

ハイフローの大きさ。

ノーマルT3の大きさ。

左がノーマル。右がハイフロー。
マイサンクの、今年のやりたい事、第2弾!Turboの装換。(第1弾は、オルタネーターの容量Up&国産化)
本日実施。
今日は、午前中は未明からの雨が残っていて、14時前くらいから道路もいい感じに。
で、いつものドライブと思っていましたが、ラクーンさんに色々お借りしていた部品を返却に出かけてみます。
実は、Turbo装換は、ラクーンさん所の段取りで、連絡来てからの動きと考えていたので、本日は装換する予定ではなかったのですが、お邪魔してみると、装換用のTurbo本体が、O/H&バランス取り完了で納入されてます。
TurboのO/Hは、この世界では有名な「SHOWA」さんです。
場所は名古屋にあり、Garrettの正規認定工場でもあります。
本来TurboのO/Hくらいは、本体を発送すれば出来る事なのですが、ラクーンさんの所では、打ち合わせも兼ねて、持ち込み依頼をしているということで、ラクーンさんの都合で出来上がりは「お任せ」状態としておりました。
本当は、ブレーキもまとめてやる段取りでしたが、フィッティング類の関係でブレーキは後日となっています。
そんな、こんなで予定してなかったのですが、急きょTurboの装換作業に入ります。
ぶっちゃけTurbo本体の入れ替え作業のみなので、一応「自分」で作業にかかります。(笑)
ですが、やはり部分によっては、「勘所」がありの、何をしでかすか判らない私が心配なので、ラクーンさんチェックが都度入ります。(笑)
外したTurboもコンプレッション側(IC側)にオイルの吹き返しが出てきている状態になりかけていたので、ちょうどタイミング的にもO/H時期に近かった印象です。
未だ全然大丈夫な状態でしたが、Turboの場合劣化時期は予想が付きません。且つ、ブーストも純正より上げている状態ですので。
今のタービンは、前オーナーさんが、2005-04-20 77400Km時にタービンO/Hとの記載が通称「黒革の手帖」にあります。
前オーナーさんが14年間サンクを所有していた時にさまざまな整備、トラブル等を網羅した手帳です。ビニールフェイクレザーですが、松本清帳の「黒革の手帖」にちなんで、そう呼んでいます。前オーナーさんの記録を引き継いで、サンクの記録を記入してます。
正直、今のサンクを手に入れる時、この「手帖」が一緒に付いていた事が購入のきっかけになったともいえる内容の「手帖」です。
よくサンクは壊れる、トラブル多いとも言われていますが、「持病」を理解して修理されていない所が要因の大部分を占めていると考えられます。
マイサンクに付随してきたこの「手帖」をみると、前オーナーさんがどれほど、サンクに愛情を注いできたか判る内容の「手帖」です。
今回、装換したTurboは、コンプレッション側の開口部が純正のGarrett T-3より約32%大きくなっているラクーンさんオリジナルのハイフロータービンです。
1枚目の写真がハイフロー化したコンプレッション側の羽の大きさ。2枚目が純正の物。
数値で言うと、ムニャムニャmm径が大きくなってます。(笑)ラクーンさんオリジナルですので、お問い合わせはラクーンさんまで。(笑)
昨年、知人のRenault5 Turbo1のO/H時に装着する予定の物を見せてもらっていたのを今回同様に装着したということになります。
理論上、良さそうな事だけは見えていたので、自分で付けてみるしかフィーリングは判りません。
装換自体は難しい作業ではないですが、Turbo~EX出口側の接合部をうまく締めつけて行かないと排気漏れを起こしてしまいます。スプリング圧を利用して締めていますので、単純に締めあげれば、排気漏れが無くなるという物でもありません。
この辺りも、何とか自分で取り付け完了で、エンジン始動に入ります。
装換後のアイドリングが約200~300rpmほど上昇しました。
アイドリングでもタービンは多少なりとも回転している訳で、ハイフロー化とO/H直後のTurboのコンディションがいい状態でエアーの吸入量が若干でも増えている事による回転数の上昇と考えられます。
アイドリングは、とりあえず、マイサンクの安定する位置まで下げて調整完了です。
で、フィーリングですが、Turboも交換後は「慣らし」が必要ということですので、帰りは3000rpmまで、ブーストは0.4Kg/cmくらいまでを一的に掛ける感じで帰宅です。
マイサンクの本来の設定の1/3位までの値です。
ブースト計も純正から大森メーターに変更されてますので、適当な数値をほら吹いている訳ではありません。
「SHOWA」さんの説明書きには100Kmほど慣らしを行ってくださいとの記載がありますので、まず壊れることはないと思いますがそれに近い距離は低走行しておこうかなと。
0.4Kg/cmまでのフィーリングは3000rpmキープからアクセルの踏みこみでは、純正と変わらず、ターボラグも感じられない感じでブースト計の針は動きます。
タービン側(EX側)は純正のGarrett T-3 Turboと同寸ですので、いわゆる大型タービンのような「ドッカンTurbo」仕様とは異なります。
なので、極端な馬力Upとはなりませんが、空気吸入量は確実にノーマルをうわ回りますので、それなりの馬力は上がると思います。
また、ノーマルのインジェクターサイズで対応できる大きさも魅力の一つです。
慣らし後が楽しみな予想です。
帰りの時間は、ラクーンさんの所を19時ころ。
オルタネーターを80Aにして、初の夜間走行です。アイドリング時でのライト点灯でもエンジン回転数の下がりは微々たる感じになってます。(マイサンクのヘッドライトは85/80W球を入れてます)
それと、印象として、ライトの明るさも少し向上した感じはあります。
国産化&80A仕様いいですよ。(笑)
このオルタネーター装換も、「秋タボ」メンバーの知人の情報とラクーンさんのご協力で楽して、装着出来ました。
そういう方たちとは、私の持っている情報、経験も共有してWin-Winの関係でありたいと思っております。
で、今年にやりたい事、第3弾は来週半ば以降辺りでしょうか。
そのころには、すべての部品も揃っている状態となるはずです。
取り付けは、出来る所は自分で、面倒臭い所はラクーンさん(笑)でお願いという段取りでやる予定です。(笑)
今年は、この第3弾までで終了予定です。(何も他にトラブルが発生しなければですが。(笑))