まいど、修羅場です。部品が入ってこない~
それでも納期は迫ってくるので、とりあえず手元に来ている部品を搬入することに。営業車1.5号に積み運びます。
これくらいの荷物なら1号でも積めるのですが、本日は小雨混じりで、荷物を降ろす場所の都合で横おろしの方が濡れないので1.5号へ積んで運びました。こうやって見るとビアンテはスライドドアの開口部が大きくフロアも低めなので左右からの荷物積み下ろし性はイイですね。しかし2列目足元フロアが平らではなく段差+前傾なので大型の段ボールを入れるには安定が悪いです。手前の代車、車輪がフロアの段差に引っ掛かるので、大きく前傾しているのが分かりますね。写真のように細かい段ボールをたくさん積むならパズル的になりつつも積めるのですが。
床構造がビアンテの悩ましいところで、後輪車軸のあたりでマルチリンクサスをかわす為に床は高くなるけれど2列目のフロアは低くしたいし運転席のフロアも低くしなければならない、MPVやプレマシーと共通の前側バルクヘッドとスライドドア構造を使わなければということでこのような床になったみたいです。それを「シアターレイアウト」と銘打って後席に行くほど目線が高くなるというコンセプトに昇華したわけですが、現行STPWGN,ノアボクともにこのコンセプトをビアンテから頂戴しつつもフラットな床で成立させているあたりはうまく作っているなと感じます。10年違うから当たり前と言えばそうですが…
荷物積載性という面では、Mクラスミニバンでは横からでも後ろからでもホンダSTPWGNが一番荷物を積みやすいのは絶対。しかし新型STPWGNは車体幅と全長が大き過ぎ。なので狙うなら内寸はほとんど変わらない先代中古でしょう。しかし1.5Lターボの燃費は2LNAと比べてもメリットは少ないようで、燃費を考えるならノアボクのHVが絶対王者。となれば新車しかないですかね?
いやいや、燃費優先なら次世代のシエンタHVが一番良いだろうから、リヤハッチの開口部高さが120㎝あればかなりFSXの可能性が高くなります。荷室の前後長が足りないと感じたらノアボクHVとの価格検討でしょう。この2車種については秋くらいまでに契約しないと、来年末までは乗れそうもないのじゃないか、という恐ろしい状況なのですが。
今のとこFSXはこんな感じですかね。カッコ内は有力項目
本命 新車シエンタHV(燃費+乗り出し価格)
対抗 中古STPWGN(積載性+多人数乗員)、新車ノアボクHV(燃費+多人数乗員)、新車ノアボクガソリン(乗り出し価格+多人数乗員)
大穴 ベルランゴXL(おフランス)
標準のリフターベルランゴはリヤハッチ開口部が天井BOXで低く制限されNG(外せるのかな?)になってしまいました。年末にやってくると噂のベルランゴXLには期待したいけど、こう円安では車両価格がお高くなりそうで厳しいだろうなぁ。
~本日のまとめ~
・この円安、サイバートラックが日本に入る頃にはどういう価格になっているのか?
・もうね、イーベイの価格を見るにつけため息ばかりですよ。作業時間がなかったけどスポーツクーペの前足部品を買い貯めしていて正解でした。
・さっき給油してきたら先週よりリッター10円高くなってレギュラーで162円。リッター200円が見えてきそうだった一時ほどではないけど、ここまで高くなってくるのは嫌ですね。ビアンテの燃費がリッター8キロ平均くらいだから、これが16キロ平均になるだけで燃料代半額になるわけで、今ならトヨタのHVへ新車で乗り換えても差額分は燃料費で元を取れそうだ。
・取引先との雑談で新型シエンタ関連の生産設備関連の話が出た。やはり新型も宮城県での生産のようですね。完全新型車の時は皆さん口が堅いしメーカー側もブラフの情報を流す(例えばCHRの部品の時は別車種の部品だと聞かされていたりした)けど、FMC車両の場合は結構ストレートな話を聞ける。けれど聞けるのは細かい部品単位の話なので、全貌や外観など肝心の知りたいことは誰も知らないという事なのですよ。
・ただ、部品単体に対しての生産設備や検査設備を見ると、生産コストをかけている車両かどうかってのだけは結構分かりますね。
・なんだかんだでトヨタ東日本が出来てくれて東北のモノづくり業界に対しての大きなバックグラウンドになってくれているのは事実。ふた昔前の関東自動車やセントラル時代は東北工場の生産設備でも中京の業者が持ち込んできていたので地元に還元されていないって騒いでいたけど、当時は地場のモノづくりのレベルが低かっただけ。学習会や指導をうけて徐々に地場技術も採用されるようになってきてモノづくり技術のレベルが底上げされて(要求仕様や管理がとても厳しい)、工作機械加工業者も東北に拠点を置くようになったりとその恩恵を感じています。私の場合は生産設備関連の取引先が多いので伸びてるところを見ている訳だけど、やっぱり部品製作の下請け業者に参入したところはコスト的に厳しいままのようですが…
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偽りの営業車1.5号 | 日記
Posted at
2022/06/15 16:50:53