
宮城県の東北道で、追い越し車線を走っていた車両が後ろから追いついてきた車両のパッシングに、追い越し車線のままでブレーキをかけて停車。後ろの車両も停車。そこにトラックが追突して死亡事故に。という事故が起きたばかりですね。
2台の運転手がどういう精神状態だったのかは推測するしかないのですが、どちらかが冷静であれば発生しない事故だったはず。
私が思うルール的には(道交法とはそぐわないかもしれませんが)
『追い越し車線を走っている車両は例えどんな速度で走っていても後続車が追いついてきたら、走行車線に空間をみつけて車線を譲る』
『後続車は、走行車線にスペースが無い場合に前走車が車線に留まる事を許容し、煽るような行為はしない』
『後続車は左からの追い越しはするべきでは無い、追い越し車線が空いたところを追い越すべき』
『追越し車線から走行車線に移りたい車両が居た場合、走行車線の車両が速度調整してスペースを作ってあげる、航続に迷惑が無い程度で少し減速して抜かれやすくする』
高速道でのトラックドライバー間ではこんな感じの暗黙のルールが出来ているように思います。コレが判ってトラックの運転の邪魔にならないように注意しておけば、夜の高速道は思っている以上に快適に走れます。
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深夜に東北道を走っていて、大型トラックを追い越している前走車に追いつきました。こちらは105キロのオートクルーズを解除して大型トラック1台分の車間を取ります。
トラックを追い越し終わり、走行車線はガラガラなのに前走車は走行車線に戻ろうとしません。私が大型トラックを追い越し終わっても追い越し車線のまま85~95キロ位でフラフラと走っています。車間を保って合わせて走ります。
バックミラーを見ない人なのかもしれないので”後続が居るよ”と言う意味で短いパッシングを1回入れました。
それでも走行車線に戻ろうとしません。今度は気づかれるように2秒くらいのパッシング。速度が100キロくらいまで上がってきましたが、走行車線に戻ろうとはしません。
このまま暫く膠着して走行車線に大型トラックが2台連なっているのを追い越す形になりましたが、そこで道路が上り下りの少しコーナーが続く区間になりました。時速100キロで走っていたはずの前走車はみるみる速度が落ちてきて走行車線を走る登坂で失速気味のトラック2台と併走する形に。 私と前走車との車間は当然詰まりました。
道路はコーナー続く状況で、左にトラックと併走しながら前走車と詰まってしまうのはこちらが待避するスペースが無くなり危険です。 そこで速度を上げてくれ、と言う意味でパッシングして前走車に車間のつまりをアピールしました。
前走車はゆっくり加速して暫く追い越し車線を走っていましたが、トラックを追い越して平坦な直線路になったところで100キロでの走行。そして、タイトル写真の通り目の前でブレーキをかけてくれました(タイトル写真)めいっぱいまで車間が詰まりましたが、そこで左ウィンカーを出して走行車線にゆっくりと移動してくれました。
車間を空けていたし、ある程度怪しいと予期していたのでこちらは驚くこともなく減速をすることも無かったのですが、流石に少しイラッと来たので追越し時の車間は詰まってしまいましたし、前走車が走行車線へキッチリ戻らないので、幅方向でかなり近づいてしまう追い越しになってしまいましたが・・・
前走車の運転手はどういうことを考えていたのでしょうかねぇ。ドライブレコーダーを見ると、追いついてから車線を譲ってくれるまで6分ほどなので10キロほど嫌がらせ?をされていたことになりますね。 後ろに付いていないで左からさっさと抜けよ、と考えていたのでしょうか?いずれにせよ前走車のドライバーは冷静に運転していたとは思えないですね。
欧州でも追い越し車線をだらだら走る車両が増えていると、大矢アキオ氏のWEBCGコラムにもありましたので、世界的に共通の事象なのかなぁ。
後ろから追いついてきた車両には車線を譲るというルールに順えば、お互いに嫌な思いもせずに走行できたのに、と残念に思います。
高速道を走っている人で事故を起こしたいと考える人は一人も居ないでしょう。安全かつ快適に目的地へ到着するためにも、冷静にルールを守って走りたいですね。
~本日のまとめ~
・仙台市内でスポーツクーペのご先祖様に遭遇。
ファミリアのNEOでしたっけ?お尻だけ見るとホントにソックリです。(当然スポーツクーペの方が新しい)
この写真の左上がCクラススポーツクーペのお尻。
Posted at 2014/12/20 12:18:52 | |
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