• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

まっさくんのブログ一覧

2020年12月07日 イイね!

O/Hタービン取付からFuelディスビ漏れ修正

O/Hタービン取付からFuelディスビ漏れ修正マイサンクのタービンO/Hが約1週間ほどで工場へ帰ってきました。








今回のO/HでIC内のオイルがタービン側か?ブローバイ側か?の検証の為、過去に試しで製作していた簡易のオイルキャッチタンクを取り付けてしばらく走行テスト予定。






タービンの取り付けは、タービンO/H出しのブログと何も変わらないため割愛します。








タービン取り付けて、ENG.内の燃料系周りを清掃していた時に見つけてしまった。


サンクターボ1&2の燃料制御は、ボッシュ K-ジェトロニックシステムという物を使っています。

その中心的な物が、Fuelディストリビューター。
K-ジェトロの「心臓部」みたいな物。


マイサンクは、過去(2016年3月頃)に一度、「西の方」で電気配線も含めてこのディストリビューターのO/Hも行っています。


そこから約4年半くらい。

Fuelディスビからの滲みを見つけた。


最近燃料系付近のフロアーが濡れていたのですが、ENG.オイルか?燃料か?わからない状態。


IC内もENG.オイルが溜まりかけている状態だったので、そちらを疑っていたのですが、同時にディストリビューターも滲み漏れが発生してきた感じ。

O/H後4年半くらいでの「漏れ発生」はどうなのか?は分かりませんが(笑)、見つけてしまったものを修正するしかないですね。

マイサンクのディスビは当時のO/Hでも何も不具合は無かったようで、開けたことによる内部のO-リングなどの交換で済んでいたようです。

今回の滲みは、ディストリビューターの上下の合わせ目の一部の所。


K-ジェトロのディスビを自分自身で外すのは今回が初めてです。

フラップユニットボディーに3本のビスで固定されているだけで、後は燃料配管が9本取り付けられているのを外せば取り外せます。

燃料配管のバンジョウが対角12mmと対角18mm。
「サンクあるある」のここだけに必要な工具サイズ。(笑)

alt



alt 


alt


ディスビの取り外しの際、センターに「プランジャー」が刺さっているだけですので、落とさないように素早く&注意することが重要です。



ディスビは、「開けて」どうこうなる物でもないので、BTの増し締めで対応。


滲み漏れを見つけた時は、ENG.始動時で燃圧で「雫」が落ちる状態でしたが、増し締め後一旦帰宅しての状態では、ウェスを敷いて帰宅しましたが濡れる事が無い状態にはなりましたが、ENG.停止後の燃料残圧で少し滲みがあるか?無いか?。


これ以上の増し締めも効果が出るかどうかわかりませんので、追加対策をします。

この「アイアンタイプ」と呼ばれる、鋳鉄ボディーのFuelディスビの「合わせ目」はO-リングなどの「パッキン類」が挟み込まれている物ではなく、上下を隔てるステンレスのプレートが挟み込んでいる物。


上下の組付け&締め付けのみで「漏れ」を出さないように作ってある物。

なので、このFuelディスビは、ボッシュが当時メーカー以外O/H不可としていた経緯があります。

今でも、そう簡単に誰でもO/H出来る品物ではありません。

高級機械式腕時計のO/Hと似ている感じといえばわかってもらえるかも。(笑)


なので追加対策は、外から「滲み」を抑え込む対策。

増し締めして滲みもほとんどなくなっているので、WAKO'Sタンクライナーで合わせ部をコーティングして、その後ウレタン塗装の手塗りの厚塗りで固い塗膜で保護してみます。



タンクライナーコーティングもウレタン塗装も、ある程度の「温度」を掛ける必要があります。


「温度」を掛けるために、小さな段ボール箱と家庭用ドライヤーを使って、約68~72℃くらいの状態を作ります。
タンクライナーは加熱温度が高すぎてもだめらしい。


alt



alt




後は、戻していくだけ。

alt





結果は、良好。(笑)
約130Kmほど走行後のチェックでもFuelディスビは「ドライ」のままでした。

暫くはチェックを欠かさず観察かなぁと。

まぁ、間違いなく「行ける」と思います。(笑)

「滲み」程度だったので「燃費」は数値に出るほどの改善は無いかなぁと。(笑)




さて、それと同時に、テストの「オイルキャッチタンク」。

ENG.内からの水蒸気が冷やされて「水」が、約130Kmくらいの走行で10mlほど溜まっています。

alt


オイル混じりの「有無」を確認する為、ペーパーウェスに排出してみます。

alt


オイル無し。

ブローバイガスは今の所大気開放状態としています。
alt


大気開放側のL型パイプには、ガスの成分中の「オイル分」で少し白く濁ったスラッジマヨネーズがうっすらと付着はしていました。


今の状態から見て、ENG.からのブローバイミストが多くてオイルを排出している感じは無いと思います。


これでIC内をチェックしてオイルが無くなっていれば、タービンから来ていたののかなぁと判断出来ますし、タービンO/H後でもあり、オイルが無くなっていれば、O/H効果があったと言えるかなと。

ギャレットのこのタービンの構造上、ある程度以上のブーストアップになると多少のオイルの噴出は抑えられない状態の物らしい。

「今どきの物」ではないので。(笑)



こうやって、キャッチタンクを付けてみると、約100Km走行でENG.が十分に温まっていても、これだけの「水蒸気」が冷却されて溜まっています。


どれだけ、「チョイ乗り」や短距離の走行がENG.オイルに悪影響を与えるかが分かるかなと。


マイサンクも、観察中のこの状態を見ると恒久的にキャッチタンクの設置を考えてもいいかなぁと思ってしまいます。


マイジムニーは設置済なんですけどね。(笑)







Posted at 2020/12/07 17:53:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「100%」
何シテル?   08/27 11:07
まっさくんです。2009年初冬に購入しました。色々サンクについて試行錯誤中です。 乗って、走ってナンボ!の面白いサンクに仕上がればいいなぁと。 また、そ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/12 >>

  12345
6 78 9101112
13141516171819
20212223 242526
272829 3031  

愛車一覧

ルノー サンク ルノー サンク
みんカラにデビューします。^^ よろしくです~。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation