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まっさくんのブログ一覧

2015年08月29日 イイね!

2015 マイサンク ENG.O/H~19

2015 マイサンク ENG.O/H~19先ずは、昨日から。


ラクーンさんの体調もなんとか回復傾向で、クランクのメインジャーナル部のメタル合わせをします。


やり方は、ごく普通のプラチスゲージでのクリアランス確認です。サンクの場合、現代の車や国産車の様にたくさんのメタルサイズが存在する状態ではないのですが、良い所のクリアランスサイズに入りました。


ピストンは、シリンダーとの組み合わせを決めていた通りに組んでい行きますが、コンロッドもラクーンさんが以前使用していた物で、番号表示がされていますのでコンロッドも同じように合わせます。


ピストンとコンロッドを組み立てて、ピストンリングを装着していきます。


その状態で、各シリンダーに挿入しておきます。



シリンダーライナーをケースに先に固定して、ピストンを上部より組み込むかと思っていましたが、この組み方が本来の組み方のようです。


通常のオーバーホール時でもシリンダーライナーをケースに残して、ピストン&コンロッドのみを取りだすような事は行わず、毎回ライナーもケースより取り外して組み直す事で後のトラブルが生じる可能性を除く事になるようです。


私は、ミッションンドレインボルトを4種類ほど用意して、(材質違いや締め時の工具違い、内部にマグネットを仕込めそうな物など)どれを使おうかなと。

で、結果的にヘキサゴンでの締めが出来る形状の物を付けておきます。



昨日の作業がここまでで後は話の中で、以前に発見しておいたヘッドライトのバルブカバーを譲ってもらったり、毎度の「居座り」状態で(笑)工場退社はお約束の22時。(笑)


で、帰宅後、スマホをラクーンさんの所に忘れてきたのに気が付いて、本日もお邪魔。(笑)


今日は、「チャッチャと用事済まして帰る」つもり。。。(笑)で、作業を行います。


先ずは、ラクーンさんとクランクのスラスト方向についての考え方などで打ち合わせして、その後
昨日の作業中の「有る出来事」により、私の、「マイサンクENG.O/H」の過去にやった事が「あちゃちゃ!」状態で、そのままではまずいですが、対策をすれば純正よりも逆に良くなる?(ぶっちゃけ、ただの言いわけですが。(笑))かも、ですがラクーンさんの作業を追加させてしまう状態になってます。


いや~文章でうまくごまかしてますが、「秋タボ」の宴会で多分ばれてしまいますが、マイサンクの出来上がり&途中経過のエピソード?など楽しみにしていてください。(笑)


ENG.組み付ける前の「発覚」でなんとか最小限(ラクーンさんから見ると、とっても無駄な面倒臭い作業)で行けるかなと。(笑)


多分本日の日記にはラクーンさんが何らかの「コメント」を初めて書キコしてきそうな気配が。(笑)

で、本日のメインの作業は、以前日記に書いた事を今回テストしてみようと思い、トライしてみます。


それは、K-ジェトロニックのエアーフローフラップのボルト交換。




『K-ジェトロニックのエアーフローフラップ(円盤状の板)を固定しているボルトをスチールからアルミに換えたらどうなるか?
エアーフローフラップの反対側は、「ウェイト」が付いていて、シーソーのようなバランスを保っているのも理解、してますが、それをあえて、少しエアーフラップ側を軽くする事で反応が良くなるのでは?と考えています。
鉄の比重が7.874(鉄を100%として) アルミが2.6989(34.2%) チタンが4.54(57.6%)の軽さに変わります。
実際Boschが計算して、バランスを作っているとは思っていますが、自分なりに試してみたいと思ってます。 』


これを今回ついでにやってみようかなと。


純正のスチール製のボルトを外してアルミボルトに交換するだけですが、アルミのボルトの首下が長く、同じ長さにしないとせっかくの材質変更の効果が出にくくなります。

6角部も純正ボルトは「厚み」が通常のボルトよりも少し薄い物だったのでこの部分も含めてラクーンさんに加工をしてもらいます。



ラクーンさんも、少しこのテストにも興味有りそうです。(笑)
ですが、今回いろんな所が一気に変化するので効果が有るか?または有っても判るか?は微妙な所もあります。


ただのボルト交換なのですが、エアーの流量を司り、それに合う燃料供給を噴射させるための
「円盤」を「通路」となる穴に均等になるように取り付けないといけません。




「付箋紙」を利用して「円盤と」「穴」のクリアランスを調整できるかな?とトライしてみましたが、ボルトを最終的に締めると意外に「ズレ」が生じて均等に「円盤」の位置が出ません。


