ジムニーさんは曲がるの大好き

ジムニーさん、500kmを突破しました。シフトがやや渋いとかサスペンションがまだ本調子ではないだろうとかそういう部分はありますが、だんだんなじんできました。想定内の部分も多いのですが、結構びっくりすることもあります。

想定外の一つは舗装状態の悪い道でものすごくはねる感じです。めまい持ちの私の場合、例えばベスパでそういう路面を走ると厳しいのですが、ベスパの3倍くらいはねるジムニーさんは今のところ厳しくはありません。サスペンションがちゃんと仕事をしているからでしょうか。

想定外の二つ目はコーナリングです。「まっすぐ走るのだろうか」と思うような頼りなさげなステアリングフィールですが（まっすぐは走ります）、コーナーでは嘘のようにしっとりとしたフィーリングになります。そしてほとんどロールを感じることなく曲がります。

マツダロードスター（NB型1600cc5MT）ではじめてそういう感覚を味わいました。路面に吸い付くように、ほとんどロールを感じないでコーナリング、今まで味わったことがありませんでした。今過去記事を読み返すとそんなことは全く書いていなかった（汗）。

低重心のスポーツカーだからと思っていたあのコーナリングが、ジムニーさんでも味わえたのです（ちょっと大げさ）。高重心なのでさぞかし盛大にロールするだろうと思っていたら拍子抜けです。ショートホイールベースのFRの恩恵でしょうか。

想定外の三つめはそんなに曲がるのが好きなくせして、ゆっくり曲がる交差点ではステアリングをイプシロンの1.5倍くらい切ってやらないといけません。そして戻すのがちょっと遅れてふらふら（汗）。特にいやではありませんが。

納車されて10日ほど経ちますが、大満足です。