2018年02月10日
グッドイヤーベクター4シーズンズハイブリッド(長いな)、やっと雪道テストをしました。気温は-6.5度、路面の状況はガチガチの凍結路には見えませんでしたので圧雪路と言っていいでしょうか。雪は全く降っていませんでした。
最初にごく普通の登り坂、普通に登れるかなと思ったのですが、一時停止して登ろうとするとタイヤが空転して進みません。ESCのオレンジのライトがチカチカと点きます。2速発進も試しましたがNG。ちょっとバックして下ったところでもう一度発進してみて、やっとのことでぎりぎり発進できました。
方向転換したあと同じ坂で下りのブレーキテストは30km/hでニュートラルでやりましたが、5mくらい滑って止まったでしょうか。去年やおととしのテストと大きくは違わなかったと思います。
今回テストしたのはそんなに急な坂ではありませんが、週に1回通る道でもう少し急な登り坂がありますし、去年ジムニーさんでテストした坂はもうちょっと急だったような気がします。若干不安が残る結果となりました。
過去のテストは2017.1ジムニー+純正オールシーズン(Bridgestone DUELER H/T 684)、2016.1イプシロン+ミシュランX-ICE Xi3、2015.1並行パンダ1200+MAXXIS ARCTICTREKKER SP02、とやりました。タイヤ本体で言うと今回のベクターを含めて4つ、あまり差がないような気がします。巷で言われている「オールシーズンはスタッドレスの2割減」というのはそんな感じかもしれません。もしくはオールシーズンは2-3シーズン使ったスタッドレスと同等くらいかもしれません。
車本体と合わせた評価ではやはりジムニーさんがよかったですね。坂を登れないというのが一番困りますから、四駆はありがたいです。止まる方については四駆は関係なくなり、スピードさえ出さなければいいわけですから、スタッドレスとオールシーズンは差がわかりにくくなります。
ただこのくらいの性能ですとスキーに行くのは十分ということになるでしょうか。FFの車に4-5シーズン使ったスタッドレスという場合は普通にあるでしょうし、そういう車がスキー場の駐車場まで到達できるように道を整備しているはず、と想像します。
ところでベクターの通常使用のインプレですが、ロードノイズ大きく、荒れた舗装のところを通るとショックが明らかに大きく、となりますがそれ以外については特に不満なしです。空気圧は指定の1割増しにしてあります。長距離燃費は1割くらい悪化しているようですが、市街地燃費についてはもう少し温かくなってエアコンOFFの状態で比較してみます。
何も考えないで走ると特に問題を感じないことが多いですから、このくらいなら普通にOKという方も多いでしょう。私は悪いところばかり気になってしまいますので、夏タイヤを別に買ってしまうかもしれません(汗)。
Posted at 2018/02/10 21:38:39 | |
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パンダMTツインエア | 日記
2018年02月07日
マイナス6.5度、スキー場での話ではありません。今朝7時半ごろに家でパンダさんのエンジンをかけた時の外気温表示です。幸い窓をガリガリすることなく、エンジンをかけて30秒くらいで発進できました。他の車はガチガチに窓が凍っていましたので、ガラコのウオッシャー液のおかげかもしれません。
瀬戸内は温暖と言われますが、マイナス3度くらいはよくあります。ただマイナス5度より寒くなることはめったにありません。この冬は相当に厳しく、雪が積もらないのが不思議なくらいです。ちなみに今朝の実測値(西日本農業研究センターのホームページ)は7時で-6.3度、8時で-3.6度ですので、誤差は1度くらいでしょうか。
このくらいだとステアリングが冷たいですね。ドライビンググローブがほしくなります。暖房も10分やそこらじゃ効いてくれませんし、シートヒーターがあったらありがたいです。
今日がおそらく寒さのピークで、そろそろ雪道テストをしないと冬が終わりそうです。頑張って出かけないといけません。
Posted at 2018/02/07 08:50:00 | |
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パンダMTツインエア | 日記
2018年02月04日
まだこちらでは雪が積もらず、せっかくのベクター4シーズンズハイブリッドは実力判定ができずにいます。昨日たまたま何かの記事で、JAFの実験でオールシーズンはいまいちらしいというコメントを読んで不安になりました。
JAFの実験についてはホームページでもYoutubeでも見られますが、私にとって一番大事な登坂テストがありました。登りの坂道で発進できなくなること、下りの坂道で止まらなくなること(マックス30km/hくらいを想定)、このあたりが特に気になるところです。平地では飛ばさないのでその他はそこまで気にしません。
で実験結果ですが、12%の登り坂ではオールシーズンタイヤは平地で発進した場合はOKで坂道の途中で発進した場合は発進できず。スタッドレスはどちらもOKということでした。
勾配が20%になると坂道の途中からの発進ではどうやっても途中で止まってしまうようです。タイヤチェーンとオートソックも実験してありますが、スタッドレスとほぼ同じ結果でした。平地から発進して20%の坂道を登れた唯一の組み合わせはと言うと、なんとスタッドレス。
今まで書いたのは圧雪路の結果です。凍結路では9%の勾配で平地からのスタートであってもスタッドレスはNGで、スタッドレス+チェーンではOK。
ちなみに車は多分日産ノートのFF、トラクションコントロールについては記載なし、タイヤは全て新品(皮むきはしてあるんでしょうね)。
この結果をちらっと見るだけでは「オールシーズンタイヤ、いまいちか」ということになってしまいます。しかし「12%の坂道」ってどんな感じなんでしょうか。せめて国道の立体交差くらいの坂道がうまく通れればいいのですが、果たしてどうでしょう。
鳥取県と島根県の県境にまたがるところに「ベタ踏み坂」というのがあります。江島大橋と言うそうですが、アクセル全開でやっと登れるイメージ。この坂の勾配はというと・・・島根側が6.1%で鳥取側が5.1%(汗)。
うーむ、それなら結構急に見える坂道でもオールシーズンタイヤとスタッドレスではあまり差がつかないということにもなりかねません。私の解釈が間違っているんでしょうか。
Posted at 2018/02/04 09:52:15 | |
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パンダMTツインエア | 日記