営業車選びの葛藤については繰り返し書いていますが、整理の意味でまとめ直してみます。
□乗り換えの目的
・モンデオが13万キロを越え、足回りの異音が酷くなってきた。ボチボチの電装関係の故障も出てくるだろうし、燃費が高速巡航で12キロ/L程度+ハイオクではさすがに厳しい。
□営業車の条件
・マイナー車種であること
・2L未満の排気量、1.5トン以下の車重
・ハイブリッドは不可。冬場の意味ではディーゼルは避けたい
・ガラスハッチクーペが理想だが、4枚ドアならセダンが好み
・右ハンドル、CVT不可 MTが好み
・600キロの高速日帰りが無給油で出来て、快適なこと。高速道で700キロ以上の航続距離があるのが望ましい。
・中古車の場合、部品や整備書の調達が容易なことが望ましい
さらに今回の乗り換えに関して、
モンデオよりも高速燃費が良いことだけは譲れない条件と思っている。
今のところ候補としては
新車部門Cセグ:アクセラセダン15S
新車部門Dセグ:アテンザワゴン20S
2L未満のクーペでガラスハッチの新車は絶滅危惧種になってしまったので、新車部門はこの2台のどちらかで終結と思っています。フィット3ベースのSUVがガソリン+MTで出てきたらとは少し思いますが、多分出ないでしょう。情報収集もしていません。
価格、使い勝手、維持費、そしてオーディオ装備で見るとアクセラセダンが優位なのですが、唯一の不安は1.5Lの高速巡航のみ。日帰り700キロが繁盛期には5回/月くらいは有るので、幾ら燃費が良くてもストレスをためるような車両ではイカン訳です。シートもそれなりのが欲しいが、大丈夫だろうか。
個人的には、アクセラセダンの15Sの装備内容ままで2L6MTが欲しいのですが、適わない。2Lが選べるハッチになると(来春2L6MT追加予定)、私にとって過剰な安全装備とガジェット類が不満。ハッチでモノを積むなら、6ATになってしまうけど、アテンザワゴンの20S(CX-5もイイかな・・・)で値引きを期待、と言う気持ち。
ただし、アクセラ以外の2台は車体サイズは勿論だが、やはりオーディオ設定の点で魅力が落ちる。アクセラに採用されたダイヤルコマンドは、高速を多用する自分にとってかなり魅力的に映る。欧州仕様ではこの3車全てにあのダイヤルが付くのだから、後日MCで搭載される可能性もあるわけで、となれば来春までに乗り換えすると残念な気持ちになるのは必須。
かといって、あのダイヤルの為だけに1.5Lを選んで後悔しないかどうかは(まだ試乗さえしていない現時点でも)自信が無い。
アクセラの車体内容や仕様書を見れば見るほど良い作りをしていそうなのがヒシヒシと伝わってきて、長く乗れそうなクルマだけに2L6MTのセダンが無いのが本当に残念だ。あと4年以上は作られる車種なので、今後に期待できるだろうか?
まぁとにかく、新車部門ではマツダがココロに刺さっている唯一のメーカーという事になるね。
13日発売のMFI別冊マツダ特集を待とう。
さて、併せて探しているのは中古車。
中古車となれば、短期間で償却できるという経理上優位な事もあるので、モンデオを買った時のように5年落ちくらいの格安で装備の良い程度良車両を狙いたい。となると、不人気車の欧州車がターゲットになるのは必然。
となれば、クーペが欲しくなる。
何度か書いてきたw203スポーツクーペが筆頭になるが1.8Lのモデルを選ばないと、簡単に13年以上落ちになってしまう。モンデオ購入店にまだ2LSCの程度良い車両があり、特にスライドルーフに惹かれているが、2002年モデルではモンデオと変わらないので、足回りゴム部品、プラ部品のある程度の手入れをしてからの乗り出しになるだろう。それで直ぐに13年落ちで税金上がるのは辛いところだ。かといって1.8LSCの後期モデルの中古車情報を漁ると、値付けもまだ落ちきっていないし、2桁万円の車両は少し程度が悪目なのも悩ましいところ。禁煙車も少ないね。
やはりこのクルマについては、所有してハンドルを握ることへの満足感を得られるかどうかが鍵だろうか? 特に高級ブランドへの憧れみたいなのは無いので、下駄営業車として使い倒したいのだが・・・ 部品の入手性や、トラブルに対しての情報量は、全く問題無さそうだから、ボチボチ直しながら乗ると言う今のスタイルで乗り切れるか?
