もうしばらくカメラネタにお付き合いくださいませ(笑)
すっかり背面モニターを見ながらの撮影に慣れている私にとって、一眼レフのファインダーと言うのはとっても新鮮なのであります。
M型ライカのように、素通しの光を覗くレンジファインダーとは違って、一眼レフのファインダーは、レンズを通ってカメラ内に入った光がミラーで上方に反射し、ペンタプリズムに導かれていったんは前方に方向を変え、そして後方に方向を変えて撮影者の目に届く…
何とも複雑な方法をよく考えたもんです。
そんな複雑な経路を辿ることもあって、一眼レフのファインダーから見える像は、どうしても暗くなってしまうもので…
ニコンFでもF2でもキヤノンA-1でも同様でしたね。
それがDfのファインダーを覗くと、これまでのカメラとは打って変わってファインダー像はとっても明るくて、びっくりしました。
さすがは現代のデジタル一眼なのだなぁと…
そんで、手持ちのカニ爪の付いたレンズを装着してファインダーを覗いてみて、これまたびっくり!
暗い!暗いのですよこれが!
レンズに異常はないし、絞りだって開放になっているはずなのに…
こ、これでどうやってピントを合わせればいいんだぁ…
焦りに焦ってよくよく考えてみたら、その時はバッテリーをチャージするために取り外してあったのでした。
バッテリーを入れてからファインダーを覗いたら、今度は現行レンズと変わらない、明るい像が見えたのでした。
電池を入れないとファインダー像が暗くなるなんて、そんなこと何を見てもどこを見ても書かれていないですよね。
試しに現行レンズを着けた状態でバッテリーを外すと、やはりファインダー像は暗くなったのでした。
そうなのか…
デジタル一眼の明るいファインダー像は、電力によってもたらされていたのか…
FやF2は、そうしたあたりに電気が使われていないから、電池が入っているかどうかとファインダー像の明るさは無関係…
電池の入っていないDfよりも、ファインダー像はずっと明るい…
そうだったのか…
他のデジタル一眼レフをお持ちの皆さん、バッテリーを抜いてもファインダー像は明るいままですか?
Posted at 2019/12/20 22:02:54 | |
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