4月の後半、3年2か月ぶりの出張で九州に行きました。
長崎空港で出てきた車はこれ。
ダイハツの小型SUV、ロッキー、の兄弟車のトヨタ、ライズ。
個人的な事情で、セカンドカー、サードカーとして、小型SUVに興味があったのでちょうどいい偶然でした。
この車で、長崎、熊本、大分と3日で400㎞余りを走行しました。
驚いたのはそのシャシーの性能の良さ。
高速をすっ飛ばしても全くしっかりしているのです。
すっ飛ばすと言ってもこの車は1.2LのNAですので、大したパワーはありません。
しかし高速でそれなりの速度で走って、加減速しても、全く安心して走行できるのです。
高速で100㎞以上連続で走っても全く疲れないのです。
フランスやイタリア、ポルトガルでルノーの初代キャプチャーだとすごく疲れてしまいます。
日本の高速道路の速度域では安心して走れるボディーとシャシ。
室内もシンプルで機能的です。
CVTのスティックシフトで、坂道に応じて変速モードで+-で走っても全く違和感なく加速できます。
このトヨタ・ライズ、顔は最近の平家蟹のようなトヨタ顔です。
ボディーは全長が短く四隅にタイヤのある四角いプロポーションです。
顔はともかく、このカラーは鮮やかでいいですね(^^)
リアはテールライトが高級感を出そうとしているのか複雑なデザインです。
内装は奇をてらっていなくて極めてシンプルで使いやすい。
ベースグレードのX以外は、液晶での表示メーターのようです。
私も2000年代初めからの2代目プリウスや、当時のルノー車で液晶での数字メーターに慣れたこともあり、また老眼になってきたせいか、スポーティーさを感じさせるカッコよく渋いアナログメーターより、数字が瞬時に読みやすい液晶メーターの方が好きになってきました。
ベースモデルのXにも衝突軽減機構などの安全装置は標準装備されており、前車追従クルコンはXモデルにはついていません。
個人的には渋滞時や混雑時に便利な前車追従はあった方がいいですね。
1L、1.2Lカークラスとしては充分以上に広い室内。
トランク容量を考えると遠乗りは2人か3人までが最適でしょう。
ダイハツの20数年振りのSUV、ロッキー、とその兄弟車のトヨタ・ライズ。
個人的にはロッキーの方がスタイル(顔)も車名もしっくりくる気がします。
エンジンと駆動の車種展開は、ロッキーもライズも同じで、4WDは1Lターボのみで、2WDは、1.2Lガソリンと、1.2L+モーターのハイブリッド。
4WDは、1040㎏、2WDのガソリンは1t切り、ハイブリッドは1060㎏。
1Lターボは、98馬力14.3kgm、1.2Lガソリンは、87馬力11.5kgm。ハイブリッドはそれより少し弱い1.2L+モーター。
個人的には、SUVなのだから4WD、ターボでトルクが出やすいのでやはり4WDでしょうか。
低燃費で高座席の視界を愉しみたいなら2WDのハイブリッド、車両価格も格安で済ませたいのなら2WDのNAエンジンのベースグレード。ベースグレードでも衝突軽減装置は付いているようです。
リアはダイハツもトヨタもエンブレム以外は同じようです。
トヨタは平家蟹ならダイハツはハムスターかカワウソみたいな顔でしょうか。
スバルの兄弟車REXは、外見はダイハツと同じで、車種は2WDの1.2Lガソリン車のみです。同じグループでもスバルはまだ外様だからかな。
RAIZEはまあまあの色のバリエーションがあるみたいですね。
最後の3台は、同じ色で屋根がブラックのコンビ塗装。
黒い色は日光や熱を吸収して、夏は激暑になるだけだと思うけど、、
もっといろいろなカラーバリエーションあれば楽しいのに。
九州で400㎞走って、シャシのしっかり感、ボディーの操縦性が驚くほど良かった車、ロッキー/ライズ。
現行のリッターカーの中では、近所乗りの足車として自分が買ってもいいと思う車でした。
自分が買うなら高くて燃費が良くないけど、4WD、1Lターボの、追従クルコン付きの最上級グレードかな。コミコミで300万円近くしそうだけど(^^;;