
ワルデガルド御大(68歳)が、TA63セリカGr.Bとともに新城ラリーでデモランをしたそうで。
なんて素敵なんだ!! 助手席にお客さん乗せてのデモみたいだけど、楽しそうに振り回している。
FRで350馬力以上(多分ブースト落としてるけど)で、超重ステ重クラッチのはず。
TA63 いわゆるセリカツインカムターボグループBは、デビュー2戦目の1983年アイボリーコーストでアウディクワトロを抑えて1位と3位で初優勝。アイボリーコーストは4600キロのコースなんで、耐久性が鍵だったわけで、ドライブシャフトとデフの数が少ない分だけ、セリカがマッチしてたのだろう(嘘) 事実、翌年以降のサファリで3連勝して、グループBでも耐久性ならFR有利という印象を付けてくれた車両だった。
当時はクワトロ好きだったので、このセリカツインカムターボはあまり好きではなかったですね。
んで、このTA63セリカは国内に1台もなかったんだとか。今回のために持ち込んだって言う話だけど、どこかでサファリ仕様を展示してなかったっけ??あれはレプリカなのかな。
まぁ、ホモロゲモデルで20台しか製作されなかった筈だし、日本になかったとしても納得。
しかし、幾らグラベルだとはいえ、この手のクルマを今でも振り回せるってのはすごいなぁ。ミシェルムートンもクワトロS4をスタジアムコースで転がしてたけど、やはり70~80年代のラリーやF1ドライバーは、体力と腕力が超人だったってことですね。
最近、かなりの老齢元ドライバーの当時車両デモランがしばしば見受けられますが、よぼよぼでもひとたび車両に乗ってしまえば、みんな化け物デス。
ということで、フォード+ミニのワークス撤退とローブの半引退で来年のWRCは明るいニュースが少ないのだけど、カルロスサインツが来年VWからWRCにスポット参戦するかもと言う噂に、今から期待しています。 オじぇより速かったら面白いね。
Posted at 2012/11/09 17:20:27 | |
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