
2019年も、残り僅かになりましたね。
年を取るたびに1年が早く過ぎて行くように感じられますが、ローンの支払いの残り回数や、次の給料日まではいつまで経っても長く感じるのはなぜでしょうか?(笑)
さてマイサンクですが、年末までにもう少し走行距離は伸びると思いますが、少し洗車と整備など。
車体の洗車後は、ホイールを車体より外して洗います。
グレーMAXIホイールは、表面の形状もさることながら、色合いのお陰で適当な洗いでも汚れが目立ちません。(笑)
ブレーキダストも、ホイール自体に焼き付き、こびりつきもほぼ無く、「手袋風手洗いタオル」で撫でれば綺麗になります。
軍手でも良いと思います。
ホイールが4本外れているので、前後ブレーキの清掃や、下回りのチェックを行っておきます。
掃除前の状態。
先ずはパッドを外します。
このブレンボのキャリパーは、キャリパー上部の針金状のパッド押さえを外すと、簡単にパッドを抜き取ることが出来ます。
キャリパー全体を清掃して、キャリパーピストン周りも、「もみだし清掃」をしておきます。

レーシングキャリパーなので、ダストシールが付いていませんからピストン周りを念入りに掃除しておきます。
パッドを戻す時の準備でピストンをキャリバーボディー内へ押し戻しておきます。
ピストンを押し戻すツールは、あえて小さいのを2個使用しています。
こちらの方が、色々使いまわしが出来るので。
もちろん、ブレーキディスクプレートも忘れずに掃除です。
パッドは、清掃後新しいパッドグリースを、要所に塗布後キャリパーに戻していきます。
フロントパッドは、パッド上部のラジアル方向はφ300mmディスクにぴったりで、「当たり残り」を削る必要もなく、回転方向の「チャンファーカット」も未だ問題無かったのでそのまま装着です。
取り付けた後は、ブレーキペダルを踏んで、「当たり」を戻しておきます。
フロント側が終了してリア側を行います。
リアキャリパー(純正キャリパー)からパッドを外すために、キャリパー奥下側に、R-ピンの様な物が刺さっています。
これを抜いて、キャリパーとパッドの間の「L型スペーサー」を外します。
このスペーサーを外すのに便利な「道具」があります。
「アストロプロダクツ」の「ピックアップセット」。4本のピックアップとマグネットが内蔵されてコンパクトに収納できるものです。
1000円もしない物ですが、他にもオルタネーターの端子を外したりする時に重宝する道具です。
リア側のパッドはこの走行期間で、パッド上部に「当たり残り」が出てきていましたので、面取り加工を行っておきます。
チャンファーカットは未だ十分残っていましたのでそのまま触らず。
リアキャリパーもキャリパーピストンを清掃後押し戻しておきます。
また1ピストンキャリパーですので、「キャリパー本体」が左右に、引っかかりなく「スライド」するかを確認&調整しておきます。
以前のO/H時にグリースアップ等を行っているお陰でスムーズに動作してくれています。
パッドグリースを塗布して元通りに戻せば終了です。
ついでに、下回りのチェックです。
サンクのアンダーカバーを外して、シフトリンケージ、冷却配管等を一通り点検。
シフト部より前方
シフト部より後方
下回りのチェックで、以前リアアームに「石除けプロテクター」で張り付けてあったアルミテープが飛び石でそこそこ傷んでいました。
とりあえず、これだけの「飛び石」を受けて守ってくれていたという事で、再度貼り直しておきます。
この辺りは別の「ガード」になる材料も考えてみようかなと。
外していた、ホイールは左右ローテーションにて取り付けて終了です。
Posted at 2019/12/18 16:41:02 | |
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