3ドアハッチの308GTIについては、色々と調べるところによると細かい故障が多いのが引っ掛かるのと、どうやら日本発売モデルが中途半端なローカル仕様だからなのか、VINコードでの部品の決めうち(特に電装品)が出来ないらしく、現物をばらして品番確認してから部品発注、と言うケースが多いそうだ。だから正規ディーラーでも工場入庫の期間が長いらしい。おまけにエンジン周りの部品もASSYが多く、ミニで発注する方が細かい部品を取れる、などなど、DIYユーザーにはハードルが高そうな話ばかり聞いてしまった。やはりラテン車は保証のある新車、中古車を買うのが正解のようだ。 ということで、候補から外れた。残念。
やはり自分の使い方ではドイツ車か、と考え、信頼性や部品入手性、情報量の多さから行くとE46のクーペやコンパクトも良いなと思う。のだけど、ちょっとこの時代のBMWは外装、内装、ともに古く感じられてしまう(個人的感想)。1シリーズのクーペは3シリーズと価格逆転しているのが何とも・・・縁は無さそうだ。それより、不動車検切れのR100RSを何とかしなくては
VWはゴルフ6、1.4Lのクロスゴルフ、シロッコあたりで考えたいところだが、DSGのことを考えると認定中古車必須かな。欧州でDSGトラブルについては情報があまり見当たらないからなぁ。中国だと報告例が多いのかもしれないが。
欧州フォード、新車のフィエスタも気になるが、やはりこちらも3~5年後の中古狙いが良いかと思い直している。フォーカスもそうだが、新車に飛びついて買ってしまうと、その後の値引き販売が悔しくて悔しくて・・・という自分の姿が容易に想像できる。フィエスタSTなら諦めもつくだろうが。
フォード系で考えると、ボルボのC30。装備が豪華で排気量と燃費の落ちる2.4SE。安くて良い個体があればチェックはするが、市街地燃費が駄目らしいのは悩ましい。予算が大幅アップになるが、マイチェン前のおとなしい顔のC70に飛びつきたいが、車重も排気量もオーバーでは、燃費も合わせての維持費でも難しいか。営業車としてはNGだ。まぁ、C30は鉄板ですな。
モンデオの時のように、買うつもりは無くちょっと見るだけのつもりが、程度が良すぎてつい買い換えてしまった、と言う事も有るかもしれない。
中古車はタイミングだよね。
~本日のまとめ~
・タイトルの創元SFの10月新刊は面白いのだろうか?店頭でちょい読みして面白いかなと思ったが、作者は知らないのに上下巻で1,700円以上。これで買って途中から苦行になったらしんどい。書評が出てから読もうかね。
・本文中にも書いたが、フィエスタは検討はしないことにした。幾ら欧州で受け入れられたと言っても、1Lのエコブーストはアクセラの1.5に毛の生えた程度の性能アップしか無さそうだから。これが欧州生産のSTが導入だったら、揺らぐかもしれないけれど。
・フィエスタよりも、来年出ると噂の新型デミオを待った方がと個人的には思う。マツダのデザインに期待。
・国産車は部品やアフターパーツが安いねぇ。205/60の16インチなんて特殊サイズは高価だろうと思ったら、既に大衆車サイズなので、松竹梅から予算次第でよりどりみどりなのですね。逆にアテンザのタイヤサイズはマイナーなのか、選択肢は限られそうだ。