最終的には、「付箋紙」は使わず、最後の締め込みで「均等」な位置に来るように「ずらして」から締め込んで行く方法でなんとかフラップの周囲への干渉もなく納得行く感じで取り付けられました。



純正ボルト(スチール製)を100%とした場合、アルミ製で34.2%で約65%近く軽量となりますが、取り付け部とそれの反対側のウェイト部のバランスからすると極端な「軽量」とはなってなく、大幅の「バランス」の狂いもしくは違いにはならないと思っています。


実際、K-ジェトロの「燃圧」が抜けている今の状態でフラップを持ち上げて自然落下で戻してみても、純正のスチールボルトから交換してでの変化らしい感じは有りませんでした。


「結果」は体感出来て報告出来るか否かは判りませんが、まぁ一つのトライかなと。


14時くらいには、作業も終了して今日は、早々に帰宅する。。。。。。。
はずでしたが。(笑)
今日は少し早く18時過ぎには退社。(笑)


私の日記を読んでくれている方たちは、私が「長居」してる(しているんですが(笑))と思っていますが、私だけが「原因」ではなくてラクーンさん側にも若干?(いや50%は(笑))原因もあるかなぁと。(笑)


例えば、何かちょっとした事が話の「ネタ」として出るとするでしょ?

私が得意な分野だと、私が話しますけど、私はサンクに関して少し「???」な所を聞くと、ラクーンさんの「得意分野(笑)」だから、山ほどの資料や写真が出てくるというか、ラクーンさんが出してくる。(笑)

私としては、本当に「感謝」となる内容の事なのですが、毎回こんな感じで遅くなってしまいます。(笑)


今、はしもっさんのT-1も作業に入っていますから、毎回こんな状態の「日記」を書いていると怒られそうなので(笑)、今日はなんとか早く?(笑)帰宅です。


て、言うかYZに続いて「秋タボ」も間に合わないようになる可能性が。(笑)
来月初めにはJake55さんのMAXIの作業もある予定みたいなので。


明日は、また新たに1台T-1が修理依頼で入ってくるようです。(笑)


ちなみに、明日はお邪魔しません。(笑)


追記;
「山梨ふるさと旅行券」も購入済みですよ。(笑)
Posted at 2017/10/15 18:16:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 整備 | 日記
2015年08月29日 イイね!

有りました。

有りました。ただいま、スマホをラクーンさんの所に置きっぱなしの為、片付けていたガラケーカメラで撮影してみました。(デジカメの方が画質は良いのになぜガラケーで撮影しようと思ったのか?(笑))


以前、bozianさんからUK-仕様のCIBIEのヘッドライトを購入してまして、'90年台の製造の物が手元に来ています。


H4バルブの取り付け金具が、サンク製造当時の「金属製」から「樹脂製」に変更になっています。


これにより、金属製の金具に付いていた、バルブの周りの水除けと言うかゴムの「半カバー」みたいな物が新しいヘッドライトには付きません。


この新しいタイプのヘッドライトにはカバーが存在していないのか?と思っていましたらラクーンさんで「発見!」(笑)





実際装着してみると、今風の(サンク純正の当時のカバーが貧弱すぎ)しっかりとH4バルブ取り付け周りを保護しています。




ラクーンさんに聞いた所、H4バルブの端子までカバーしているので、車体側の配線がゴムで押し戻され抜けるという事例もあるような?


形状をみるとゴムカバーの内側にヘッドライトの「樹脂部」にひっかける突起があるのでそれをしっかり押し込んでヘッドライトに密着装着させれば配線端子を押し戻すクリアランスは無くなるかと思いますが、実際サンクに装着してないので判りません。


それと、入手してもしばらくはヘッドライトと一緒にストック状態のままです。(笑)


さて、昼近くからスマホの回収に行こまい。(笑)
Posted at 2017/10/15 18:06:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 部品 | 日記
2015年08月18日 イイね!

