86とBRZが出てきた。最初はガラスハッチでないので営業車対象外と思ったけど、「タイヤ4本と工具箱や装備が積める」という、なんかDC5が出てきたときのような説明をみつけた。
写真でみると、トランクの開口部分の面積は奥行きは確かに狭いけれど、高さ方向はしっかりありそうだ。リヤシートが1体型で倒れるのは残念だが、2mの長尺モノが詰めればいいし、自分の車で運べないものはレンタカーや運送業者に頼むので、まぁ問題ないと思う。カミさんのシャトルもあるし。
ということ(?)で、積載性は合格だろう。
高速GTとしての資質は(乾燥路なら)問題ないだろうし、あとはデザインと価格と運用コストを考えてみた。
素のモデルの色々な写真や動画を見られるようになって、外観のカタチ的には嫌いではない。思っていたほどサイズも大きくないし・・・2000ccで手ごろなクーペとしてシッカリ成立している。
フォグ・ウィンカー周りがシンプルな分、スバルの顔の方が好みかな。気になる細かいところは、写真に書きこんでみた。一時スバル版は
GTウィング付けてきてどうな る事か!と思ったけど、東京MSではクリーンなデザインを前面に押してきてくれて安心した。 エアロの小物がガチャガチャ付き始めると萎えちゃうんだよね。
対して86の方はフォグ周りの形状がスマートでないのと、内装の赤皮の使い方が気になるくらい。
意外と貧相な初期装備なのも個人的には好感触。さすがにレースベースは避けたいが、乗用車グレードでも最低装備に近ければ250万円で乗り出しにも出来るなら、嬉しいね。消耗品は国産だから安いだろうし、そもそもアフターパーツが充実するだろうから、足回りとかは純正の中古部品で困ることもないだろう。維持費は外国車よりも安く済むだろうし、故障時の部品手配も国産が好ましい。
燃費は100キロ高速巡航で瞬間燃費14km/L超えてくるなら魅力大だな。DC5がそれくらいは楽に出していたので15以上になるならさらにイイ。6速ODが燃費設定になるだろうから、MTとATはどっちでもイイや。
個人的に気になるところ
・保険料率どんなもん? なんか、飛び上がりそうな気もするが。新車だと低い値からスタート?
・ダートラ用に15インチも履けるようになっているとか。素が215/45-17だから15インチだと205/60か215/55になるのかな、このサイズのタイヤは一般的なのか? 夏16インチ冬15インチで行けるのか?
・FRで冬を乗り切れるか… まぁ、横滑り防止装置が付いているし大丈夫かなぁ。
・STIバージョンは1.6Lターボを搭載するとの噂。いつ頃出るのかは分からないがテンロクなら2LNAと税制も変わらないので、飛びぬけて燃費が良くならない限り、現状では興味は出ない。
VIDEO
クーペに戻るなら『国産でBRZか86の新車』という選択肢が選べるのは、単純にうれしい世の中になってくれた。でも、同価格帯のライバルは多数なので、飛びぬけて良い何かが欲しいところ。願わくは、それがハンドル握った時の楽しみであってほしいナ。
◆12/6追記
トラックバックしていただいた「せお。」さんのとこの動画で、GT300のプロト車だとサイドウィンカーがミラー下のとこになってるのに気がつきました。こっちの形状がシンプルでいい。あと、テールレンズも北米で発表したコンセプトモデルだと、クリアじゃなくて真っ赤だった。これもこちらの方がいいなぁ。
さらに追記
topgearのUKサイトを見ていたら、
BRZの試乗記事を発見
あの3名のインプレ出ないのは残念ですが、そのうち取り上げてくれることでしょう。
この中で下記の文章に期待が持てた。(てけとーな意訳)
『シロッコよりも容易で、TTよりも機敏で、370Zより排気量は小さいけれど巧妙。
同程度のホットハッチで、この満足を与えてくれる車両は見当たらない(ルノースポールクリオは除く)』
クリオRSはキャプテンスローに乗せてボロクソ言っていた気がするけど… まぁ、おおむね褒めていると思われ。英国では26000ポンド~ということで民間人のコメントは高価すぎると言ってるけど、英国の日本車は現地生産でないと高価だからそんなもんだろうなぁ。今の為替を別にして感覚的に350万円~のカテゴリーになるのか。
こちらの試乗車も群馬で乗ったみたいだけど、左ハンドル仕様。ボンネットのバッテリー位置が車体右に移植されているのに気がついた。
ちょっと前に見たテレビのニュースでも、群馬でのパイロット生産がきっちりラインで動いていたし、本気でやる気だね、トヨタは(笑
Posted at 2011/12/05 17:00:58 | |
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