
サンクのウォッシャータンクですが、はっきり言って、出来損ない。(笑)
日本製品とは違う精度のない作り。
ウォッシャー液を頻繁に使用するわけではありませんが、タンクの中入れてないのもどうかと。
ウォッシャーポンプも前後とも動作はするので、(後ろは先ずワイパーすらつかいませんが)そこそこタンク内にウォッシャー液を入れておきたいかなと。(ちなみにガラコを入れてます)
で、走行してるとほとんどというか、全く使用していないにも関わらず減ります。(笑)
どう、減っていくかというと、タンクとキャップの隙間から洩れていきます。
タンクの「くち」の作りが日本製品と違ってまっすぐ(平ら)ではないためキャップで噛みこむような仕組みでふたをされていても、多分隙間が存在しているのだと思います。
走行中の加速減速時にウォッシャー液がタンク内で暴れるのが原因で少しづつ洩れるようです。
タンクに入れる量を減らせば(ある程度洩れて減っていれば)軽減される感じですが、それでもボディーにウォッシャー液の汚れが付いていってました。
その対策として、本来ガソリンタンク内に装着する「バッフルスポンジ」なるものを使用します。
通称「防爆材」とも呼ばれている、耐ガソリン用の粗めのスポンジ。
2輪のレースとかで、ノーマルのガソリンタンクを使用した場合、タンク内に仕切り等がない場合があり、ガソリンの前後移動での重量バランスの変化とか、ガソリンの量が少なくなってきたとき、エアー噛みでエンジンが不調になる場合があります。
そういった場合にタンク内に挿入することで、ガソリンの移動を制限できます。
これは、4輪のガソリンタンクにも言えることですし、レースのレギュレーションでの装着が義務付けられてたりもします。
この機能を利用して、ウォッシャー液の移動量を制限させてみます。
ネットで検索しても最近はキタコ製のところしかヒットしません。

50x50x400のサイズで5本くらい入るかな。(10本買ったのですが、笑)
価格も通販で買えば、2輪ショップまで出向いて行って買うより安く購入できます。
タンク内にできるだけ隙間なく挿入して、タンク入口いっぱいまで入れます。
スポンジ自体の容積は0.2%もなかったと記憶してます。(タンク容量に影響する体積ではない)
ただタンクに詰めるだけなのですが、隙間なく、且つスポンジをつぶさず挿入するかが「ミソ」です。
後は、液漏れの後を掃除して、再度取り付けてウォッシャー液を入れ直して完成。
これで、液の移動量はかなり軽減されると思いますが、入れる高さとしては、タンクを固定しているステーの下側(2.8~3Lくらい)がちょうどいいかなと思います。
タンク自体が半透明と経年汚れ(笑)でスポンジの「黄色」事態も思ったより目立つことはなく、液量も確認できる感じです。
追加で、キャップは、内側に密閉目的ようにポリエチレンシートを丸く切って装着してます。
負圧になるほどの密閉性はありませんので、気分程度ですが。
取り付け前に、ボディー側のスポンジを交換しておきます。
取り付け後、気になったのが、タンクを固定している方法。
後方は、先込み。前方はL字の金具1個。
ボディのとの間のスポンジが新しいうちはタンクのガタツキは少ないかもしれませんが、ウォッシャー液の重さでタンクが揺すられそうな感じです。
少し考えて。。。
右側のフェンダーをボディーに止めてあるボルトに、外径が太目なホースを少しだけ長めに切って突き出たボルトにかぶせて、「グロメット」と方式でタンクを下に押し付ける方法をやってみました。

我ながら、「Good!!」でした。(笑)
Posted at 2017/10/09 10:00:00 | |
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