
今年の、5月末にフロントブレーキディスクを、純正のφ260mmからφ300mmへ変更して。。。。
すご~く良くなったのよ。(笑)
当たりもついて、高速域からのブレーキングも強化されてのですが。。。。
当時、マイサンクに装着していたタイヤは、YOKOHAMA s-Drive。
タイヤが新品に近い時は未だ良かったのですが、7~6部山くらいからブレーキにタイヤが「負ける」感じ。。。
フロントブレーキによる、フロントタイヤのみでの「制動」な感じ。
テスト的に高速でわざと強く踏むとフロントのみ「ロック」する状態。
このブレーキで、7~6部山のタイヤではちょっと「峠」で思い切りできません。(笑)
で、先ずはs-Driveよりハイグリップ的なタイヤでどうかなと。
s-Driveの時よりかは、断然良くなりました。
が。。。。
リアのブレーキディスクの「表面」を見てみると、フロントは「仕事している表面」に対し、ディスク表面が磨き上げたような鏡面的な状態。
ちょっと、リアブレーキが仕事をしていないような感じ。
フロントに対して、リアも「仕事」をさせるような状態に持っていこうかなと。
フランスの方で純正サイズのディスクで、「スリット入り」が売られているのを知っていましたので、工場からオーダーしてもらうと。。。。。
もう、スリット入りは販売していないとの事。(カタログ上では存在していたのに)
なので、「プレーン」を注文して、国内で加工することに。
ついでに、ブレーキパッドもディスクに合わせて「新調」しておきます。
届いた、ディスクに「スリット加工」をしてもらいますが、スリットの角度や形状をどうするかなと。
フランスで売られていた物を参考にしようかとも考えましたが、マイサンクのフロントφ300mのディスク形状を手本にしてみようかなと。
加工前。
加工後。
角度は、少し寝かせ気味でスリット幅、深さはフロントφ300mmを参考。
色々調べてみましたが、いろんなスリット形状が出回っている通り、どれが良いとかは無さそうです。
ディスクは、取り付け前に「防錆」処理をしておきます。
付いていた、ディスク、サイドブレーキ、キャリパーサポートを外して。。。。
こちらも、取り付け前の「防錆」処理などをしておきます。
ディスク取り付け部はカッパーグリースが付いてます。
今回の「防錆」処理には「エンドックスRS」という物を使用してみました。
液自体の色は、濃灰色で、反応して乾くと黒く変色します。
エポキシタイプではないので、塗布の「厚み」は出にくい感じです。
ブレーキピストンの内部も塗っちゃいます。(パッドグリース塗っていても、意外と錆びてくるんですよね。)
ディスクローターの「回転方向」ですが、日本風に言えば「逆回転方向」でブレーキが「効く」方向で取り付けます。
8本以上のスリットだとパッドの「摩耗」が早くなりやすいということで、「正回転方向」となるようです。
マイサンクのフロントは、8本スリット且、ディスクのベンチレーティッドも「カーブベーン」が使われている為「正回転方向」で取り付けてあります。
リア右側
外して付け替えだけですので、難しいところはありませんが、ディスク、パッド共「新品」になることで、「厚み」が増えますから、ブレーキマスタータンクのブレーキ液の量に注意が必要になります。
「ウマ」をかけている状態で、軽くあたり面を馴染まして取り付けは終了です。
工場を後にしたのが、18時頃。
ブレーキのあたりを付けながら、自宅を通り越していつもの「峠」に向かいます。(笑)
リアブレーキ側ですので、中々「あたり」など出ませんが、フィーリングは「劇的」に変化しました。
リアブレーキが「仕事」してくれるようになってきた(途中経過)ブレーキングでの車の「姿勢」。
「前のめり」感が無くなり、リアが後ろへ「引っ張ってる」ような減速の仕方。
ブレーキングで、リアも「沈む」ような感覚の車体の動きに変わってきてます。
パッドも含むリアディスクの交換が良い方向で効いているようです。
ん~。
やっぱ、「バランス」が大事ですね。(笑)
久々の夜間ということもあったのですが、いつものポイントでのブレーキングだと
完全に「減速し過ぎ」状態。(笑)
またしばらく、慣れるまで時間が必要です。
リアパッドは、未だあたりもついていないのもあり、またこの手のパッドの特徴もありで少し「鳴き」ますが、私的には問題ないレベルです。(フロントも軽いブレーキでは鳴きます。)
さて、次の「強化」はいつできるかな。
向こうは、クリスマス気分ぽいからなぁ。(笑)