ｐｏｒｓｃｈｅｖｉｋｉのブログ一覧

本日、無事に車検手続を終えて戻ってきました。

無事とは申せ、ティプトロニックのフルードやダンパーなどに新たな課題が見つかり、キャリーオーバーしての納車です。

どの順番で手を入れようか…

人間もクルマも、いい加減歳を取ればあちこちトラブルが発生してお金がかかるなぁ…

クルマは健康保険が効かないから、自由診療だし…


ともあれ、エンジンオイルが新しくなって、エンジンは明らかに静かになったような気がします。

これは走行中よりも車庫に入れる際に明確に感じますねぇ。

ああ、静かになったなぁと…


これからも無事に安全運転で走り続けたいと思います。


色々と相談に乗ってくれる我がホームドクターに感謝を…

ブラックかシルバーか…

このあたりのことも自分の中では整理がつきつつある中で…

「二台もカメラを買ったのに、どうしてまたこんなカメラを買うのよ？」

桜を見る会も真っ青な至極真っ当な質問が浴びせられ…


それは…それはね…

このカメラに行き着くために必要なプロセスだったのさ。


んなわけないだろう！

そんな説明では国民は納得しないのよ！


そりゃまあ、そうだけど…

こういうアプローチができるのはニコンだからこそなのよと…


ニコンFやF2に触れることで、Dfから見えてくるものがある…

趣味だから言えることなのだけれど、そんなアプローチがあってもいい…


ほら、現行の911を買った人で、空冷へと先祖返りしちゃう人がいますよね。

クルマの出来はどんどん悪くなるはずなのに、性能や機能はどんどん落ちていくはずなのに、そんなことは百も二百も承知しているはずなのに、それでも少なくないお金をはたいてまで、気持ちを駆り立てる何かが、そこにあるからだと思うのですよ。

ベクトルは真逆だけれど、似たようなものがあるのではないか…


考えてみたら、このような体験が、911の先祖返りに比べたらタダのような低廉な金額で楽しめる今と言う時代は、何と幸せなのだろう…

ニコンFやF2も、当時はそう簡単に手を出せるシロモノではなかったのだけれど、今はヘタすりゃ一回の飲み会で飛んで行くレベルのお金で手が届くように…


残念ながらナローや930はそう易々と手を出せるシロモノではないけれど、ニコンにしてもポルシェにしても、すでにこのような歴史があることが重要なのであって…

他のメーカーがどんなにお金を積もうと、今からこういう歴史を作ることなんて、できっこない…

一見ライカや911に似た「なんちゃってクラッシック」を作るしかないメーカーとは全然違うのよ。


…などと、自分で自分を納得させようとしてみる(笑)