2015 マイサンク ENG.O/H 番外編-3 ピストンの考察

2015 マイサンク ENG.O/H 番外編-3 ピストンの考察今回ENG.O/Hにあたって、周知の通りピストン径を純正Φ76mmからΦ77mmへ変更する事になってます。



ENG.の中に入ってしまうと、そう簡単に全貌を見る事は出来なくなってしまう部品です。



で、純正のピストンと今回使用するピストンを少し見比べてみようと思います。

純正のピストンですが、ヘッドにピストン径が刻んであります。(75.92表示) 







2個はピストンヘッドのカーボンを落として見ていたので数値が確認出来ましたが、4個とも同じかどうかは不明ですが、新車で組み付ける場合であれば4個とも揃えられる事は可能かなと思います。



純正のピストンと今回組み付けるピストンの大きな違いは、ピストンの側面部に有るかと思います。


ピストンリングは、オイルリングを含めてどちらも3本リングですが、Φ77mm用のピストンリングは純正のリングに比べて厚みが薄くなっています。(リング単体の写真を撮っていません)多分純正の2/3くらいの厚さかなと。



摺動抵抗と言う意味合いでは軽減される方向ですが気密性では少し不利になる方向です。



そう言った事も考慮してなのか、Φ77mmピストンには、トップリングとセカンドリングの上に溝が刻まれています。




この溝は通称「ラビリンス溝」と呼ばれている物です。


どのような効果が有るのかを書いている記事が有りますので載せておきます。


http://www.geocities.jp/ja22ws/2ringp/index.html  (記事の最後の方の項目)



他の物でこの効果を例えると、最近はあまり見かける事が出来ないガラス製の注射器が有ります。

ガラスの注射器は、ピストンとシリンダーの内壁が梨地になっていてシールパッキン無しで気密性が保たれています。

表面の微細な凹凸に気体や液体が迷路のように迷いこんでシールの代わりになっているらしいです。




手間がかかる工程を効果が無ければわざわざ行う事は無いと思いますので少しは期待出来のではと思っています。

ピストンヘッドは純正よりも盛り上がり部分の直径が小さくなっています。盛り上がり量は、測ってはいませんが同等値かと思います。
これにより圧縮比の調整をしているのかなと思います。




ピストン裏は、ピストンピンの左右の軸受け部分は剛性の為か結構な肉厚を残しています。




ピストンピンに対しては純正と同じくオイル穴は空いていないタイプです。


また、ピストン自体もIN-EXの方向性を持っていないタイプのようです。


1mmボアアップの37ccの排気量アップがどれくらい体感できるかはまだ判りませんが、悪い方向は無いかと思っています。
Posted at 2015/08/18 22:58:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 部品 | 日記
2015年08月17日 イイね!

マイサンク ENG.O/H~18

マイサンク ENG.O/H~18世間様の、お盆最終日、ラクーンさんへお邪魔です。



最初に、本日は全く大した作業はほとんどなかったのですが、工場を出たのが、相変わらず(笑)22時過ぎ。(笑)


さて、先ずは、ジャーナル部のラッピングを終了したクランクを持参してます。



このクランクのクラッチセンターシャフトが刺さる所は、純正のメタルブッシュとは異なり、パイロットベアリング化されています。



いまどきの車では当たり前な事ですが、基本設計の古いサンクはメタルブッシュです。


ミッション車の場合、クラッチペダルを踏んでクラッチを切っている時だけですがクラッチセンターシャフトとクランクが動力的に断絶されていて、ここの部分で「回転差」が生じるようになっています。

なので、メタルブッシュの場合クリアランスが大きくなった場合クラッチセンターシャフトが振れ出し、シフトチェンジの不具合やクラッチ付近からの異音等が発生してしまいます。



基本的にクラッチを切っている時だけなので、クラッチ交換などの際にヘタリをチェックしておけばベアリングでなくても問題無い部品でも有ります。



さて、クランクに挿入されていたベアリングですが、シール内のグリスが無くなっている状態ですので、先ずは打ち替え交換作業をしておきます。
作業的には、古いのを抜いて、新しいのを入れるだけです。





次は、前回ピストンとシリンダーのクリアランスと気筒数の場所を決定していた物を、再度クリアランスと気筒数場所を決め直します。




前回は、#1からクリアランスを多くとる並べ方でENG.の熱量の対策を考えて下記の様に

     ピストン     シリンダー  クリアランス
#1  76.900mm    76.990mm   90/1000mm

#2  76.915mm    76.995mm   80/1000mm

#3  76,910mm    76.985mm   75/1000mm

#4  76.915mm    76.985mm   70/1000mm

と、していた物を、


     ピストン     シリンダー  クリアランス
#1  76.900mm    76.985mm   85/1000mm

#2  76.915mm    76.995mm   80/1000mm

#3  76,915mm    76.990mm   75/1000mm

#4  76.910mm    76.985mm   75/1000mm

と言う感じに、10/1000mmのクリアランス以内に収めます。且つ#1側は一番大きいクリアランスで組み付けるようにします。

クリアランスは取りつつも、各気筒のバランスも考えるとこちらの方が良さそうかと。


もう一選択もありましたが、15/1000mm以内となるので。



この辺りは、作業と言うより、ラクーンさん組み付け前の準備確認と言う所でしょうか。



本日のメインはここから。

先ずは、ミッションケースのドレインボルトケース穴のねじが結構傷んでいる為、今のうちに修正をしておきます。


ミッションケースですが、3/8PTでねじ山を立て直しましたが、ケースのアルミの状態にもよりますが、シールプラグボルトをねじ込んでみた感じが、洩れる事は無い状態ですが今一な印象。




