今日は夕食の後に一つ思い立って、ずっと調査をしておりました。
それは190SLのエンジンの件でして、
先日190SLのエンジンには121921と121928の2種のエンジンがある事を知ったのですけど、
何時頃が分岐点なんだろうか?って思ったのですよね。
で、某サイトで滅茶苦茶な台数を漁って回ったのですけれども、
結果、1961年の8月頃に921から928に切り替わった用だという事が判りました。
必死に車体番号とエンジン番号の両方が判る車を探して回って、
結論を得たのですけれども、
ふと、ひょっとして境目の車体番号がEPCに載っていたのでは?という気がしてきました。
で、EPCを開いてみるとビンゴでした(苦笑)。
車体番号末尾022121以前が121921
(但し、022084~022086、022088~022092、及び022119と022120を除く)
022122以降(但し、上で覗いたものを含む)が121928だと、
しっかり書いてありました(苦笑)。
うえ~ん、オイラの時間を返してくれ~って感じで御座いました(苦笑)。
でもまぁ、これだけでは1961年の8月頃っていう時期に関しては
出てこなかったんですけどね。
因みに921と928で何が違うかって言えば、
私が今判っている範囲では動弁方式が
M180/127におけるポントン式かハネベン式かって事みたいですね。
記憶違いでなければ大昔のベテランクラブの会報だったと思うのですが、
M180はハネベンの時代になって良く回るようになった、、、
と書かれていた記事があった記憶があるのですけれども、
それが間違いない話だとするならば、恐らくそれは
その辺りの違いからも来ているんじゃないかと、勝手に思っています(笑)。
従って、928の方が良く回るのではないかしら?と思っているのですよね。
そうそうその話とは関係ないのですが、
調査中に『あぁっ、これは!』って物を発見してしまいました。
いつだったか以前、ブログで190SLのハードトップのヘッドライナーって、
私の220君のそれと同じようにファブリックだったのかしら?、、、
って呟いていた事があった筈なのですけど、
今回、そのオリジナルらしき物を見付けてしまいました。
コチラです。
破けていて且つシミシミですが、多分これがオリジナルなのでしょう。
恐らくこれは220君のオリジナルの生地と同じだろうと思われます。
やっぱりイミテーションレザーじゃなかったんですね~。
レストアされた190SLではイミテーションレザーの物しか見掛けた事がないので、
そこいら辺りは皆お手軽に仕上げちゃっているという事なのでしょうね~。
220SEbクーペも1963年の初め頃からイミテーションレザーになるので、
190SLもどこか近い時期で変更になっている可能性も高いとは思いますけどね。
しかし、今回調査をしている中で驚いたのは、幌を後付けした車両が結構多いという事でした。
190SLって車体番号の頭が121040と121042の2種類があって
前者は幌無しのハードトップクーペ、
後者はハードトップをオプション装着可能なロードスターなわけですけど、
今回見た、121040の車輛の殆どが幌付きになっているのですよね。
それはそうですよね~。
なかなかハードトップだと降ろすのにもひと作業だから、
幌は欲しくなりますものね。
まぁ、121042の全てにハードトップが付いているわけで無い事を考えれば、
今、121040に幌が付いていれば、自ずとハードトップも付いている話なので、
そちらの方が好都合と言えば、好都合ですよね(笑)。
イカン、今日は早く寝ようかと思ったのに
こんな事をやっていたら23時近くになってしまいました(苦笑)。
それではお休みなさいませ(笑)。
Posted at 2024/05/10 22:52:21 | |
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