
今日は、東海地方は天気はぐずつき気味ですのでサンクをひっぱりだすこともせずグダグダしておりましたが、来月の秋タボに向けてちょこっといじります。14:30~スタートくらい。
暑さもひと段落しているのと、冬場だと逆に気温が低すぎて劣化&硬化していて外すのをためらってしまう部分もありますので、今時期くらいにちょこっと整備というか掃除をしておきます。
久々のインタークーラー外しの作業内容です。
本日やりたい事~インタークーラー内清掃、インテークポート清掃、アイドルスクリュー3ポートデバイスパーツ清掃、K-ジェトロニックエアーフロー上部清掃、ブローバイホース(オイル給油口~エアーボックス~スロットル間)清掃、K-ジェトロ高圧ポンプ周り清掃
ってなとこです。
作業は過去数回やってきた事なので、難しい所はありません。
インタークーラー外してやる整備に関してというか、マイサンクの整備に必要な工具は車載してある物でいけるようにしてあります。
と言っても昔みたいに「Snap-on」とかの有名ブランドでもなく、ホームセンターで買ったもので十分対応可能です。
昔はホームセンターで売っているような工具はろくな物が無かったですが今は立派ないい工具が出回ってます。
それにウェスとパーツクリーナーとケミカルスプレー少々ってとこでしょうか。
今は、高い工具買うならサンクのパーツ買います。(笑)
やるべき内容は、大した事やってません。
インタークーラーの中にブローバイガスのミストオイルが少しづつではありますが溜っていきます。
構造上溜ってきますが、オイルの消費が多いサンクとかは要チェックしておいた方がいいかも。
私の場合半年に1回以上はインタークーラーを外しますので、前回との比較チェックです。
まぁこのくらいは前回と同じくらいということで。オイルの消費も変化はありませんから、大丈夫と思います。
インタークーラー内にパーツクリーナースプレーして汚れとミストオイルを洗い流します。
外側も汚れを掃除。
最初にやってインタークーラー内のパーツクリーナーの気化時間を取っておきます。
パーツクリーナーが乾いておかないとエンジンがかからない現象が出る時があります。(ジムニーで過去になりました)
パーツクリーナーは引火性があるからエンジン内で燃えるでしょ?と考えた事がありましたが、空気(酸素)不足でかかりませんでした。汗;
インテークポートですが、過去と比べて見た目汚れ方が少ないです。それでもウェスで拭くとブローバイガスの汚れが付着してます。
マイサンクは、前オーナーさんによってラクーンさんで200馬力仕様にエンジンチューンされていまして、その時と思いますが、インテークポートもポート研磨されていますので汚れを落としやすくなってます。
ノーマルだとアルミ鋳造のザラ肌ですから汚れが取りづらいと思いますが。
長いグラスなどを洗う柄のついたスポンジたわしにウェスを被せて、汚れに応じてパーツクリーナーかエンジンコンディショナーをしみ込ませてポート内部を拭きます。
インジェクターより奥はガソリンによって洗浄されてますので、綺麗です。シェルピューラーを使い続けてますので効果があると信じてます(笑)
注意点は、ウェスの繊維の切れ端が入りこまないようにウェスを巻く事でしょうか。
次は、アイドル調整する3ポートエアーバイパス部の掃除。
ここも過去に数回掃除してますからひどいカーボンの付着はありませんでした。
補助エアーデバイス行き側のパイプが汚れていれば、エアーデバイスも掃除と思っていましたが、大丈夫そうです。(過去にエアーデバイスも掃除してます。冷間時開き、熱間時閉の確認も含めて)
ニードルバルブラインは多少のカーボンがありましたから、エンジンコンディショナーでカーボンとスラッジを除去しておきます。
汚れが蓄積されていくと通路の閉塞で空気量の減少でアイドル値が変わりニードル調整がかなり必要になってきます。
