、サンクのENG.のスパークプラグですが、プラグの「座面」がテーパー形状で締めつけるタイプの物が使用されています。
サンクのプラグの締め付け規定トルクは約1.5~2Nm(約1.5~2Kg-cm)となっています。
通常の座面が「ワッシャー」タイプの物で慣れている為、ついついオーバートルク気味に締めてしまいます。
当時、プラグ専用の「トルクレンチ」が存在している事が判りました。
「差し込み部」と「レンチ」のヘッド側とが規定トルク(2Nm)で1方向側へ「滑るギア」でかみ合わされています。
「緩め」側はギアの「歯」が立っている為、滑り逃げる事が無い状態でプラグを緩められるようになっています。
「使って無い」って言うから、譲ってもらいました。(笑)
グリップには、サンク乗りにはお馴染みの、リアENG.フードのロック解除のヘキサゴンレンチに使われている「グリップ」が付いています。
で、本当に規定トルクで閉まるの?という「疑問」。
トルクチェックしてみた所、「正確」でした。
今回の、ENG.足回り共、整備にも「細かく、うるさく」管理していければと。(笑)
Posted at 2016/12/04 00:42:13 | |
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