今回は、排気系の清掃&チェック。
部品の清掃=綺麗にすることが一番の目的ではありません。
汚れの下に隠れているかもしれない「トラブルの元」を見つける為。
先ずはEXパイプ。
排気ポート部のカーボン除去から始めて外周のチェック。
トラブルの元「発見」。
これだけの「走行距離」行っててもこの程度の物。
伊藤レーシング製の優秀な製品というのが判ります。
EXパイプとフランジプレートは、外からの溶接のみなのでこんな感じになっています。
今までこの状態で問題ありませんでしたが、今回この部分も溶接しておくことにしておきます。
一度工場へ持ち込みんで溶接。
そこから再度磨きと、フランジ部の面出し作業。
SUS304製ですが、焼け錆ともらい錆をリン酸塗布で軽く除去しておきます。
次にサイレンサー(マフラー)部。
先ずは、SUSの熱焼けの大まかな除去作業。
ホームセンターなどで、ステンレスの焼け取り剤を売っていますが今回は手持ちの
少し濃いめの塩酸を刷毛塗りします。
下面に垂れて焼けが取れています。
ある程度の焼け汚れが取れたら、青棒&バフで研磨していきます。
磨き途中。
磨き完了。
Turbo側パイプ部は、すぐに黒く焼けるので、あまり磨かず。
排気出口内部も、磨いておきます。(笑)
2015年のO/H時から、磨いており毎回走行後は排ガスのカーボンの付着状態を確認しています。
走行後は、ウェスで毎回ふき取り中。(笑)
サイレンサーは、ENG.完成後の車検以降まで装着しないので暫く保管状態となります。
なので、ミイラ状態で保管中。(笑)
それと純正のサイレンサーは、磁性のある400番系のSUSですから、磨くと錆ますよ。
工場お邪魔の際、ウォーターポンプのシーリングキャップ。
サイズが良くないのか?バンドの締めすぎか?でダメ状態。
バンドをもう少し下側で締めればいいかも?
この状態でもマイサンクは、内部に追加でシーリングプラグを打ち込んであったので水漏れは無し。
この部分は、サンクの持病の一つと考えています。
点検も、シート後方部の点検窓を開けないと確認できない場所の為、クーラントのリザーブタンクの「水位」を監視しておくことが重要になってきます。
今回は前から「対策」を考えていた方法に変更しておきます。
シーリングキャップは、シリコン製の物。
締め付けバンドは、「板クリップ」と呼ばれる物。
均等に締め付け圧力が掛かる物です。
さ~て、週末から仕事だ~。
続く。
Posted at 2022/12/09 17:37:55 | |
トラックバック(0) |
Turbo2 整備 | 日記