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ジクサーは真冬ながら順調に距離が伸びています。480kmほど走り今日エンジンオイルを交換していただきました。一言で言うと欠点の少ない、バランスの取れたバイクです。

さて日本では少数派の155cc前後のエンジン、実は私はレンタルを含めて3メーカーのものを乗りました。いずれのエンジンも私には不満のないパワーで、大好きなカテゴリーです。ここではスペックだけ比較してみます。

ADV160 60.0×55.5 12.0 12kW/8500 15Nm/6500
XSR155 58.0×57.7 11.6 14.2kW/10000 14.7Nm/8500
GIXXER 56.0×62.9 9.8 9.6kW/8000 13Nm/5750

見事なまでに三者三様ですね。ADVは水冷OHCのショートストローク156cc、XSRは水冷OHCのスクエアストロークの155cc、いずれも圧縮比は高目で、規制に合わせて高効率を狙った感じです。

ジクサーは空冷OHCのロングストローク154ccで唯一の空冷の低圧縮、同じく空冷低圧縮ロングストロークのモンキー125が規制をクリアしているのでまあこんなものでしょうか。しかし最高出力が低いな（汗）。

燃費ですがADVは下道ツーリングだと真夏53-54、春は50弱、高速38-40（燃料計誤差3％）、XSRは2021.7の長崎ツーリングで95km走り、控えめに走ったせいか55（燃料計誤差不明）でした。忘れていましたが2台とも結構な燃費でした。

ジクサー150の2021.10のレンタル福岡ツーリングでは満タン法なので詳しくは不明でしたが60を超えた感じ。今のところオレンジジクサーは燃費50くらい出ているようですが、暖かくなったら55くらい出るでしょうか。

＜1/31追記＞2023.5.3の記事にはADV160だと7000回転で89キロ、8000回転で101キロと書いてあります。ジクサー150は計算上7000回転で99.5キロ（メーター読み補正として1.05をかけてあります）。同じ100キロでも、ADVの8000回転よりジクサーの7000回転の方が頑張ってる感が強いかもしれません。

午前午後に分けて近場を走ってきました。レッドゾーン9500回転なのでまずは4500回転リミットですが、これだと平坦な道はぎりぎり行けますがなんかストレスがたまります。200kmまでは4500回転にするつもりでしたが前倒し、100-200kmは5000回転、そして帰りに200kmを超えたので5500回転リミット、これでノーストレス。メーター読み80キロ弱出そうなので、高速さえ乗らなければ十分です。

ポジションは若干前傾でMT-25と同じくらい、それはいいのですがシートがめっちゃ硬いです。以前XSR155をレンタルした時と同じ硬さで、股間が壊れると思いましたが1時間半連続走行しても特に問題はありませんでした。以前2020年式をレンタルした時はなんとも思わなかったので、距離が伸びると柔らかくなってくるんでしょうか。

納車直後はシフトめっちゃ硬い、ニュートラル入りにくい、ブレーキ恐ろしいほど効かない、でしたが100kmも走らないうちになじんで問題なくなりました。シフトの節度感があっていいです。結構よくできたバイクじゃないでしょうか。

今日は雨上がりの曇り時々晴れで10-15度と温かくてよかったです。今後はもう少し寒くなるでしょうけど、防寒を最大限にすれば気温6度くらいなら往復120kmくらいのツーリングは十分できそうです。天気が順調であれば最初の2週間であと300km、合計500km走り、そこでオイル交換します。

仕事が終わって受け取りに行きました。MT-25よりポジションはやや直立でいい感じ。低速トルクは薄いですがまあ問題ないでしょう。明日から4日連続で天気が悪いようで、さあいつまとまった距離が乗れるでしょうか。

今のバイクって妙にシート高が高いのです。CB250Rは795mm、CBR250RRは790mm、レブル250は690mm、MT-25／YZF-R25は780mm、ジクサー150は795mm、ジクサー250は800mm、GSX250Rは790mm、Ninja250／Z250は795mm、ZX-25Rは785mm、です。

レブルを除くと780mmが下限、125ccはというとモンキー125は765mm、GROMは761mmですが、フルサイズになると250ccとほぼ同じです。数年前に製造中止になったエストレヤは735mm、レブルやエストレヤが多少重くても女性に人気だったのもよくわかります。

1991年のカタログ本を見ると、VTZ250が745mm、GB250クラブマンが755mm、CBR250RRが735mm、FZR250Rが735mm、SRX250が755mm、バンディット250が750mm、GSX-R250Rが730mm、ZZ-R250が760mm、ZXR250が735mm、と全然違います。だいたい今のモデルより50mm低い感じです。

日本人の平均身長が5cm伸びたわけでもないでしょうし、いったいどうしてこういうことになったのでしょうか。両つま先がやっと接地するようなバイクだと気軽に買い物というわけにはいかないでしょう。2台持ちのうち1台は気軽バイクにするとしても、125ccの小さいスクーター（ジョグ125だと735mmで95kg）しか選べません。

私の場合は177cm84kgと大柄なので、795mmのCB250Rでも両足がべったり着きますが、乗り降りを考えると余裕しゃくしゃくじゃない感じはします。MT-25は780mmですがリアシートが高い位置にあるので、降りる時そこに足をぶつけそうになります。

昔は860mmのXLR250Rとか特に何も考えずに乗っていましたが、年齢を重ねて足が上がらなくなった、バランス感覚が悪くなった、というのが大きいようです。これを基準にすると、普通サイズの女性の場合身長が20cmほど低くなる分股下はその半分の10cmほど短くなり、760mmくらいなら普通に乗れるような気がします。標準身長の妻もバリオス（745mm）なら乗れてましたし、やはり30年前のサイズがよさそうです。

皆様新年あけましておめでとうございます。

去年を振り返ると、車はワゴンRで安泰でしたが、バイクの方では大いに迷走しました。年またぎのADV160がなかなか納車されず急遽お店を変更して2月に購入、5ヶ月あまりで手放したものの4000kmも走りました。

7月にモンキーを購入しまして4ヶ月あまりで2000km、9月にMT-25を購入して4ヶ月弱で2200km、3台合計でなんと8200kmも走りました。もちろんワゴンR（5000km）を超えてます。これは我ながらびっくりです。

今年はどうなるでしょうか。MT-25は安泰だと思いますが、モンキー125は買い換えになる可能性が70％くらいあります。ジクサー150で果たして満足できるかわかりませんが、動かず後悔するよりは動いて失敗する方を選びたいです（汗）。