手持ちの部品を利用して、ケース本体にシールプラグボルトと同じ外形3/8PTで内径を1/4PTに変換する、ステンレス製のパイプジョイントを、シールテープと、サンクのENG.ドレイン用の「銅製」ワッシャーで締めあげて、1/4PTの排出口に変更します。

1/4PTサイズでも穴径は約13mmくらい有りますので、ミッションオイルの排出には問題は無いと思います。

シールプラグねじの穴を「ステンレス化」する事で、ねじ山の傷みも起こらなくする事が出来ます。


ENG.オイルほど交換する頻度は少ないと思いますが、テーパーねじを使用している為、傷みやすい傾向になり「滲み」が発生しやすい所と考えています。



次は、フライホイールの加工です。

フルカウンターのクランクですが、フライホイールが付く所に、ノックピンが打って有ります。
ノーマルのクランクにはこのようなノックピンは打っていません。

ピンを外す事も考えましたが、RSがあえて打っているピンを使う方向で、フライホイールにピン穴加工をします。

サンクのフライホイールは7個のねじ止めとなっており、不等ピッチとなっていてピン用の穴をあける場所も、おのずと決まってしまいます。



ラクーンさんも純正のフライホイールでの使用は無かった為、レース車両の物を抱き合わせて固定して穴位置を拾います。
この辺りは、さすがラクーンさんは手慣れたもので、「ドンピシャ」加工をしてもらいました。


で、多分これが最後の大事なパーツであろう、「オルヒィス」をシリンダーケースのヘッド側へ行く所に仕込みます。

MAXIのパールリストのNo.7の物がそれに該当します。


この穴は、オイルをシリンダーヘッドへ供給する通路なのですが、純正の穴よりも小さくすることでヘッドに行くオイル量を減らして、カム、クランク、コンロッド及びピストン裏内部へのオイルの供給を増やそうとする仕組みです。


サンクのENG.は、ヘッドにはノーマルほどのオイルの供給は構造上必要ないらしく、その分重要な個所へ回す様にする加工がこれのようです。


実際、ラクーンさんもレース車両で採用されて実績のある内容の加工と言う事で、今回マイサンクにも加工がされました。


作業的にはこんな感じで、後はいろいろな有意義な雑談で(笑)帰りはいつもの定時退社。(笑)


次回は、マイサンクの進行状況に変化が有ったら土曜日?くらいにお邪魔かなぁ。


「秋タボ」には間に合うとは思いますが。 おいおい!(笑)
Posted at 2017/10/15 17:57:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 整備 | 日記
2015年08月16日 イイね!

これで組み付けの準備は整いました。

これで組み付けの準備は整いました。前回、ジャーナル部のラッピングが終了したクランクをラクーンさんへ持ち込み。


クランクは、クラッチセンターシャフトのパイロットベアリングを新品に打ち替えて完了です。


後は、クランクケースに写真のようにNo.7のパーツを製作して仕込んで置きます。


写真のパーツリストはMAXIの物で、ラクーンさんのレース車両でも使用して実績のある加工内容です。



こう言った、ちょっとしたパーツ、加工内容は多分国内ではラクーンさんしか知らない事がたくさんありそうです。


事務所には、サンクをはじめ、国内ではルノーディーラーでも持っていない資料や写真などが山ほどあります。


またそれを元に自らレース車両を製作されて、ENG.を含め足回り等の変更など様々な事をされてきてます。


毎回お邪魔する度にまた新たな発見や情報など頂いて、毎回に近いくらい夜遅くラクーンさんと工場を退社する羽目になってます。(笑)
お邪魔する度に、贅沢な時間を過ごさせていただいてます。


で、ラクーンさんは仕事が出来なくなる訳ですけど。(笑)
それでも最近は、留守番したりもしてるし。(笑)


さて、準備は整いました。

Posted at 2015/08/17 13:04:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | Turbo2 整備 | 日記

プロフィール

「100%」
何シテル?   08/27 11:07
まっさくんです。2009年初冬に購入しました。色々サンクについて試行錯誤中です。 乗って、走ってナンボ!の面白いサンクに仕上がればいいなぁと。 また、そ...
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