
昨日、相変わらずちょこまかとENG.ルームなど点検。
ついでに、ミッションあたりもチェックしようと、サンクの荷室になる後部を取り外し。
ちょっと掃除くらいのつもりでカバーを外したのですが。
ミッションケースに取り付けられているステーの破損を発見。
以前にもクラックがあるのを見つけていて、溶接修理をしていたのですがその溶接わきから再度割れています。
本日ラクーンさんへお邪魔して、溶接してちょこっと補強プレートも追加して直そうと考えておりました。
ラクーンさんの所は「普通」の所では考えられない工場。
言うまでもなく、サンクに「特化」している工場です。
こういう部品が「普通」にストックしています。(笑)
折れたの直すより交換したら?ということになります。
マイサンクを維持していくことに「感謝」しかありません。
昨日破損見つけて、明日お邪魔しますのメールで、本日お邪魔で、溶接お借りして好き勝手に直せてしまう。(笑)
今の環境でなかったら、私自身、サンクを「維持」する気持ちは萎えるかもしれません。
本当に感謝です。
さて、このステー、「作り」に結構無理があります。
「厚み」のわりに折り曲げのRが小さい。
構造上、折れやすい代物。
せめて、カラーが溶接してある方の「曲げ」くらいでの製作でないといけないと思います。
こちら側が折れた物は無いんじゃぁないかなぁ。
いろんな作りが、普通の車とは違うのがサンクです。(笑)
折角なので、そのまま交換せずに補強プレートを付けてから車体に戻すことにします。
ステーの中央あたりに、三角形のリブを溶接します。
溶接もあえて、「逃がし」部分を作っておく溶接にしておきます。
全周溶接をすると今度は縦方向にクラックが入る可能性がある為。
なんでもかんでも、「全部溶接」すれば良い=強いわけではないですから。
それと、溶接で上がった温度は自然冷却しておきます。
塗装して車体へ戻していきますが、Turboと接続する薄いステーもTurboのEX側を緩めて、すべてのステーを締めるときに無理な力がかかっていない状態で取り付けていきます。
単純に壊れたステーのボルト&ナットの部分だけで部品交換などをすれば、補強をしても再び折れやすいリスクを持った状態での取り付けとなります。
このステーは、Turboの保持とミッションへの熱を遮断するためのカバーが取り付けられている物。
車によってはこのステーよりもそれに付く薄い方のステーが折れる車もあるようです。
やっぱりサンクは、ちょこまかといろんなところをチェックして乗ることが大事なようです。
さて、こうやって「整備」などをするとき、自宅や工場などでは外したボルト類、小さな部品など、保管する箱や容器などあると思いますが、万が一出先で何かを外して「整備」などをしなければならなくなった場合、その外したボルト1本が行方不明でどうにもならなくなる場合があるかもしれません。
特に「夜」のトラブルでの部品外しなど。
マイサンクは、フロントボンネットに「収縮するごみ箱」を載せています。
当初は、雨天時、洗車時にこの位置から水が流れ込んでくるのを受け止めるために設置しておいた物。(サンクは今どきの車では考えられない作り(笑))
今は、工夫して、ボンネット内に水は一切流れ込まないようにして、ゴミ箱は「不要」となってますが、出先でのトラブルで外した部品、使用中の工具など、この中へ入れることを習慣付けてます。
無くなっても、「代替え」できるボルトくらいならいいですが、それを失くしたことでどうしようもならなくなってしまうこともありますから。
日ごろからのメンテで、先ずは「出先」で「お店」を広げないことが大事ですけどね。(笑)
Posted at 2017/11/07 18:12:55 | |
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Turbo2 トラブル | 日記