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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2022年05月01日 イイね!

W/Pハウジングと隣の隣のおじさまとプチ散歩

昨日W113_250SLさん用に用意したW/Pハウジングの配管の長さが違う事に昨晩気が付き、
他のを探さなきゃと思っていた中、
確か車庫で一つ見掛けたような?と思っていたので、朝一で車庫に覗きに行って参りました。

途中、コペンさんの燃料計の針は1/4辺りと
いつもよりちと早めなタイミングではございましたが、
いつもの激安エネオスで給油をして参りました。

160円/ℓでした(笑)。

しか~し、ショックな事にトリップのボタンをうっかり押し間違えて
前回のオイル交換からの距離の方を消してしまいました(苦笑)。

仕方ないので次回交換は前回の交換からの『期間』を見計らって
交換する事にしようと思います(苦笑)。

で、車庫に行ってみると、一つだと思い込んでいたハウジングが
二つともあっていささか驚きました。



二つとも、、、というのは、
計算上外れているハウジングが3つあってもおかしくはないとは思っていて、
そのひとつが昨日準備をしていたもの、
つまり岐阜から来たエンジンから外したものだったわけですが、
残りの二つの内、一つは車庫で見掛けた気がするけれど、
ひょっとしたらもう一つの方は捨ててしまったかもしれない、、、
と思っていた中、両方ともあった、という話なのですよね。

因みに右が1272010601、左が1272010401という品番の物で
前者は220君に最初から付いていた物、
後者はヤフオクで買った京都から来たエンジン、
つまり今、220君に載っているエンジンに付いていたもので、
今、220君のエンジンに付いている物は後で新品で買った物なんですよね。

で、前者が求める物だったのですが、
面白い事に、250SLさんのハウジングと同じ品番でありながら、
違う場所にそれが記されているのですよね(笑)。



実は車庫に行くだけなので誰にも会わないだろうって事で
起きたままの寝間着姿で出掛けたのですが(笑)、
折悪しく、というのか、カラカラ音が聞こえてきて、私の車庫の前を
タイプは確認しませんでしたが新しいMBのディーゼルが通り過ぎました。

あらっ?あれはひょっとして隣の隣の車庫のおじさまかな?

果たしてそれはまさにそのおじさまで、一寸後に私の車庫で寝間着姿でご対面になりました(恥)。

とはいえ、久しぶりにおじさまと話が出来て嬉しかったです(笑)。

あれっ?車は?と訊かれたので、
ざっとこのブログに書いてあるような顛末である事を説明しました(苦笑)。

おじさまも最近、何かの部品で苦労された事があったようです。

でね、実はおじさまが最初におじさまの車庫の奥の方に一旦入られた時に
チラッと車庫の方を見てみたのですが、
なんと、そこにはまた違う車が鎮座していました(笑)。

しかも、今回のは某スーパーカー(汗)。

おじさまが私の車庫に来られた時に、
あれ、#$%&@*ですか?、凄いですねぇ…、、、と言ったら、
いやぁ、この年でローンだよ~、、、
と仰ってはいましたけれど、私はその話をちっとも信じていません(爆)。

さっきの足車も新しくなっているし、景気が好さそうで本当に羨ましいなぁと思いました(笑)。

おじさま、私との話が終ると、
車庫内でその車のエンジンを軽く吹かしていらっしゃいましたが、
イイ音がしていました(笑)。

ハウジングをサルベージすると車庫を退散~。

例によって一寸お散歩をしながら会社に向かいました。







いつもの気温計は13度でした。



実は昨晩ハウジングの件に気付いた時に、今日が雨になる事が判っていたので、
どうせならオープンにして出掛けたかったという事もあって、
一瞬昨晩の内に車庫に行こうかな?と思ったのですけれども、
天気予報をチェックすると11時頃まで持ちそうな感じだったので、
朝一出掛ける事にしたのですよね。

オープンには丁度良い気候で楽しく走ってくることが出来ました♪

橋、2連発。





で、会社に行くとそのハウジングの状態のチェック&軽いお掃除を行いました。



これを撮影する前、W/Pの取り付け面に残っていた紙ガスケットを剥がす際に
手が滑ってしまってスクレイパーの刃で
久々にざっくりと指を切るというオマケ付きで御座いました(苦笑)。