過去にここを掃除した時は、掃除後1回転半絞り込めてアイドル値が同じというくらい汚れが溜っていました。
後、アジャスト量の目安として、6角部の半分を白く塗って開度調整の目印にしてます。
このアジャストボルトは、全閉閉め込みから4回転回せばねじ部から外れて抜けるくらいの調整ボルトだったと思います。
マイサンクでは以前の清掃後、全閉より1回転くらいの所でアイドル値が規定になるくらいです。
このボルトが開きすぎのサンクはかなり汚れが溜っていると思います。
で、錆取り実験をするようになったのは、K-ジェトロのフューエルミクスチャー調整用のキャップを自作して取り外ししやすいようにキーリングを付けていたのですが、少し錆が出ていたため。
ステンのキーリングに換えればそれまでの事なのですが。(笑)
K-ジェトロのエアーフローセンサー上部ですが、綺麗な物でした。それでもウェスで拭くと黒い汚れが付きます。

ブローバイガスの一部と思います。エアーフローの「皿」も手で持ち上げましたが、スムーズな動きと、燃圧の重さを感じ取れましたので大丈夫でしょう。
せっかくなので、スロットル入り口とターボのインタークーラー行き側の中も拭いておきます。
メインイベントはブローバイホース内の掃除。
エアーフィルターを外して、オイル給油口~スロットル行きまでを分離。
中にエンジンコンディショナー(泡になるタイプ)を注入です。
以前も掃除したことがありますが、内部を目視するとオイルと水分のマヨネーズ上の汚れが付着してます。
夏場は水分は少ないですが冬場は1回の動かし量が少ないサンクはブローバイの中の汚れは過多になると思います。
気温が低い時にチェックした時の方が付着は多かった感じです。気温が高い時期はマヨネーズ状の汚れは付着しにくいのとある程度吸い込みによって軽減されていくのもあるのかなと思います。
サンクは夏場暑いから冬場のみ(気温の低い時の)かつ短距離走行だと、汚れは多くなっていくと考えます。
エンジンコンディショナーのあとパーツクリーナーで排出ですが、黒いスラッジ、多分オイルの炭化物と思いますがホースの中から出てきました。
夏場とかは逆に高温のガスがホース内を流れていると思われますのでホース内のオイルが炭化しかけているのかなと。
下半分のホースはエアーフィルターを外して、同じようにエンジンコンディショナー注入後パーツクリーナーで清掃。
スロットル行きの分岐部に、「オリフィス」で流量調整を」しているようでエアーフィルター行きホースは上部よりかは汚れが少ない感じです。
3年ほど前の2010年9月の車検の時に、ブリーザーホースを今の物に交換しましたが、交換後純正のブリーザーホースをもらって帰って、切り開いてみましたが、相当のスラッジの蓄積がありました。
まだ純正のままのサンクは一度、ブローバイホース部だけでもチェックと掃除は必要かなと思います。
それと、このシリコンホースですが、ホースバンド部の所辺りから数回の取り付け、取り外しで裂けます。(バンドの締め込みの食い込みで裂ける感じです。)
1回2回まではホースの裂けた部分を除いて使用できますが、やはりノーマルのゴム製の方がいいかもしれません。
ちなみに、マイサンクは予備として1セットGBSから過去に購入済みです。
そう考えると、ウォーターラインにシリコンホースを使うのは少し怖い気がします。
締め込みがゆるいと、ホースが抜けたりとかしそうですし、強すぎると裂けそうですし。
取り外しの頻度にもよると思いますが、サンクのシリコンホース類はサムコなどの有名所物ではないというのも起因してそうですが。
後は、元に戻して終了ですが、エンジンカバーをする前にエンジンを始動させておきます。
これをやってないと、後々めんどくさい事になってしまいますので。
後はカバー付けて、道具片付けて終了です。
18:30~4時間かけてのんびりの作業でした。
秋タボに向けて整備してますよ~(笑)