
自分は運転するとき、左足ブレーキを多用している。と言っても、コーナーでエンジン回転を下げたくないから左足ブレーキを使っているわけではないし、グラベルで姿勢制御のためにちょんちょんと踏むわけでもない。
特定の状況、特に低速で走っているときには右足でペダルを踏み換えるよりも左足でブレーキを踏んだ方が安全である事に気がついてからは、左足ブレーキを積極的に使うようになった。
例えば、
・右左折の交差点内や、発進後に速度が安定するまで。
・高速道路のSA内や、デパートなどの駐車場内での移動
などでは、特に意識して左足をブレーキペダルのうえに置いて運転している。
今日、ひやっとする状況になった。せっかくのドライブレコーダーなので、切り出して編集してみた。
停車中からこのクルマは怪しいなと思っていたので、こちらは左折を大きめに回っていたし、クルマの動きにも注意していた。ブレーキを踏みつつもクラクションを鳴らす余裕はあったが、実際はアクセルを踏み増して加速に移っている状態だったので、右足でブレーキに踏み換えていたとすれば、もう少し緊迫した状態になっていたと思う。
ドライブレコーダーの記録だと、この減速で1G以上が記録されて自動録画になっていた。助手席の上に置いていた荷物が全てすっ飛ぶくらいの減速だ。
左足でブレーキを踏むことに賛否両論であることは知っているが、慣れてしまうと踏み間違えが無い分だけ確実だし、踏み替えの時間が少ない分だけ急制動に有効だと、個人的には実践している。
オートバイでは教習所や試験場で、前ブレーキレバーに指をかけていたり、右足の後ブレーキペダルにつま先を乗せっぱなしだと減点される。不意の飛び出しのないコース内ならそれでも良いかもしれないが、実際の路上、特に市街地走行では話は別だと共感してくれる人も多いと思う。
加速は誰にでも出来るけど、制動は難しい。特にとっさの反応でブレーキを踏み付けることが出来なくて後悔はしたくないと、”考えて”運転を工夫するのも大事だと思う。
Posted at 2012/04/18 22:48:26 | |
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