サンクの、サイドブレーキの構造図。
丸いブレーキパッドに少し「ボッチ」が出ている事で「位置決め」をしてるような形状の物を機械式のサイドブレーキレバーを引くことにより、リアのディスクブレーキを固定させる仕組みです。
整備などで、サイドブレーキの部分をリアのハブキャリアから外すと、左右4枚のブレーキパッドの少なくとも1枚は「ポロッ」とサイドブレーキキャリパーからはずれて落ちる事が多々あります。
マイサンクも同じような状態。
このサイドブレーキキャリパーのパッドを外れないようにしている部品が、No.14の物。
キャリパー本体に挿入固定されて、その一部が曲がる形でパッドを抑えている仕組みになります。
このパッドを抑えている部分の「爪」が折れている場合が多く、キャリパーの中でパッドが、存在しているだけの状態になっています。
走行中に「脱落」するような構造にはなっていませんが、あまり宜しく無い状態で有る事には違いが有りません。
で、このNo.14の折れた「爪」を修復して機能が果たせるように直します。
0.5mm厚の真鍮または銅板で「爪」を再生します。
純正は「爪」が斜めに折り曲げているだけですが、少し長めにして「面接触」出来るようにしてみてます。
次回の、お邪魔した時に微調整で装着予定です。
Posted at 2016/12/05 13:01:42 | |
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