2017年も、もう2週間が経ちましたね。(笑)
さて、マイサンクの調子。。。。
先ずは、以前より「雑音」が無くなり、室内がかなり静かになりました。
以前もそこそこ静かなマイサンクでしたが、より静かになり、JAZZとClassicが良い感じで聴けます。(笑)
強いて言えば、「雑音」を後1か所、消す予定。~ちょっとした「干渉」で雑音が出ている所を発見。
次回お邪魔した時かなぁ。
それと、極低速域のトルクが、過去の良い時以上に増した感じです。
1500rpmの少し上でクラッチを普通に繋いでそのまま、アクセル踏まずに走って行ける状態。(2000rpmまで回す必要が全く要りません)
この状態で、「ギクシャク感」も発生しません。
街中の「渋滞」時にすごく運手し易くなりました。(渋滞時の低速時途中半クラが要らない)
クロスミッション化した事で1速がSTD.よりロング(リバースとほぼ同じギア比)となっていますが、それを持ってしても楽すぎる「発進」状態です。(笑)
上の回転域は、前回の進角変更でちょっと面白い状態。クスッと笑えるフィーリング(笑)
123TUNE装着の効果とCO濃度の数値をトルクが出る数値で押さえたのがかなり効果が出ているようです。
この低速領域はかなり「劇的」な変化です。
すごく良いです。(笑)
今回のENG.O/H時のピストンなども効いているかなぁ。
それに合わせて、各部の調整が入る事になりましたが。
そのひとつに、C.S.V.(コールド・スタート・バルブ)が有ります。
現在の走行時の「良い状態」にすると、冷間時の始動時が、全く困難な状態に。(笑)
プラグが、かぶりまくります。(笑)
かかってしまえば、問題無いですが、ENG.が全く「冷え切っている時」は始動困難に近い感じ。(過去に始動不能になるまでの、かぶりは無かったです。)
で、色々、相談している時、他のサンクでも同じ様な事が「発生」していたらしいです。
解決方法として、T.T.S.(サーモ・タイム・スイッチ)の接続(カプラー)を抜いたら、「普通」に始動するようになったらしい。
ちょっと疑いながら試しにやってみた。(笑)
完全冷間時、「普通」に1発始動出来ます。(笑)
マイサンクのT.T.S. 昨年のENG.O/H時に「新品」に交換しています。
T.T.S.本体に本来「問題」ないはずですが、K-ジェトロニックの説明およびサンクのマニュアルの動作時間より、回路がOFFになるまでの「時間」が長いような感じと、それに伴うC.S.V.の「吐出量」もちょっと多い感じで、本来の「回路」での始動時に「かぶって」しまう現象が起きているのでは?と推測されます。
それに加え通常のインジェクターの「吐出量」で冷間時も賄えているという事になります。
T.T.S.回路を作動させないで、C.S.V.の「噴射」も無しの状態で、数日間冷間時の始動テストを行いましたが、全く問題無く始動するのが確認出来ました。
この、T.T.S.センサーマニュアル通りの「正確さ」が無いような感じも有ります。
回路的に作動させなくて必要ないのであれば「外して」おけば良いだけなんですが。。
何かしないと気が済まない「性格」(笑)
で、以前C.S.V.の「強制噴射」をさせる為の「回路」を設計していましたが、これを変更して、C.S.V..の「手動噴射」方式に変えます。
今の所、通常の始動ではC.S.V.は全く必要としていませんが、何かの時に始動時に任意で噴射出来るようにしておこうかなと。
それと、ENG.内で接続してない配線カプラーが有るのも「何だかなぁ~」(笑)という事で。(笑)
回路は、昨年製作していた「C.S.V.強制起動用」リレー回路の一部の接続を変更すれば完成します。(取り付けていませんでしたが)
この時の回路は、冷間時はT.T.S.の働きで噴射、且つ温間時に「強制的」に噴射出来る動作用に作った物。
今回は、「任意」で押している時だけの回路。
C.S.V.の理論的回路図は、1の写真で、ENG.始動時にセルモーター経由で+ラインが、C.S.V.とT.T.S.に入るようになっています。

結果、セルモーターが回っている時だけ「通電」が発生する状態。
冷間時、T.T.S.センサー内部は、GND.に短絡して「通電可能」状態。
セルモーターが回れば、C.S.V.は燃料を「噴射」します。
ここから、セルモーターが回り続けると、T.T,S.回路は、「G」側の回路によって、8秒後または20℃で「熱」を持ってバイメタル回路の「W」側の接点を「解除」する事になります。(K-ジェトロニック本の内容だと)
これにより、ENG.が温まっている場合と、スタート時のC.S.V.の「過度の燃料噴射」をさせない状態を作り出しています。
この辺りは、K-ジェトロの仕組みの話ですから、サンク乗りの方は「理解」されている事と思います。
マイサンクに取り付けてある、「プッシュSW」。
通常は、電源(IG.)OFFの時押せば、6極タコメトリックリレーの#30と#87に「接続」する仕組み。
「強制的」に燃料ポンプを「起動」させる事が来ます。(ウォームアップレギュレーターと補助バイパス回路にも通電します)
ほぼ、使用する事は無い「回路」ですが、夏場でヒューエルアキュームレーターが「パンク」した時はパーコレーションが発生してENG.の「始動」が困難になる時が有ります。
この状態でも、燃料ポンプを「強制的」に回し続けておいて、セルスタートする事で解決できますが、コラムカバーを開けて、6極タコメトリックリレーを抜いて回路の#30と#87を継ぐ必要が有ります。
また、そのような事が出来る「知識」と短絡させる「配線」を持っておかなければ出来ません。
セルモータを回し続ければ、ポンプは回るからと思っている人もいるかも知れませんが、「パーコレーション」を起こしている燃料ラインを回復させるにはかなり「不利」な状態です。
過去に、真夏に「山奥」でサンクを止めて、この状態になり、セルスタートを試しましたが無理でした。
2時間くらい「放置」後も始動出来ず、少々焦りかけた(携帯も届かず)時#30-#87の短絡を思い出し試して見ると、すんなり始動という事から、「緊急用」で設置している物。
この「プッシュSW」を始動時にC.S.V.を「任意」で「作動」出来るように繋ぎ込むように製作。
回路的には、「セルモーター」が起動している時に、「プッシュSW」を押せば、C.S.V.は「動作」する仕組み。
なので、セルモーターからの「G」ラインをリレーSW①のNO.85へ接続。
「W」をリレー②のNo.30へ接続で、リレー②のNo.87をGND.とすれば完成。
但し、リレー①のNo.85へは「G」と並列で「IG.ON」の+を接続しています。
ENG.スタート前の「Key」を回した時点で、「プッシュSW」は「強制燃料ポンプ起動」をさせないようにするために組んでいます。
それと回路的に、+電源が並行して入力する「回路」の為、「回り込み電流」を防止する為にダイオードを組み込んでいます。
電気に「弱い」人は頭が痛くなってきましたか?(笑)
簡単な回路ですよ。
で、マイサンクに組み込んで、動作確認も出来て完成です。
スタート時に「プッシュSW」を押すとやはり、想定通り「かぶり」の症状が出ます。
正常に回路が組めているのと、動作しているという事で確認出来ました。
「押す」機会は無いと思いますが。