
本日、ラクーンさんへ純正オルタから国産オルタへ装換の為お邪魔しました。
丁度、お昼くらい到着で、ラクーンさんの所にお客さんが一人。
ラクーンさんに紹介していただいたら、以前レースメカニックをさせてもらった、2輪業界では有名なMさんの同級生の方のTさんとの事。
Tさんは、以前Mさんより少し早くT-2を乗られていて、Mさんもそれに感応されて購入されて乗られていた時期が多分28~29年前くらいのはず。
当時Mさんが乗っていたのを見たのが初めてのサンクだったような気がします。
多分、デビルを装着されていて、とんでもなく爆音だった事が印象として残ってます。
Tさんは、再びサンクに乗るべく、この度、ラクーンさんで、T-2購入。1年後くらい目安で仕上げて行くみたいです。
また、楽しそうな感じになりそうです。
それと、古くからの「大阪」ナンバー(笑)のサンクのオーナーさんも引き取り兼様子見で来られていましたが、天候不順の為本日は乗って帰らず。
このサンクもRSクロスが装着されている車両です。(bozianさんの所に、いけなかった(笑)代物)。(笑)。
やっぱり、リバースは、結構な「音」がする物なのですね。今日じっくり聞きましたが、なかなかの大きさ。
マイサンクは、不思議と「音」が出ませんので、ん~色々あるのですね。って感じです。
リバースですから、大した問題ではありません。
で、本題のオルタ装換作業です。
当然のことながら?(笑)作業は自分でやります。(笑) ですが、場所と道具をお借りしてでの事ですからラクーンさんにには、いつも感謝です。
基本部品交換だけと、思っていましたが。。。
いやー、流用なので、細かい調整は必要でした。
問題は、純正のベルトの長さ。
純正のオルタネーター使用時でも、下側のアジャストを緩めたら、ベルト交換ができるか?と思いきや、絶対にできません。という長さと、調整代。
B端子とか他の部品への干渉とかは、すべてクリアー出来ていて、ベルトを掛けて、オルタを取り付けるまでのちょっとしたクリアランスの調整に時間を取られました。
最終的には、純正ベルトで装着、アジャストも出来て、国産90Aに装換完了です。

カバーの表面も経年劣化がありますので、リメイクしておきます。
装換後ですが、発電電圧は、いまどきの国産オルタなので、アイドリングで14.9Vくらいの電圧が出ています。(エンジン始動後バッテリーを切り離しての数値)
2500rpmくらいにエンジン回転を上げると、15.4Vくらいの電圧が出ているようです。
最近のオルタは、発電が不要な時は出力を下げる機能が付いているので発電させる時は高めの出力が出るようになっているみたいです。
ちなみに、ラクーンさんから自宅まで夜間走行で無事帰宅出来てますので、過電圧状態とかではありません。
この辺りも、松本のSさんより電圧値等をお聞きしていましたので、同じような値が出ているということで問題ないと思ってます。
で、50Aから90Aへ発電量を上げた事で、エンジンに対する負荷も増える方向で、少しアイドリングが下がっ多分、以前の数値へ戻す感じになります。
電流値が上がったからアイドリングが下げて安定出来るか?ということには単純になりそうには、なりません。
オルタの電流値アップの効果は?ライトを点灯させた時の回転数の動きが極端に減りました。
後は、各電装への効果がどう出るか。
また少し、燃調も調整する方向でしょうか。
オルタに関しては、装換出来て終了。ではなくて、Vベルトをオルタを外さずに交換できる長さと、長くする事による対策をラクーンさんのレース車両からのアイディアで今後パーツを製作してもらう計画中。
部品としては、ベルトテンショナーを装着予定。
Vベルトを下側の長穴ステー内で張りと緩みができ、Vベルトがオルタを外さずに交換できるようにするためと、ベルトが長くなる分「ベルトの振れ」を抑え込むのと、プーリーへの「巻き込み」を増加させる事が出来き、滑り防止にも効果があるパーツ。
ラクーンさんのレース車両のパーツを拝見させてもらいましたが、これは、純正のオルタでもVベルトを長くしておけば、交換が絶対に楽になる部品です。
先ずは、純正のベルトの長さに対してのいい長さのベルトを探すことから今後は始めます。
それと、オルタを交換したことによる発電量に対しての燃費の変化も観察していこうかなと。
色々試してみて発電量を今の90A、下は85A、80A、70Aまで選び放題のオルタですので、今後の検討材料にもしてみたいと思います。
今回の情報で選択したオルタのメーカーは、色々見るとほぼ同形状で出力違いを選択できます。
それと、ラクーンさんの所で、次期装換予定のTurbo-Assy.がバランス取りに近々出荷されていきます。
これも装着が楽しみなパーツの一つです。
また、ブレンボのレーシングキャリパーもブレーキホース製作準備で、片側を持ち込みです。
それと、前回M-OILを交換した際に注入量が思ったほど入らなかったのをラクーンさんと話していて、マニュアルの数値よりは入らない(中に残っている分)かもしれないけど、ミッション内部の構造からレベルを確認するのが少し早すぎたのでは?という御指摘を頂き、帰宅後M-OILnoチェックも行いました。
指摘通り、ラクーンさん方法でのやり方でのレベルまで足りて無かった感じです。
約300ccくらい補充する感じでした。
明日の天気(もう今日ですが)次第でまたまたテスト走行という名目を付けてサンクを乗りまわします。(笑)