素人かっ(爆)!
油断大敵ですな。

帰宅後家族には指を切ってアンタは何故そんなに嬉しそうなの?と言われました(大笑)。

で、それが終ると、昨日綺麗にしたものと比較しました。



むぅ~、1272010401の配管部はやっぱり結構短いなぁ。

220SEbのこの部品って2種類あるにはあるんですが、
(特に2枚扉では)極々初期が違うだけの筈なんですよね。

EPCの表示ではこんな感じ。



5番のフットノートを開けるとこんな感じで、



私の所にある3機のエンジンは全てこの5番には当てはまらない時期のものなので、
本当ならすべて同じ物が付いていなくてはならない所なのに
何でかなぁ?って所だったのですよね。
※あっ、よくよく見たら、005の4段目が982になってますね(苦笑)。正解は984だと思います。
EPCもたまにこういうチョンボをやってるんだよなぁ


しかもEPC上では220SEbクーペ用として末尾0401も0601も出てきていませんからねぇ。

で、今回の0601が付いていたエンジンが私の所にあるものの中で一番新しいので
それが250SLに付いていたものと同じだったという事は
220SEbクーペ用と250SL用の最終品番が同じ1152010001であることからすると
これが正解なのは間違いない筈なので、
んじゃ、0401ってそもそも何用なのよ?って話になりました。

で、EPCで逆引きした結果、230SL用である事が判りました。



って言っても、この表を見る限りでは
1272010401も1272010601も同じ物であるようなんですけどね。

んじゃあ、結局220SEbのオリジナルのパーツリストではどうなっているかと
調べてみると、、、



あぁ、やっぱり0601も0401も出ていて、
しかも同じ物として扱われていますね。

それらを同じ物として扱って問題になるのは恐らくヒーターラインとの接続だと思うのですが、
品番変更の順が0401→0601なのは間違いない所で、
という事は例えば前者が付いている車のそれを交換する際には
短い配管から長い配管になるわけなので、
ホースカットの方向で対処出来るから追加部品が設定されていないのだろうなぁ、、、
と思いました。

ホントはこのブログ、お昼から書き出して、
EPCの画像が出てくるところから前は一旦書き上げたのですけれども、
ウインドウを幾つか立ち上げていたら、間違って消してしまい、書き直す羽目に(苦笑)。

それからまた書き始めたら、昨晩珍しく遅くまで起きていた為に睡魔に襲われ始め、
今度はうつらうつらしながらになったので、ここまで時間が掛かってしまいました(苦笑)。

とりあえずワタクシのお休みは今日からだったわけですが、
220君が相変わらず死にっぱなしの中、さて明日から何をして遊びましょうかねぇ…。
Posted at 2022/05/01 17:04:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年05月01日 イイね!

もっとちゃんと調べましょう2

以前、『もっとちゃんと調べましょう』というタイトルで
『ブガッティT41が車の歴史上過去最大といわれる排気量のエンジンを搭載している』
というガセネタをくるまのニュースが流していた事について書きましたが、
今度はAuto Messe Webで御座います(汗)。

なんかね、フランスの『ヴィミーユ』とかいう私の知らない車が、
『世界初のミッドシップ市販車になるはずだった』って書いてるんですけど、
私としては、はぁ?という感じなのですよね。

プロトタイプは1948年のパリ・サロンに出品されたとの事ですが、
それって戦後じゃないですかねぇ。

その上で『初のミッドシップ市販車は1962年登場の「マトラ・ジェット」を待たねばならない』
と言っていますが、これは尚更不正解ですね。

コメントでその部分に関して『はい、違う~』と言っている方がいますが、
その方の言っているルネ・ボネ ジェットI/II/IIIも違うんですな、これが。

正直、私も初のミッドシップ市販車がどれなのかは知りません。
ですが、それより古い市販車は知っています。

1934年から1936年にかけて作られたMBの150(H)がそれなんですよね。

こんな車で御座います。







同じシリーズで130、170というのがあって、それらはVWビートル式のリアエンジン車なのですが、
これはスタイルからも判る通り、れっきとしたミッドシップ車なんですよね。

ボディは画像のスポーツロードスターとスポーツリムジーネ2シーターの2形態があって、
それぞれ5台と6台が作られているらしいのですが、
資料によると後者はkein Listenpreis(定価無し)と書かれており、
どうやら1934年の当時ドイツで最も人気があったとされる
2000kmレースに参戦する為に作られた車両だったらしいのですが、
前者はそれのロードスターバージョンで台数は捌けなかったものの、
6600ライヒスマルクという値段で市販された車だったそうです。

