1966年4月の大阪天王寺駅前

おはようございます。

相変わらず都内での新規感染者は2桁ですが今のところ大きな第二波のピークにはなっていませんね。　今まで何が奏功したのかよく分からないまでも日本のコロナの感染者と死者数が各国よりも低かった様にこのまま第二波も来る事なく推移するのかもしれません。　それもまたありがたい事ですね。


さて、先日大阪在住の大学時代からの友人とメッセンジャーでチャットしているとこんな写真が見つかったと見せてくれました。

1966年4月の大阪天王寺駅前の写真です。

私はまだ15歳で府立の高津高校に入学したばかりの頃です。
東京オリンピックが1964年でしたからオリンピック後2年経ちいよいよ日本が高度経済成長の波に乗り始めた頃ですね。　ビートルズの初来日はまだ先の事です。


母の実家が住吉区のおりおの橋の近くにあったのでそこへはバスで行くか、今でも天王寺駅前から出ている阪堺線の路面電車で我孫子道まで行くかでした。

そう言うわけでこの天王寺駅の写真も個人的にも非常に懐かしいものです。

よく見ると色々な事が分かります。



当然ですがあべのハルカスはありません。　と言うより近鉄百貨店はどうなっていたのでしょう。　この頃はまだなかったのでしたか、よく覚えていません。


天王寺駅のステーションビルも今と形が違いますね。
北側に後からホテルが追加されたのだったと思います。


駅前の交差点の写真も興味深いです。




市バスのデザインが懐かしいゼブラ模様です。　塗装費が高いとしてより簡単なデザインな変わりましたね。


その隣に居る軽トラはよくわかりませんが更にその隣に居るのは時代的には発売直後のホンダS600でしょうか。

注目を浴びていますね。








手前に横切っているのはマツダの三輪トラックですね。　T2000ですかね。　まだまだ三輪トラックがたくさん走っていた時代です。

右手前はダットサントラックでしょうか。


更に友人と話していて天王寺駅の表示に当時の国鉄と並んで南海電車の表記が有るのに気づきました。

南海電車は今では難波駅始発ですが当時は天王寺駅前南端にプラットホームがあり天王寺駅から天下茶屋駅まで電車が走っていました。

同時に天王寺駅前に地下鉄の出入り口も見えますがこれはまだ御堂筋線の天王寺駅だけで谷町線はまだ東梅田駅から天王寺駅までは繋がっていなかったと思います。


一枚の写真を見るだけでも懐かしい昔の事を思い出すものですね。

楽しい時間でした。

H君、ありがとう。