我が家の足グルマもそうなのですが、プッシュボタン一発で目覚めるエンジンってのは何とも味気ないものですねぇ。
まあ、そんなものに「味」を求めても仕方ないんでしょうけれど、アイドリングストップの技術なのか、現代のクルマのエンジンの始動のスムーズさって言ったら、心底感心してしまいますよ。
アイドリングストップ機構の着いたクルマなんて、それこそ何百回とエンジンの始動と停止を繰り返すんですから、それが意識されちゃうようではそもそも商品として成り立たない…
そんな中で、テレビを見ていると、エンジンをスタートさせた際にメーターの指針が一瞬振り切れるように動く仕掛けになっているクルマがありますね。
あの指針の動きはホンモノの針ではなくてデジタル画像なんでしょうね。
んでも、あの動きを見て心躍る人って、いるんですかねぇ…
そりゃそうと、我がライツ号2のエンジン、1週間ぶりくらいに火を入れると…
ドルルル…グォ~ン、グォ~ン、ゴォォォォ…と、2度ほど回転が盛り上がってからアイドリングが安定します。
回転が落ちた際にストールしやしないかと心配するのですが、旧式とは言えさすが電子制御、このあたりの信頼性は確かですねぇ。
それでも毎回訪れるこのエンジン始動の儀式のささやかな緊張感は、空冷でないと味わえない感覚です。
んで、出かけた先である程度エンジンが温まった状態で再始動させると…
ドルル…グォォォォォ…と、セル一閃、一発でアイドリングが安定し、これはこれで調子が良さそうでイイのですけど、ちょっと拍子抜けしてしまいます。
キーを捻っている身では、始動するエンジンを見ることができないのですが、主治医のところなどで他のお客さんの個体のエンジンが始動するのを見ていると、にっこりしてしまいますねぇ。
セルの音も初爆の音も、個体によって少しずつ違う…
こういう音でエンジンの調子まで聞き分けてしまうプロの方と言うのは、ホント、大したもんですねぇ。
さあ、例のDVDでも聴きますか(笑)
Posted at 2019/12/23 20:45:16 | |
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