
仙台の海に近い地域でも朝の冷え込みが厳しくなってきた。
簡単に仙台市と言っても、西端に位置する作並あたりと比べると、東側平地あたりは積雪も少なく、快適に過ごせる。それでも明け方の放射冷却現象は、簡単に自動車の窓を凍らせてしまう。
一昨日の朝7時過ぎ。仕事で使うレンタカーを借りに向かおうと、モンデオを走らせた。途中踏切で待たされている間、携帯やらの充電器を出さなくちゃ、と、助手席側のグローブBOXに手を伸ばしたら。
『パキン』 という弱々しい音とともに、レバーの手応えが無くなった。
タイトル写真の状態になり、グローブBOXはびくともしない。
なんてことだ・・・
最近ディーラー巡りで車検証を頻繁に出し入れしていた(セールス諸氏が開閉していたし)のが劣化原因なのだろうか(笑
寒いからなんだろうね。
レンタカー屋の駐車場でドライバー等を使って無理やり丸ごとグローブBOXを取り外し、充電ケーブル類の回収に成功。モンデオはレンタカー屋の駐車場で2泊3日の放置になるが、グローブBOX内部照明は開閉に連動していないので、バッテリー上がりの心配は、ご無用。
しかしながら、クルマの売買するにあたって車検証入れの入っているグローブBOXの動作が悪いと、査定士の印象も良くないし、直すべきだろう。
ということで、金曜の本日分解と修理をした。
車体から外されたグローブボックス。解除のレバーは、全く機械的な手応えが無く動作する。
内部機構のリンクかレバーが外れたか折れたかしているのだろうか。
裏面にトルクスネジ3本緩めてユニットを取外す。
板バネが出てきたが、グローブBOXを取り外す時に大きく揺らして外れたのだと思う。これはロック部品の上下の板バネで、マウントステー側も損壊は無かった。
レバー部品を取り外し構造を確認する。上下にスライドするロック部品を操作する、レバー側の水平アームが折れたようだ。やはり寒くてプラ部品の柔軟性が失われていたのだろう。
ここで、TALKFORDを検索したら、どうやらこのあたりが壊れて居る人が多いようだ。
PartsFordUKでもアッシー23ポンドで販売しているから、丸ごと交換が吉だろう。
DIYで修理している人も、考え過ぎなのか手間をかけた修理をしている。
自分は、レバー部品の割れたトコロをカッターで修正し、穴をあけ、M3のネジを組み込んでアームを再現することにした。お気軽修理。
取り付けたネジが明後日の方向に向いているように見えるのだが、別に失敗したわけでは無い。ねじ穴をドリルであける際、レバー本体側の肉厚を確保するため位置をずらしたのだ。さらに、スライドするロック部品ときちんとかみ合うよう、角度調整して固定しすると、この角度になる。写真に写っていない部分に工夫があり、プラにあまり負荷がかからないようには配慮した。
車体に組み付けて、スムースに動作してくれた。このレバー、引っ張ってのストッパーにはゴムのクッションが使われており、手当たりが良いし、BOXの開閉ではオイルダンパーが付いてスムースに引っ張れる。ほんと、細かいところにコストをかけたDセグ車だと痛感。
そうそう、取り外して気がついたのだが、このグローブBOX脇にはヒューズの説明が貼ってある。出先で困った時にマニュアルが無くても対処できるようになっているのだね。素晴らしい。
取付けを終え、動作確認していたら、カーマットの上に見つけた。

折れたアーム。
修理は30分ほどで終了。
メーター照明の次は、プラ割れ。面白いように細かいところの故障が続くものだ。
モンデオも乗換えをして欲しいのだろうか?
それとも、各ディーラーで最低限の査定をされドナドナ直前と言うことで、すねているのだろうか?
ココで情がうつってしまって、直して乗る・・・と言うことにならなければ良いのだが。
~本日のまとめ~
・年明けにデトロイトで公開されるという、アウディのA1とA3の間の2ドアSUVがとても気になる。まぁ、新車では買えないだろうけど、登場は何年後だろうか?クーペSUVなり、シューティングブレークが流行の兆しが出てくれば個人的にはとても嬉しいねぇ。
・BRZアウトバック(勝手に命名)、ベストカー誌では発売されるのでは?と書かれていたが、どうだろうかねぇ。あのプラットホームで4WDにするのを親会社が許すのかどうか。前澤先生のデザイン評価は良かったが・・・
Posted at 2013/12/13 12:48:08 | |
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モンデオ問答 | 日記