44loveのブログ一覧

　天気のいい日曜日の昼頃。

　スーパーへの買い物の帰り道。






　週末はメイン道路が観光客で渋滞しているので、遠回りしてみました。

　天気のいい畑道。

　三浦大根の収穫跡かな？





　農作業小屋の横には山桜が見えます。





　春キャベツの畑かな？





　青い海を背景に長閑な風景。





　買い物帰りに寄り道してこんな風景の中をのんびり走るのが好きです。





　そんな三浦半島の休日の午後の風景・・

　32年振りに訪問したローマ。








　32年振りに訪問したトレビの泉。





　観光客でごった返しています。





　そんな観光客が多い旧市街のレストランで昼食を食べます。





　ローマ旧市街の狭い通りから見える空。





　頼んだメニューはラザニア。

　本格的レストランでは前菜に当たるプリモですが、観光客向けレストランでは単品だけでも頼めるので便利です。





　イタリアの家庭料理、美味しいラザニア。

　味は☆4/5くらいかな。

　日本円で3000円くらいでした。

　部下の分のパスタと水とテーブルチャージとチップで2人で1万円くらい掛かりました（＾＾；；

　スペイン広場を見学した後、駐車場に戻る途中でもう一つの有名な観光地に寄りました。






　観光客でごった返す旧市街のこんな狭い路地を通ります。





　ローマ時代からの旧市街の街中。

　この辺の建物は中世からの市街地でしょうか。





　何やら宮殿のような立派な建物の前に人だかり。





　宮殿の前に巨大な噴水と池があります。





　Poly宮殿の前にあるトレヴィの泉。

　古代ローマ水道の終着点、この芸術的な噴水は1762年に完成しました。





　白い大理石でできた噴水と池なので、太陽光が反射して美しいブルーに輝いています。





　正面のPoly宮殿の彫刻と、Treviの噴水の彫刻は18世紀の手の込んだ美しい彫刻。

　噴水の彫刻は2013‐15年にかけて、FENDIの資金提供で修復されました。





　噴水の周辺はこのような人だかり。

　立錐の余地もないくらいです。





　噴水の横側もすごい人。





　この噴水に後ろ向きにコインを1つ投げ入れると、再びローマを訪れることができるという言い伝えがあります。

　32年前にバックパッカーで訪れた時、後ろ向きにコインを投げたかどうか、もう忘れましたが、紆余曲折（商社に自分が取ってきた顧客を盗まれる）があって、32年振りに訪問することができました。





　30年以上もローマを訪れたことがなかったので、トレヴィの泉がどんなところだったか、スペイン広場やトレビの泉やコロッセオがローマ旧市街のどのような位置にあるのか、全く忘れてしまっていました。

　32年経って、本来仕事で訪れる予定だった年から27年経って、ようやくローマを再訪問することができました。

　私がこの仕事を引退する、社会人を引退する序説として、ほんの少しの訪問でしたが、いい機会になりました。





　実は、トレヴィについては、もっと以前、1980年代初めに憧れていたTreviがありました。

　それについては、次の機会に・・（＾＾）

　32年振りに訪問したスペイン階段。







　スペイン広場から見上げるスペイン階段。

　階段に座ることを禁止されたので、階段全容が見えてきれいで、歩きやすいです。

　上に見えるのは、Trinità dei Monti、山のトリニティー教会。





　結構急で長い階段です。





　トリニータ・デル・モンティの前から見下ろすスペイン広場。





　向こうに見えるのはバチカンのサンピエトロ寺院の屋根。





　ローマ旧市街の街並み（の屋根）が見えます。





　向こうに見えるのはローマ郊外の丘。





　32年前、英国在住のバックパッカー（身分は学生兼バイト）だった時代、どんな気持ちでこの景色を眺めていたのか、思い出せません。

　ここに戻ってくるまで30年以上。長い時間が掛かりすぎました。





　目の前の背の高いビルの屋上はテラスレストランかな？





　オードリー・ヘップバーンの大ヒット映画、ローマの休日、ティファニーで朝食を。

　昔、TVで何度か見たんだけど、あまり記憶に残っていなかった。

　英国から帰国後、TVでだけどじっくり見たら、、





　ローマの休日は、可愛らしい若い白人女性と男前の男性のおしゃれなソフトなラブフェアリーテール。

　今から70年前の1950年代には斬新で受けたのかな？

　現実味がなくてあまりのめりこめなかった。

　オードリーもすごく可愛らしい子供みたいな顔だけど、個人的には好みではないので魅力的に感じなかった。





　ティファーニーで朝食を、は、全く入り込めない共感できないストーリー。

　1950年代のソフトな恋愛映画、世界で、そして日本でなぜあれほど大ヒットしたのか、年代の違う私には今一つ理解できませんでした。





　世界的に海外旅行など夢のまた夢の1950年代。

　そんな時代の庶民の夢のようなおとぎ話だったのかな？

　そんなことを考えながら32年振りのスペイン階段を下りていました。

　バチカンのサンピエトロ寺院とその回廊を外から眺めた後、

　再度テベレ川を渡って、有名な場所に向かいます。








　車の駐車場を見つけてそこから徒歩で10数分歩きます。

　スペイン大使館の前、Piazza Mignanelli（ミニャネッリ広場）にある塔。





　1857年に建てられた聖母マリア処女懐妊の像。

　像というより塔ですね。

　キリスト教の知識がないのでこの辺の所はよくわかりません。





　そしてその隣が、Piazza di Spagna、スペイン広場です。

　イタリアでもっとも有名な広場だそうです。

　そしてその横にあるのが、Spanish Steps、スペイン階段。

　世界でもっとも有名な階段だそうです。





　スペイン大使館の前にあるスペイン広場。

　そのスペイン広場の前にあるスペイン階段。

　スペイン階段は1725年にフランス大使の寄付によって完成しました。





　1725年に完成したこの階段は、1953年のこの映画で有名になりました。

　ローマの休日、Gregory PeckとAudrey Hepburnの大ヒット映画。

　主人公のオードリーが階段に座ってアイスクリーム（イタリアンジェラート）を食べたシーンが有名になった、と聞いていましたが、

　今回、写真を調べて見たら、階段に直接座っているのではなく、階段の手すりというか、階段の間にある台に腰かけているのですね。

　階段に直接座ってしまうと、王女様（というオードリーの役）には相応しくない下品な格好になってしまうし、（手）足の長い欧州人の女性にはすごく不自然になってしまう、とても上品に見えないのでなんだか不思議に感じていました。

　それにしてもオードリーのこの食べ方、子供みたいで可愛らしいですね（＾＾）





　1950年代のローマの休日で有名になったスペイン広場のスペイン階段は、ローマでもっとも有名な観光地の一つ、世界でもっとも有名な階段になりました。





　スペイン階段は、現在立ち止まることも階段に座ることも禁止されています。

　ローマに観光に来て、この有名な階段に座り込んで休憩したり、ジェラートを食べる人が多すぎて通行が非常に危険になっていたからのようです。

　この禁止措置は、結果的にスペイン階段がきれいに見えて、景観の向上に非常に役立っているように感じました（＾＾）





　スペイン階段の下のスペイン広場。

　日曜日なので観光客が一杯です。

　上を向いてスペイン階段の写真を撮っている人もいます。





　スペイン広場のスペイン階段下にある船の噴水。

　1629年にローマ教皇のウルバヌス8世がベルニーニ親子に作らせました。





　この日は6月の晴天のいい日よりでした。


　つづく・・