ドイツ語の資料をdeepl訳してみたのですが、それが殆ど売れなかった理由として、

1.値段が高すぎること
2.最低限の荷物置き場さえないこと
3.オープン2シーターはごく一部の顧客しか考えられないこと
4.リアエンジンのコーナリング性能とコントロール性に疑問が持たれていたこと

というのが書かれていました(笑)。

4に関しては(ミッドシップではない)真のリアエンジン車である、
130Hが4300台近く売れている事を考えると理由としては弱い気がしますけどねぇ…。


んで、さらにね、
『F1でさえ1957年の「クーパー・クライマックスT43」が初採用例』と書かれているんですけど、
ワタクシ、レースには疎いので
それが今でいう、フォーミュラのどの階級に属するのか全く判らないんですが、
1922年に発効した2ℓ、650kg以下のフォーミュラの為に設計された、
ベンツのトロプフェンヴァーゲンもミッドシップなのですがねぇ。

車はこれですね。



生産台数は4台。
スポーツカーバージョンも造られたようですが、



結局、市販はされなかったようです。

これを見れば間違いなくミッドシップだと判りますよね。



前側からのエンジン。



一つ前の画像では邪魔なラジエターを外していますが、
こんな感じにエンジン後部上方で冷やす形でラジエターが付くのですよね。

この画像からも判るようにツインカムの6気筒の1997㏄で
最高出力90馬力、最高速度はスポーツカーバージョンで165km/h、
モノポストバージョンで185km/hだったそうです。


繰り返しになりますけど、
この2車種が市販車とレースカーの最古のミッドシップかどうかまでは
私の知識の範囲では判らないものの、
これらは共にMBの世界では結構有名な車種な筈で、
戦前に作られたそれらを差し置いて、よく戦後の車を世界初だとか挙げられたものだと思います。

んで、これらの戦前MBをド無視して話を展開させている割には
デザイン事務所絡みで本物のポール・ブラック師匠の名前を引き摺りだしてきて
そこでそのヴィミーユとやらの薫陶を受けた師匠が
その後MBやBMWなどのドイツ車のデザインを手掛けているとか
実に意味不明なこじつけをしたりしているのですよね。

いやいや、その話の筋からしてなんらかの影響を受けているとしたら
このようなプロトタイプに終わった車ではなく、ドライエの方でしょ、、、
って考えるのが普通な気がしますが…(笑)。

とにかく自動車界の物書きは、無論全てがそうではないのでしょうが、本当にいい加減すぎ。

特にその歴史は新発見が無い限り不変なものな訳ですから、
そうだね、そうだよね、と誰もが納得しつつ読み進められるものにしてほしいものですね。

私もMB以外のメーカーの車種の事については全くのとんちんかんなので、
こういう媒体でこうしてウソが常態化しているのではないかと思わされてしまうと、
そこから得た情報を恐ろしくて知識として蓄えられなくなってしまうのですよねぇ。

こないだのロワイヤルのエンジンの話もそうですが、
とりあえずあまりにも戦前車を舐めすぎで、
物書きでお金を得ている人が世界初、最大・最小・最速等々の一番物を語るなら
先ずはある程度戦前車を学んでからにした方がいいのではないかなぁ、
と思うのですけどね。

昔の自動車雑誌なんかは本当に車が好きな人たち(ただそれぞれ結構偏ってたと思うけど)が
書いていたのだろうと思えるものだったけれど、
今は完全に仕事として向き合っているだけって感じがしてなりません(寂)。

正にやっつけ仕事ってやつだと思います(苦笑)。

アタシなんか、勿論プロの物書きじゃないけれど、
このブログだって検証しまくっていて何時間かけて書いている事か…。

それだって時には間違ったことを書いちゃう事もあるわけですから、
プロの方にはもうちっと真剣にやって頂きたいなぁと思う所であります。

まぁ、プロの方に言わせれば、オマエみたいに暇じゃないよって話なんだと思いますが(苦笑)。

でも、だからってロクに調べもせずに
プロが平然と間違ったことを書いていいって話にはならんと思うのですけどねぇ。
Posted at 2022/05/01 05:28:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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